三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

高橋竹山コンサート。

2010年06月30日 | 鑑賞
本日も舞台鑑賞に行ってきました。

そういえば三味線のコンサートに行くのって久々。
学生の頃は、聴いたことのない人が来れば、
とりあえず行ってみてたけど、
最近は興味の対象がちょっと変わってきてたから。


竹山さんはやっぱり
今どきのメインストリームの津軽三味線とは違います。
最後の「三味線じょんから」が最高に好きです。
「新じょんから変奏曲」も、よくある曲弾きとは違ってて、
独自のスタイルをきちんと貫いてる感じでした。
そして、やっぱりこの方は唄が素敵。
オリジナルの「カーニバル」もすごく雰囲気があって、
ああいうのももう少し聴いてみたかったな。

そうそう、
三味線のストラップが衣装の色に合わせて、
前半は赤、後半は紫だったのもオシャレでした。
ビジュアル大事。



終演後にサインしていただきました☆

今年は初代竹山生誕100年なので、
青森にも行かないとねー。


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シビレた舞台。

2010年06月29日 | 鑑賞
さてさて。
土曜日は四谷怪談のあと、
殺陣パフォーマンス集団「斬!」のステージを観に。

諸事情あって観客のわたくし。
え、いや別に出来が悪すぎて出してもらえなかったとか
そうゆうんじゃないのでね。大丈夫ですよ。

10分ほどのショーに
笑いと本気の殺陣をうまく織り交ぜて構成されてました。
4人のキャラの違いも出ていて面白かった。

うーん痺れました!


この日はヒーロースタジオ発表会だったので、
他にもいろんな演目があって楽しかった。
…んですが、桟敷席なもので…‥足が痺れました。

せっかくメンバー紹介で月夜リーダーが
私もステージに上げようとしてくれたのに、
立てませんでした。。。

三味線弾きだからといって正座に強いわけではありません。

さぁー来月から殺陣も頑張らなくっちゃ。
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音楽朗読劇 四谷怪談。

2010年06月28日 | 鑑賞
昨日の観劇一本目。

「音楽朗読劇 四谷怪談」
 朗読  篠井英介
 舞踊  加賀谷香
 音楽  笠松泰洋


朗読×舞踊×音楽 のコラボ、というのは
実はやってみたいなと考えていた組み合わせ。
それで、どんなのか興味があって観に行ってきました。
去年の「サロメ」と同じ篠井英介出演作なのは偶然。
しかし、今回の作品もダンサーが際立ってました。

この「四谷怪談」では
文楽の太夫のように篠井英介がすべての言葉を発し、
ダンサー加賀谷香がお岩さまを表現する。
彼女の、静と動、緊張と弛緩、動きの緩急、の対比が見事でした。

「四谷怪談」というと、
顔が崩れたり、首が飛んだり、
視覚に訴える恐怖感の演出が大きいと思うのですが、
今回の舞台はそういうものが一切なかった。
だから、怖さよりも、日本の怪談特有の情念の部分が
くっきり浮かび上がった感じで、期待通り。
美しくて哀しい怪談。
理想的。

最後の方で、
それまではまったく別の次元で存在していた語り手に
お岩が近づいていって、世界が交差するところも
すごく良かった。
欲をいえば、もうちょっと絡んでほしかったけど。

しかし、
ここに「音楽」が効果的に必然的に絡むのは
ものすごく難しい、と感じました。
「言葉」の存在が大きいので、
極端にいってしまえば、音楽がなくても舞台は完成してしまう。
「音楽」が入ることで、より世界観を深められるためには、
どういう作り方、見せ方があるのか。
日本の音楽は、すでに義太夫でひとつの完成形を
作り上げてしまっている。
どんな違うアプローチがあるのか。
とても考えさせられてしまいます。

その答えは、
いつか私自身の舞台でお見せできたら。と思います。



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移動中。

2010年06月27日 | つれづれ
今日は舞台をハシゴしてます。

観る方ですが。


西宮で一本目を観終わって
すでにかなり充実した気分ですが、
ただいま池田に向かっております。

なぜ「斬!」のステージがあるのに
私はお客さんなんだ。

自分でスケジュール的にムリ、って判断しておいて、
実際まったく余裕もなかったんだけど、
ちょっと悔やまれる。。


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ドビュッシーに魅せられた日本人。

2010年06月25日 | お知らせ
『ドビュッシーに魅せられた日本人―フランス印象派音楽と日本近代』
という本が昭和堂から出版されています。

 

なんとなんと。
この著者である佐野仁美さんですが、
ゼミは違えど、大学院時代の同級生でございました。


思い返せば院生時代、
われらがい○いゼミはとにかく大所帯で
なおかつエネルギッシュな人が多かったように思います。
6人の同級生のうちの半数を占めていたのみならず、
一つ上の学年の先輩3人もそろって残っておられまして、
マスターだけで総勢6人のパワフルい○いゼミ生が在籍。
院生室を占拠状態で、
まぁいつも騒がしくしていたことと思われます。
(ちなみに、響喜のmihorinnもその中にいたんですけどね)
そんな中、ひとりオトナの女性オーラに包まれていた佐野さん。
嗚呼その節はきっと御迷惑をおかけしたことでしょう。

こんな立派な本を出版されるなんて本当にすごいですね。

私なんて、ついこの間も
「まゆらさんのブログって食べた話ばっかりやな」
なんて言われてしまったぐらいに非知的生活を送っております。

せめて芸事の話なりと書いた方がよいかしら。
来月から“お稽古日記”とか“三味線談義”とかに
ブログテーマを変えてみます??  笑。


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ラジオ。

2010年06月24日 | お知らせ
さてさて
昨日は幸い雨に降られることもなく
ラジオ収録してまいりました。

やっぱり舞台とは一味違う緊張感。
録音ならではのワザなんかも使っていただきつつ。
譜めくりも今回の曲はあまり余裕がなかっので、
舞台ならダメだけど、全部つないで並べました。


放送は来月です。

よかったら聴いてみてくださいまし。



NHK-FM「邦楽のひととき」

7月8日(木) AM11:00~11:30

再放送 7月9日(金) AM5:20~5:50


上方唄「しのぶ売り」の替手を演奏しております。

宜しくどうぞ。
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バタバタ。

2010年06月23日 | 三味線のはなし
おはやうございまし。

今日は湿気のせいで
いわゆるアホ毛がおさまらず
あーでもないこーでもないと
ひとりパニックになりながら
自分でもよくわからない髪型で
どうにか結い上げることができました。

おかげさまで
バタバタしまくりましたが
無事に予定の電車に乗れそうです。

これからラジオ収録に
いってまいります。


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単衣。

2010年06月22日 | つれづれ
この季節、着物は単衣(ひとえ)を着ます。

着物好きのおばあちゃん二人のおかげで
家には着物がたくさんあるのですが、
意外に単衣の着物ってない。
ついでにいうと、絽(ろ)もあんまりない。


あ、雨が降ってきた。
明日も雨みたいなので、
洗える着物で出かけませう。



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メリ。

2010年06月21日 | 三味線のはなし
といっても、「斬」の美少女めりさんを語るわけじゃありませんよ。


今日もばっちり指摘されてしまいましたが、
どうやら私は全体的に三味線の勘所がメリ気味、
つまり少ーし低めになりがち。

これはね、、、
なかなか直らなさそう。
本当に微妙なズレなので難題です。


ところが津軽ものなんか唄うと、
唄は上ずっちゃったりするんですよねぇ。

実は音痴なんだろうか!?!?


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アップ。

2010年06月20日 | つれづれ
近ごろ湿気で髪が不愉快なことになってますが、
困ったときにはまとめ髪。

しかし、
これ一つで簡単にアップヘアが完成!
みたいなコームを何度かうっかり買ってしまっても、
一度もうまくいった試しがありません。

私が不器用なのか
髪が多すぎるのか

そういう素敵な裏ワザがまったく使えないので、
着物ヘアを結うのはかなり手間暇かかります。
完成する頃にはケースがほぼ空になるほどのピンが必要だったり。

実はカーラーも使ったことがない私。
この間、買ってみたんですが、
試してみる暇がないまま本番は三日後に迫る…。


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三つ子の魂。

2010年06月19日 | つれづれ
百までなら
肩こりとは生涯お付き合いしなくてはならないのでしょうか。
三歳児検診で肩こり宣告された伝説の万響ですこんばんは。

諸事情あって小学生の分際で整体通いもしていたほど
首とか肩とかはヤバいのですが、
最近は脚のむくみもハンパないです。

昔は足つぼマッサージみたいなものの
いったい何が効くのか想像できなかったというのに、
近ごろでは繁華街のリフレクソロジーの店に
ふらりと立ち寄ってもいい気分になります。
そういう時間のある日に限って
呼び込みやってなかったりするんだけど。

ワールドカップも観ないで
マッサージしてもらった今日。
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captain of the ship

2010年06月18日 | 三味線のはなし
ちょっと久しぶりに津軽三味線を出してみました。

皮を張り替えてからあまり弾きこめてなくて、
やっぱり思うように鳴らない。

そして、ふと気づく。
求める音が違ってきたことに。

地歌をやってたりだとか
竹山先生のワークショップを受けたりだとかがあって、
津軽であっても柔らかさとか艶とか繊細さが欲しいと
以前よりも強く思うようになってる。
津軽っぽくないと言われてもいいや、と思うようになってきた。
自分が良いと思う音が出せるようになればいい。
それでコワい唄を唄えばいいさ。


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味方。

2010年06月17日 | つれづれ
スケジュールを見て
食事の時間が不規則で小腹が空きそうなときに
よく持っていくのが
ビスコ。

昔からビスコ好きなんですよねー。

因縁のビスコ。
トラウマのビスコ。

幼少の頃、虫歯になってはいけないからと
母がクリームを取り除いたビスコを与えていたらしく、
そんなこと覚えているはずもないのに
一時期の私はなぜだかビスコを分解して
クリームをなめるようにして食べてました。
今は普通に食べます。
でも普通の人よりよく食べてると思う。

今日のはいちごヨーグルト味でした。
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レンタル。

2010年06月16日 | つれづれ
知らない方も多いようなんですが、
いまどきの図書館はCDも借りられます。
(ないところもありますが…)

棚を眺めていつも思うのですが、
図書館でわざわざJ-POPとか借りなくても
ツ○ヤとかで借りれるんだし
最近じゃダウンロードもできるみたいだし
もっとそういうところには置いてないような
伝統芸能とかいわゆる民族音楽とかを置いててほしいなと。

まぁマイノリティの戯れ言ですけど。

あーあ、収納場所と資金さえあれば
欲しいのとか聴いてみたいのはいっぱいあるのになー。


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ごあんな~い。

2010年06月15日 | 三味線のはなし
本日ゆんぴ同伴で地歌のお稽古に。

来月の師匠のコンサートに
ゆんぴもピンチヒッターで出演することになりました。

思い返せば、軽~いノリで始まった響喜。
今でもゆる~い団体ですが、
気付けばいちばん一緒に本番やってるのが
ゆんぴだったりする。
響喜だけじゃなく、
ENにも引っ張ってるし、
今度は澤社中にも助っ人参加。
巻き込みまくって、悪い先輩ですわ。
でも、たまにはクリームソーダとか奢る良い先輩でもあるんですよー。笑。


コメント (2)
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