三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

戦力外通告。

2015年06月30日 | つれづれ
やっぱりお金の話なんか叫んだり
自分のキライなところを抉るような
ものすごく厭な感じの夢を見ました。



ところで

カープの新井さん、
ファン投票でオールスター選出ですね!!
うれしいわーホンマに阪神の関係者、深く反省すれば良いよね。
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たまお。

2015年06月28日 | 鑑賞
何だかんだで見逃した二代目吉田玉男襲名公演、
NHKで放送されました。

私は初代の玉男さん大好きでした。
男前だったなぁ。
いや、二代目がどうこうではなく。しみじみ思い出した話。

人形有情―吉田玉男文楽芸談聞き書き
岩波書店


文楽に限らず、どんな分野でも、
いろんな訃報に接するにつけ、
あの世代の人たちのような大きな人は
これからはなかなか出ないのかもしれない、などと思う。


文楽のこれから。
心配も多いけど、ずっと応援していきます。

観たことない方はぜひ劇場へ。
歌舞伎に比べればお手頃価格です。

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うそとまこと。

2015年06月26日 | 三味線のはなし
いつも危険に満ちている時代劇チャンネルに
またしても引っかかり、
「痛快!河内山宗俊」という未知の時代劇に遭遇。

草笛光子の色っぽさについ見惚れてたのですが、
最後に主演の勝新太郎とゲストの若山富三郎が
屋形船で三味線を弾きながら「うそとまこと」を唄うシーンが
めっちゃ素敵でした。

あんな風に何気ない感じで唄うのがいいなぁと思った。
舞台になると声を張らなくちゃいけないけど、
本来はやっぱりああやって唄うもんなんだろうなぁ。
谷崎潤一郎も、昔の地歌の検校は
そんなに大声で唄わなかったと書いてたし。

正直、こういう小品の良さって
自分でもうまく掴めないところがあったのが
ちょっと腑に落ちた感じ。

古典は良いと思うし、
三味線を生かすなら古典だと思うけど、
生で三味線を聴くのも初めて、という人たちに
それをどうやって伝えられるのか。
と考えると大薩摩みたいな派手な曲をやりたくなるのですが、
たとえば、「よされ」を弾き続けるみたいにして
やればいいのかなぁ。



ところで、私は勝新の時代劇を見る機会があまりなくて
よく知らなかったのですが、
長唄の名取さんなんですねーー。
道理で上手いはずだ!

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危険信号。

2015年06月25日 | つれづれ
エンジンかからない。
テンション上がらない。

ラーメン食べたい。
ポテチに手が伸びる。

お部屋がカオス。
着たい服がない。


こういうの、あまり好ましくありません。


忘れてたけど厄年だった。

また三味線が破れて思い出した。

これ、上昇の切欠。

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猫みたい。

2015年06月24日 | 読書
インテリジェントルマンと私は勝手に呼んでいるのだが、
インテリジェントなジェントルマン、
知的紳士が理想です。

頭がよくても
品がないのはいただけない。

性別にかかわらず、
自分もジェントルでありたいと思うけど、
今日もまたちょっとやっちまったなー。

トーキョー・ストレンジャー
姜尚中
集英社


私の思うインテリジェントルマンのひとり、姜尚中さん。
この本は、姜さんが東京のいろんなところを訪ねるエッセイで、
その中に猫カフェがあって、
猫たちが姜さんの周りに集まってきたという取材メモがありました。
猫は低い声を好むのだそうです。
私も姜さんの話し方がすごく好きです。
やっぱり私は猫らしい。

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運命の出会い的。

2015年06月23日 | つれづれ
道を行く若い娘。

あ。

下駄の鼻緒がぷつり。

そこに通りかかるイケメン。

お、こいつはいけねーや。

ささっと手拭いですげてくれる。


時代劇では恋が始まる鉄板の出会いです。



これは誰もなおしてくれないよな。
買い替えるという名目でサンダル買いにいけばいいよな。

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フチ子。

2015年06月22日 | つれづれ
コップのフチの太陽の塔。
ロフトの展覧会では当然のように品切れでしたが、
みんぱくショップでも大人気でした。



ぼくもフチ子。(ちびあふ)



コップの底に何かありそう。
または何か落としてしまったぽい。(でかあふ)



これ、フチに座るには絶妙なバランス感が求められるんですけど。
どんなコップでもOKではないのか。
あふちゃんの方がわりと何にでも引っかかっております。


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音楽の祭日inみんぱく。

2015年06月21日 | ライヴ日記


春からあちこちの音楽祭に出没し、
そのたび浮きまくってた響喜ですが、
世界の民族音楽が集まるここでなら、
私たちも馴染んでる!

音楽の祭日inみんぱく。

大盛況でありがとうございました。


終わってから
みんぱくレストランに行ったり
うっかり展示スペースに足を踏み入れて
案の定なかなか立ち去れずに見て回ったり
満喫してきました。





響喜ホームページ http://hibikimandala.jimdo.com/
響喜facebookページ https://www.facebook.com/hibikimandala

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てるてる坊主にお願い。

2015年06月20日 | 響喜
梅雨ですから
雨が降るのは仕方ない。

でも、明日は晴れてほしい!
音楽の祭日inみんぱく。

屋内会場ではありますが、
楽器を持っての移動とか
そもそも楽器の鳴り具合とか。
ご来場の皆さまのお足元とか。

がんばれ、てるてる坊主。




そういえばこの間、
同じようなことを考えた人がいるのを発見した。



かっぱのてるてる坊主!!

あふちゃん=かっぱ説再び。






響喜ホームページ http://hibikimandala.jimdo.com/
響喜facebookページ https://www.facebook.com/hibikimandala



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もうすぐ!

2015年06月19日 | お知らせ
 

「音楽の祭日inみんぱく」はもうすぐ!

今回はちょっと久しぶりの四人編成での出演です。
そして、これを逃すとまた暫くこのメンツでのライブはない…かも……です。
当日はみんぱく無料観覧日でもあるそうなので、来て損はなし。


音楽の祭日inみんぱく
6月21日(日)

響喜のステージは
12:45~13:10 特別展示館にて。



響喜ホームページ http://hibikimandala.jimdo.com/
響喜facebookページ https://www.facebook.com/hibikimandala



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ファド。

2015年06月17日 | 鑑賞
ポルトガルの音楽、ファド。

日本でもこんなにたくさん歌われていたのかと
ちょっと驚くコンピアルバム。

Zipangu Fado ~日本ファド大全~
オーマガトキ


好きな歌というのは
だいたいいつも同じタイプ。

マイナー調で
情念を感じる歌。

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白黒。

2015年06月14日 | 読書
たまたまテレビで見ましたが、
かのドラッカーさんが水墨画コレクターだったとは。
知りませんでした~

水墨画。
墨の濃淡だけであれほどの世界が表現できるって本当にすごい。
深いところまでは理解できていないながらも
眺めるだけで心静かになる気がするのは確か。
油絵はどうも胃もたれしがちです。


白黒にも無限の段階があると実感できたところで。

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方
伊藤洋志
東京書籍


妹に薦められたこれとか、
その他にも読んだ本とか、
いろいろで
白か!黒か!じゃなくて
限りなく白に近いグレーとか
その時々でトーンが変わったりもしつつ
鮮やかな生き方でなくても
豊かな生き方はあるかもね。





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SHARAKU。

2015年06月13日 | 三味線のはなし
谷崎潤一郎「陰翳礼讚」

陰翳礼讃 (中公文庫)
谷崎潤一郎
中央公論社


やっぱり名著ですね。
日本人なら須く読んでみてはと思います。

浮世絵の女の顔が皆同じに見える理由とか
成程、と思います。



もうかれこれ十年ほど前に
SHARAKU という曲を書いたことを先日ふと思いだし、
そろそろ時効だろうから再アレンジしてみようかと考えたついでに
浮世絵シリーズで連作を書くとかも妄想してみて

でも今日はやっぱり民謡に戻ってきたり。


やる気はあるんです。



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癒し系。

2015年06月12日 | つれづれ
という言葉は
あまり好きじゃないけど。

気持ちが上がったり下がったり
落ちつかない夜も、
この子を見るとなんとなく気分がやわらぐ。



いつ見ても超うれしそうなピカチュウ。
ねえ知ってる?今日は阪神負けましたけど。
多分この子、自分が着てるものの意味は解ってない。



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戯。

2015年06月11日 | 読書
漢字が好きです。
昔から好き。

文字からイメージが立ち上ってくるような感覚。


たとえば



という字。

一文字そこに在るだけで
そこはかとなく淫靡な感じがします。
(私だけか?)


どんな漢字が宛てられるかで
受け取るイメージは違ってくると思っていて、
一字に気を配って書いているのだろうと思える文章が好きです。
読むという行為の醍醐味。


陰翳礼讃 (中公文庫)
谷崎潤一郎
中央公論社


私が谷崎を好きでない筈がない。


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