三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

ハロウィーン。

2014年10月31日 | つれづれ
ハロウィーンて、いつからこんなに盛んになったの?



あふちゃんズもハロウィーン満喫。



この間の今昔館でいただいたフレンチトーストがこんなことに……


かわいいじゃないの。



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Q&A。

2014年10月31日 | つれづれ
心のささくれには笑いがいちばん。

TABLA ROCK MOUNTAIN(通常盤)
U-zhaan
Golden Harvest Recording


うちにもタブラがあります。

これ買おうと思ってます。


決してこのアルバムが笑えるわけではありません。
この方のサイトのQ&A、
秀逸です。





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秋の今昔館。

2014年10月26日 | ライヴ日記
絶好の行楽日和にもかかわらず、
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。



今回は「秋」をテーマに。

秋田音頭  ←漢字が「秋」なだけですけど…
津軽小原節
五木の子守唄
竹田の子守唄
うんどうかいメドレー ~クシコスポスト~ギャロップ~天国と地獄~
津軽じょんから節
林檎の唄(東京事変)
りんごメドレー ~リンゴの唄~りんごのひとりごと~りんご追分~
RIN-輪-



新曲ふたつが反省の残る出来になってしまいました。
個人的には、小原節が気持ちよかったです。
やっぱり津軽ものの完成度は違うなぁと思ってしまいます。
あとは、ラストの定番2曲の安定感が抜群で笑えました。

響喜の次回公演は1月の予定です。


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紅葉の着物。

2014年10月25日 | 三味線のはなし
紅葉の着物があったので
明日の舞台で着ようと思っていたら、
右胸の辺りにシミを発見。

うーーん。
どう考えても目立つところ。
襟を合わせても隠れ…ないよな。

帯も紅葉の柄でばっちり揃えようと思ってたのにショックです。




さすがに鹿の着物はないな。



明日は今昔館。


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 響喜ライブ 10/26 くらしの今昔館 14:00-15:00 



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よさこいだ!

2014年10月23日 | 読書
今日、電車に乗っていたところ、
途中の駅から乗ってきた女の子が読んでいる本の表紙、
なんか既視感のある色合い…

これが高知のよさこいだ!―いごっそとハチキンたちの熱い夏
岩井正浩
岩田書院


って、まさに!!

先生の本じゃないですかーー



しかも、びっくりするくらい
付箋がびっしりの熟読ぶりでした。
何する人だったんだろう。気になる…



そろそろ、響喜の初期の大傑作「よさこい⇔阿波踊」も
またやりたいよね。



とりあえず、次の響喜は10月26日くらしの今昔館です。


 響喜ライブ 10/26 くらしの今昔館 14:00-15:00 


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南南協力。

2014年10月22日 | 読書
たまには今日読んだ本の話を今日のうちにしよう。

文化人類学者の川田順造の『富士山と三味線』から。

 

私は、土器つくりの技術ですとか籠編みや鍛冶の技術ですとか伝統的な技術を網羅して、南と南が協力する「南南協力」ということを提唱してきました。

 西洋のものを導入するのではなくて、アフリカの中でお互いにもっと交流を深めれば、いくらでも技術的な意味での改良の余地があるのです。



そう、私が三味線でやりたいことはまさにこういうこと。
三味線にはいろんなジャンルがあるけれど、基本的に相互不干渉。
でも、たとえば津軽三味線に義太夫のテクニックを取り入れてみるとか、
そういうことを私は試したい。
西洋音楽を取り入れるのではなく。

しかし、これは「よそ者」の視点だとも著者は言っていて、
私も元々が西洋音楽をやってきた立場だから、こんなことを考えるのかもしれませんが。


でも、やっぱり、
オハラとか、じょんからとか、
トラディショナルこそがかっこいいと思うし、
そういうものを踏まえて書けたと思える曲に愛着がある。


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津軽小原節。

2014年10月21日 | 三味線のはなし
津軽の三大民謡、といわれるものがあって、
ひとつはかの有名な津軽じょんから節、
ひとつは私の鍾愛の津軽よされ節、
そして、残るひとつが津軽小原節。

小原節はリズムも節回しも比較的わかりやすくて
あまり津軽ものっぽくない感じなのですが、
これもまた良い曲です。


紅葉の下には鹿がいる

という歌詞があるので、秋にやりたい曲です。


寒さこらえて春を待つ

と言いながら、アイヤ節は年中やるので、
別に小原節だって年中やればいいんですけども。

そういえば、この曲を覚えたときは
唄から覚えて三味線を後から付けました。
もともと唄は独学自己流なので、大体は三味線から覚えて
必要に迫られて唄を覚えることが多かったのですが、
これは初めての逆パターン。
唄を覚えると早いよ、という先生の言葉が腑に落ちた瞬間でした。


小原節には、浪曲入り小原というバージョンもあって、
文楽にもある壷阪観音霊験記のお話で、
これはいつかマスターしたいものです。




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今日はお稽古休みます。

2014年10月18日 | つれづれ
そりゃーもうだって。



敵地で巨人に4連勝してのCS制覇だなんて。
まさかまさか。
シーズン中の鬱憤を最高の形で晴らしてくれました。

正直、阪神愛は冷めてきていたのですが、
こんなことしてくれると、やっぱり虎キチはやめられません。


おめでとう!!


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林檎の季節。

2014年10月17日 | お知らせ
10月26日(日)は恒例の今昔館ライブです。



リンゴ畑を背景に…

そうね。津軽にそろそろ林檎が実る季節ですね。



おぉっ!今回はモノクロ版はちょっとデザインが違いますよ。


とにかく、ものすごく「林檎」押しな感じのチラシです。
うん。大丈夫。今回は林檎ネタ新曲ができてます。



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頑張りが続かない。

2014年10月16日 | 三味線のはなし
3日で3曲を書く、という荒業で
どうにかこうにか乗り切ったら、
今日は完全にエネルギー切れ。

ストレスが食欲に直結しているので
カルボナーラとか
マクドナルドとか
ハイカロリィなものをかなり食しました。



バナナはいろいろ体に良いらしいです。
ミックスジュース好き。



明日から仕切り直します。

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林檎。

2014年10月12日 | 三味線のはなし
もうダメかもーと投げ出したくなった時に
不図(ふと)浮かぶ最後の閃き。

起死回生の一手を放つことに成功した気がする。

歌舞伎町の女王

椎名林檎は歌詞の世界観が大好きですが、
独創的なメロディーラインや
それを顔色ひとつ変えずにしれっと唄いこなす完璧なピッチも
得難い才能だと思うけれど、
このアレンジは最高すぎる。

感動しちゃったわ。


そういえば、昔、北海道でも
生ピアノと弦楽四重奏とかいう編成で
フェスに出てて凄かったわ。



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日本人的な3拍子。

2014年10月11日 | 三味線のはなし
10月9日の産経夕刊に唱歌「ふるさと」100年の記事があり、
その中でわれらが岩井先生のコメントが載っていました。

「ふるさと」は3拍子の歌ですが、

「日本古来の手まりうたのように一拍一拍に力点を置いて歌われ、日本的な歌になっている」

とあって、

おーーーーさすが!
めっちゃ納得。


日本の伝統音楽には3拍子は存在しないとされていて、
洋楽の3拍子はいわゆるワルツ的な「強弱弱」のリズム。
これにたいして、拍ごとの強さの差がないのが日本的三拍子と。
なるほどなー。


「ふるさと」は人気の曲だということは分かっているのですが、
三味線ではやりづらい。
3拍子だからではなく、旋律的に難しい。
やるからには、三味線で弾いて素敵に聞こえるアレンジにしたい、
というこだわりのあまり、挑戦できない曲です。


ところで、津軽には3拍子の唄があります。
起源についてははっきりしませんが、
私が思う津軽の3拍子は「強重軽」という感じ。
2拍目で撥を押し込むような重さで、
3拍目はすっと抜くような感じで。
アイヤ節とか、よされ節とか、
こんなイメージで弾いています。

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三味線を分解する。

2014年10月10日 | 三味線のはなし
三味線は普通、三つに分解できます。
昔はもっと細かく分解できるものもあったらしいですが、
基本は三つ折り。

ただし、分解して持ち運ぶには
仮継ぎとか合木というものが必要です。

普通は三味線を買ったら付いてくるんですが、
中棹の三絃には付いてなくて
ずっと三つ折りにできなかったんです。
雨の日とか、泊まりがけの遠征のときは三つ折りが楽なのに。
そして、三つ折りなら飛行機の機内持ち込み可能なサイズ!

というわけで、作ってもらいました。



ホゾの入り方が全部違うので
間違えることはありません。
職人技。


でも、これ持って飛行機に乗ることはないかもしれないけど。。

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ソルフェージュ能力の低下。

2014年10月09日 | 三味線のはなし
クラシックの世界ではソルフェージュというのは基礎であって、
そのひとつに「聴音」というのがあります。
いわゆる「耳コピ」のようなもの。
音を聴いて譜面に落とす作業ですが、
最近、これが出来なくなってきました。

正確にいうと、出来ないわけではない。

ただ、どうやら半音くらい絶対音の認識がずれているらしく、
「C」だと思っていたものが実際は「B」だったり、
ということがよくある。
というか、ほとんどそうなる。


今回も、ちょっとラクしてやろうと思って
スコアを買ったら、思ってたキーと半音違った・・・



オンデマンド版の楽譜だそうですが、
リング綴じの楽譜って、珍しい、ですよね?



たまには、あふちゃん以外の子も登場させてみようと思い。
わかりにくいですが、三味線を弾くリンゴくんです。
もちろん津軽産。



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スラムプ。

2014年10月08日 | 読書
三島由紀夫の「小説家の休暇」に
スラムプについて述べられているのですが、


スラムプに関するもつとも適切な、且つもつとも月並な教訓。
「人事を尽くさずして、天命を待つこと勿れ」


とある。

当たり前だけど真実。


喝!

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