小田急線「梅ヶ丘駅」のほど近く、羽根木公園の「せたがや梅まつり」に行きました。
去年・一昨年はコロナ禍のため中止だったので、3年ぶりの梅まつりです。
暖かく良いお天気で、梅林では全部で650本あるというピンクや白の梅の花が見事にたくさん咲いていました。
HP HIBARIピアノ教室
Youtube HIBARI PIANO CLASS
小田急線「梅ヶ丘駅」のほど近く、羽根木公園の「せたがや梅まつり」に行きました。
去年・一昨年はコロナ禍のため中止だったので、3年ぶりの梅まつりです。
暖かく良いお天気で、梅林では全部で650本あるというピンクや白の梅の花が見事にたくさん咲いていました。
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ヒバリ教室「新春のフレッシュマン」は キッズだけじゃありませんよ。
大人だってフレッシュに出発しています。
今月からピアノを始めたクルコさん(大人)。
町会の仕事、ボランティア活動など、地元下北沢のために日夜活動していて、下北沢のこと、世田谷区のことなど何でもよく知っていて頼もしい。
ご自身がずーっと下北沢に住んでいて、「おばあちゃんから聞いた昔の話」など、びっくりするような下北沢の歴史を教えてくれたり、また一方では、地域の商店街の役もやっているので、トレンディーなお店で働いている若者たちともフランクに交流している。
下北沢の現在、過去、未来をすべて知り尽くした、まさに スジガネ入りののシモキタンなのです!
そんな、常にみんなのために頑張っている彼女ですが、ふと立ち止まって、自分のために何かしてみたいと思ったの…ピアノとか…と言われました。
さっそくヒバリんちで体験レッスン、そして
「決めた!ピアノやるわ」と教室のメンバーになりました。
それからまだ2回ぐらいしかレッスンしていませんが、クルコさんは昔ピアノをやったことがあるみたいで、音符も読めるし手の形も自然でとてもきれい。
ヒバリの伴奏で、「ダイアナ」とか「君の瞳に恋してる」とかをノリノリで弾いて、やる気満々です。
クルコさん、どんどん上手くなるよ!
楽しみ🎵
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暦の上では春を迎えた今日この頃。
この「新しい春」、ヒバリ教室では 何人かの仲間が増えました。
先日の日記に書いた 「アメちゃん(6歳)」に続き、さらに小さい「ひよの山くん(4歳)」がヒバリ教室に入門。
最初の日から「ママがいなくてもいい!」と一人でレッスン室に入り、気後れは全くありません(笑)
打楽器や小物楽器が入ってる箱から次々楽器を引っ張り出してガンガンたたく、エレクトーンのリズムをあれこれ試してみる、ピアノを両手でジャンジャン叩いて、隙間に少し見えるハンマーの動きを覗き込む。
ママがお迎えに来て「さあ、帰るよ」と言っても「やだ!まだ帰らないー」と大抵抗。
ママやパパは「大丈夫でしょうか。ちゃんとやらないで勝手なことばっかりしてるんじゃないでしょうか」と心配しつつも その一方で、「言われたことに大人しく従うだけではなく、こうして発散できる場も貴重かと…」ともおっしゃっています。
ヒバリ先生もその通りだと思っています。
ひよの山くんに限らずですが、小さい生徒たちが好奇心のおもむくままあれこれやって、ご本人たちは「やりたいことをやって遊んでいる」と思っていても、その実 ちゃあんと「先生の思うツボ」の行動へと誘導されて、リズムを聞き取って再現するとか ピアノの音の高低を学ぶとか、ちゃんと音楽体験はしているので大丈夫です。
ただ、正統派「ピアノ演奏」へと成長するまでには時間がかかりますので、長い目で見守っていただければと思います。
パパ、ママ、よろしくお願いいたします
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アメちゃん(年長):
今年の1月から、ヒバリ教室のメンバーになりました!
まずはエレクトーンのエイトビートに合わせて、カスタネットでリズム打ち。
タン タタタン!
タタタタ タン!
など1小節単位、それから2つのパターンを繋げて2小節単位など、どれも危なげなくしっかりできています。
「さあ、ピアノは何から弾こうかなあ?」と先生に言われて、アメちゃんが出したのは「はしのうえで」の楽譜。
先生のピアノに合わせて、ドドド、レレレ、のフレーズをリズミカルに弾く曲です。
🎵はしのうえで おどろよ、おどろよ、
はしのうえで 輪になっておどろ
アメちゃん、リズムのタイミングがとってもいいなあ。
「もっとほかのも弾こうか?『バナナ』の曲はどう?」と先生に言われて、こっくりうなずいたアメちゃん、だけど楽譜はいらない、と言います。
そうなんだ。もう見ないでも弾けるんだね。
楽譜なしで(暗譜で)、「バナナボートソング」、それから「ドラねこロックンロール」も弾きました。
この前にあげた「ぴあのどりーむ1」を出して、楽譜を見ながら弾いてみたら、どんどん何ページも進んじゃったね。
最後はリズムカードを並べて、それを見ながらリズム打ち。
どれも全部上手にできた。
まだ1ヶ月来ただけだけど、これからどんどんうまくなっちゃうね!
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子どもたちに、自分から練習するように誘導する作戦、その2です。
スピード感のある曲には「タイム計測作戦」が効果を上げますが、た特にスピードを要求されない曲は「録音作戦」で。
「上手に弾けてるから録音しようよ」と持ちかけるも良し、録音したのを再生して一緒に聴きながら、「あっ、まーた間違えた!」などとツッコむも良し。
この方法でも、生徒が自主的にどんどん練習してくれることは、先ほどの「タイム計測作戦」と同じです。
生徒は放っておいても「先に1回練習させて」「あと1回弾かせて!お願い」など、いくらでも練習を繰り返してくれます。
先生が「練習しなさい!」「繰り返して弾きなさい!」と指示するどころか,「練習させて!」と懇願する生徒の「お願い」に「え?まだ練習するの? じゃあいいよ」と「練習許可」を出してのんびり見てればいい、という夢のシチュエーションです。
こうして、みんなテクニックを上げていきます。
ここで1つ、補足なんですが,生徒のモチベーションを上げるのに利用する方法として「録画」は、あんまりお勧めしません。
録画すると、再生した時 どうしても画面に意識が向いて、ピアノの「音」の印象が薄くなってしまいます。
「間違えずに弾く」「テンポを早く、リズミカルに弾く」「表現豊かに弾く」などが目標のときは、録画ではなく録音した方が、音に集中して耳を傾けることができ、学習効果があがります。
また、手や指のフォームや、腕の運び方などを学習してもらいたい、という時には、動画を撮って自分のフォームを客観的に見させる方法が良いです。
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子どもたちが、自分から何度も練習するようにするには、どうしたらいいでしょう。
ヒバリ先生がしばしば使う「手」はいくつかあります。
その1… タイムを計る
メカニックな練習曲や、スピード感がかっこいい曲などにはこの方法。
スマホのストップウォッチをにらみ、「よーい、ドン!」で弾き始めます。
途中でつっかえたりミスタッチしたりも もちろんあるので、
「惜しい〜 ここだけいつもつっかえるよね?ここさえ弾けたら一気に20秒台だよ」(これで生徒は『ここだけ直そう』とピンポイントでの練習方法を習得する)とか、「手が、こうなってるからじゃない?こうしてごらんよ。つっかえなくなるよ」「指をもっと丸くしてごらんよ」などと知らん顔してテクニック指導を紛れ込ませ、「ほんとだ!弾けた!」となったら盛大に褒める。
タイムが31秒、とかだったら、「惜っしいね〜。あそこでためらわなきゃ、29秒になったよ」と、さらなるチャレンジ心を刺激する。
生徒は、ミスなく弾くために「もう一回練習させて!」と必死で練習し、弾けたら弾けたで「◯◯秒以内で弾くよ!」と、また練習する。
結果,どんどんテクニックが上がる。
最近のヒバリ教室では、黒ねこちゃんの他に ごましおくんやおにぎりくんが、「タイム計測」によってモチベーションアップ〜テクニックのアップへと誘導されています。
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黒ねこちゃん(小2):
「アルフレッドピアノライブラリー」の「ガタガタ風車」という曲を弾いています。
左手が、8分音符の連続で急速に動く練習曲です。
先々週にこの曲が弾けるようになった時、先生が「何秒で弾けるか計ってみようか」と持ちかけ、その言葉に釣り上げられた黒ねこちゃんが、先週も先々週も、タイム更新を目指して何度も弾いてるのです。
今日も、ピアノの前に座った途端にいきなり弾き始めました。
「うわー、すごい速く弾けてる!」と先生。「タイム計る?」
「うーん、ちょっとつっかえるかな」と黒ねこちゃん。
「1回だけ練習する?」
「うん、そうする!」
黒ねこちゃん、真剣な顔で、つっかえないように練習。
弾き終わったので、先生が
「計る?」
「うーん、もう1回だけ練習しとこうかな」と黒ねこちゃん。
「じゃ、あと1回練習していいよ」と、先生が練習を許可。
さあ、いよいよタイムを計ります。
先生「おおーっ、前より2秒も縮まってる!」(その都度、楽譜に記録を書き込んでいるので)「でもさ、さっきのとこで一瞬迷ったよね。それがなければ,絶対あと1秒縮まって、20秒台になれるよね。」
「うん、がんばる!」
「計る前に練習してもいいよ?」
「うん、練習する!」
こうして、先生にまんまと誘導されながら、嬉々として何度も練習に励む黒ねこちゃんであった…
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げじこさん(大人):
大好きなバロック音楽、中でも大好きなバッハの、今回は「イギリス組曲」にチャレンジしています。
今練習しているのは2番の「ブーレ」。
短い曲ですが、そこはバロックの巨匠バッハの作品ですから、たくさんの関所があり、そう簡単にはゴールへ到達させてくれません。
バッハの音楽のどこが難しいって、最大の難所は、「声部がいっぱいある」ということでしょう。
「声部」って、合唱で言えば「ソプラノ」とか「テノール」とかのパートのことなんですが、これら2つとか3つとかのパートを、全部一人で担当してるようなもの、というのがバッハの時代の音楽です。
今げじこさんが練習してる「ブーレ2」は、一応 上・中・下・3つのパートから成り、それぞれのパートががそれぞれのメロディーを歌っていくんだけど、ときおり「中」パートが2つに分かれて、部分的に4パートになったりもしている。複雑。
げじこさんは、楽譜のそれぞれのパートをピンク・青・緑のマーカーでなぞって色分けし、各パートを覚えられるように一生懸命練習しているんですが
「覚えられない〜 こんなにやってるのに〜」と苦戦中。
前回「パートごとに自分で録音して、それを聞きながら他のパートを合わせて弾いてみたら?」と提案し、「なるほど!」とそれを実行してみたげじこさんですが、「自分で弾くとつまずいたり、難しい所で遅くなったりして適当になってしまうので、後で合わせることができない」という問題が浮上しました。
そこで今日は、YouTubeで「ブーレ2」の演奏を探し、その中で比較的聞きやすい動画を選んで、テンポを落として再生しながら、それに合わせて練習する、という方法を提案しました。
これなら、しっかり正しいリズム&テンポで進んでいくので、これに合わせて弾けば、自分の遅い所や逆に走ってしまう所などが如実にわかり、改善にもつながる、というアイデアです。
「なるほど!やってみるわ!」とげじこさん。
がんばれ!
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ピアノに入門したばかりの、うんと小さい生徒に初めての「ド」の音符を教えよう、というときなんですが、
先生が何の気なしに「この線の上におだんご書いてごらん?」と言ったとします。
すると、かならず↓を書いてしまう子がいます。
これは先生の言い方がいけないんですね。
「線の上に」ではなく「線を踏んで」と言わなきゃいけなかったんですね。
でないと、「線の上におだんご」と言われて↓
を書いてしまう子もいます。
なんてすてきな発想だ!
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はなちゃん(小2)。
「バーナム」を弾いていたら、初めて出てきたこの和音。
はなちゃん、ちょっと困ってしまいました。
『ド』が2つ重なってる…
どうやって弾くのかな。
そうか。はなちゃん、「ド」はこういう姿のものだと思ってるんだよね。
小さい生徒にはありがちな勘違いです。
そこで、先生は五線プレートに「ド」を書き、その上に透明クリアファイルを乗せて,音符を書いていきました。
「これはドでしょ。じゃ、ドの線の、もうひとつ上に音符を書くよ。この音はなんだろう?」
はなちゃん、少し考えて「レ」と答えました。
「そう、レだね。じゃこれはどう?」
先生は、レの隣に、もう1本加線を加えた音符を書きました。
「ミ」はなちゃんが答えます。
「そう、ミだよね。じゃあね、こうしたらどうなるかな」
先先は「レ」の音を消して、「ミ」が書かれたクリアファイルを横にスライド。五線プレートに書いてある「ド」の上に重ねました。
「ほら、このバーナムの楽譜と同じになったね」
はなちゃんもうなずいています。
この和音はね、ドを2つ積んだんじゃなくて、ドとミが重なった音なの。だから、ドとミを一緒に弾くんだよ。
ジャーン! めでたしめでたし。
「中央ド」の音符が子どもたちに与える印象は、その唯一性といいビジュアルといい、かなりのインパクトなんだなぁ、と感じます。
それはもはや「人格」といってもいいくらいで、小さい生徒たちは、真ん中に棒が刺さった 土星のような、あるいは帽子をかぶったような、丸い音符を「ドの姿」として認識しているのでしょう。
そう、子どもたちの頭の中では、「ド」が 五線も加線もお構いなしに、あちこちの空間に浮遊しているのに違いありません。こんなふうに。
だからこそ、さっきのはなちゃんのような当惑も起こってくるのですし、けっこう大きくなって広い範囲の音符の読み書きができるようになっても、「ド」の音をこのように書いてしまったりするのです。
それはけっこう和む光景なので、みんながもっと成長してドに棒をつけなくなったら、それまで度々笑わせてもらった先生は 心の中で「つまんないヤツだな〜」と、チコちゃんの「正解」セリフをつぶやくのでした。
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