三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

たま妓会。

2008年02月23日 | ライヴ日記
本物の雪が舞うのを背景に津軽三味線。

期せずして、そんな風流な会となりました。


津軽三味線の簡単な歴史のお話、
津軽名物のお話、
私自身の津軽三味線への想い、などを交えながらの約1時間。

ほとんどが定番の津軽民謡だったのですが、
実はいちばんウケたのは、「リンゴの唄~りんご追分」でした。。
これは、けっこう気に入ってるアレンジだし、
大衆音楽志向の私としては、ちょっとうれしい。
三味線、日本の伝統楽器、なんて構えないで、
気軽に聴いてもらいたいのです。
で、三味線って意外とおもしろいやん、とか、
また聴いてみてもいいかな、とか、
そんな風に思ってもらえたら、最高です。

その一方で、
私自身が一方ならぬこだわりを持って弾いている“竹山流”三味線。
流行らないのはわかってます、
地味なのもよくわかるし、難解なのも百も承知で、
でも、こういう津軽三味線もあるって知ってほしいのです。
この渋さの中にある魅力を、どうにかして伝えたいと、
「三味線よされ」も入れました。
私のMCはものすごく力入ってたはずなんですが、
やっぱり、なかなか難しいですね。。。
でも、これは私なりのこだわりですから。弾き続けます。


本当に寒い中、ご来場くださった皆様
ありがとうございました。
この御縁がまたつながっていきますように。
コメント
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