一月も残りわずか。
31日には、文楽劇場小ホールにて
第四回 華蓮の会です。
わたくしは「綱上(つなじょ)」を演奏します。
短い曲ながら、前半の語りのような力強さと
後半、突然しっとりと唄に変わり、最後は賑やかに、
と表情がころころ変わる面白さと難しさがあります。
このところ忙しすぎて全く追い込みが出来ていないのですが…
家元が朝ドラ「あさが来た」の邦楽指導をされている縁で
はつの子役時代を演じた守殿愛生さんの演奏と、
近藤正臣さんのトーク出演があります。
1月31日(日)文楽劇場小ホール
11時開演です。
ご興味ありましたら是非お運びください。
31日には、文楽劇場小ホールにて
第四回 華蓮の会です。
わたくしは「綱上(つなじょ)」を演奏します。
短い曲ながら、前半の語りのような力強さと
後半、突然しっとりと唄に変わり、最後は賑やかに、
と表情がころころ変わる面白さと難しさがあります。
このところ忙しすぎて全く追い込みが出来ていないのですが…
家元が朝ドラ「あさが来た」の邦楽指導をされている縁で
はつの子役時代を演じた守殿愛生さんの演奏と、
近藤正臣さんのトーク出演があります。
1月31日(日)文楽劇場小ホール
11時開演です。
ご興味ありましたら是非お運びください。
この唄については去年も書いたけれど、
今年はまた新たな想いで書くことになる。
阪神大震災の被災地で生まれたこの唄を、
東日本大震災の被災地で唄った。
とてもシンプルに唄うこと。
過剰な思い入れは見せなくていい。
そんな風に唄いたいと思うようになったのは、
自分自身の変化だなと思う。
少なくとも、21年前の自分には思いもよらなかったこと。
改めて、
この唄の力を感じた東北公演でした。
ちょうど一年前にこの唄を唄ったステージが縁となって
東北へ行くことができました。
これからも唄い続けたいと思う唄です。
今年はまた新たな想いで書くことになる。
阪神大震災の被災地で生まれたこの唄を、
東日本大震災の被災地で唄った。
とてもシンプルに唄うこと。
過剰な思い入れは見せなくていい。
そんな風に唄いたいと思うようになったのは、
自分自身の変化だなと思う。
少なくとも、21年前の自分には思いもよらなかったこと。
改めて、
この唄の力を感じた東北公演でした。
ちょうど一年前にこの唄を唄ったステージが縁となって
東北へ行くことができました。
これからも唄い続けたいと思う唄です。
最終日は、ゆっこちゃんと岩手観光。
やっぱり温泉には行きたい!
というわけで鶯宿温泉へ。
午後には盛岡に戻って
前日、お世話になった方との話題に出てきた
もりおか町家物語館へ。
中には雰囲気あるホールも。
ここでいつか公演したい!なんて夢もね。
さらに欲張って
到着した日に駅で看板を見かけて気になっていた
チーズケーキのチロルにも。
移動に思いのほか時間がかかってしまって
帰りの電車の時間が迫っていたのですが、
そんな事情を知ったお店の方が、
私たちの食べ終わる頃を見計らって
「タクシー止めてあるから!乗って行きなさい」と。
うれしい… 本当に行く先々で親切にしていただきました。
最終的に飛行機が遅れたため
仙台空港でちょっと奮発して牛タンラーメン。
めちゃくちゃ美味しかった。。
大槌で
終演後に握手したおばあちゃんから
岩手を忘れないでね
と言葉をかけられた。
もちろん
忘れない。
いつだって心は共に東北と在る。
でも、
これこそが
今回の旅で私たちが持って帰ってきたものなのかもしれない。
忘れないと伝えること。
実は
今年の予定、
まだあまり何も決まってなくて。
でも、昨日帰ってきてから
ちょっと考えました。
空いてるということはつまり
何かを始められるタイミングなのだ。
終演後に握手したおばあちゃんから
岩手を忘れないでね
と言葉をかけられた。
もちろん
忘れない。
いつだって心は共に東北と在る。
でも、
これこそが
今回の旅で私たちが持って帰ってきたものなのかもしれない。
忘れないと伝えること。
実は
今年の予定、
まだあまり何も決まってなくて。
でも、昨日帰ってきてから
ちょっと考えました。
空いてるということはつまり
何かを始められるタイミングなのだ。
あの日から―東日本大震災鎮魂岩手県出身作家短編集 | |
岩手日報社 |
岩手県大槌町と陸前高田市、4ヶ所での公演を終えて。
ハートのブローチは
陸前高田の方々の手編みによるもの。
衣装に見事にぴったりでした。
今回はスケジュールの都合で
万響&ゆっこの二人でのツアーになりましたが、
思い返せば私たちが出会ったきっかけは津軽の芸能だった。
あれから随分経ったけれど、
東北の芸能が大好きだという気持ちはずっと変わらない。
大阪から行く私たちが、
地元の人たちの前で東北の芸能をやることに迷いと不安を抱えながら、
でも、芸能への思いは本物だから、と思いながら行って、
大阪の人たちが東北の唄や踊りをやってることに驚いたし嬉しかったと言ってもらえて、
何よりもありがたい言葉でした。
二人で、ああほんとに続けてきてよかったね、と
感動を分かち合った夜でした。
三味線をやめようと思ったことは一度もない。
津軽三味線に憧れて歩き始めた道で
出会ったり共に歩いたり別れたり
ときには迷路をさ迷うように感じたり
後戻りしたくなったり
いろんなことがあったけど、
その積み重なりがここで一つに繋がったと感じました。
横尾忠則の代表作「Y字路」をモチーフにした作品「迷宮の鼓美術少年」の中の林英哲の言葉。
どの道を選んでも正しい道。
ここに辿り着く道だったんだ。
ハートのブローチは
陸前高田の方々の手編みによるもの。
衣装に見事にぴったりでした。
今回はスケジュールの都合で
万響&ゆっこの二人でのツアーになりましたが、
思い返せば私たちが出会ったきっかけは津軽の芸能だった。
あれから随分経ったけれど、
東北の芸能が大好きだという気持ちはずっと変わらない。
大阪から行く私たちが、
地元の人たちの前で東北の芸能をやることに迷いと不安を抱えながら、
でも、芸能への思いは本物だから、と思いながら行って、
大阪の人たちが東北の唄や踊りをやってることに驚いたし嬉しかったと言ってもらえて、
何よりもありがたい言葉でした。
二人で、ああほんとに続けてきてよかったね、と
感動を分かち合った夜でした。
三味線をやめようと思ったことは一度もない。
津軽三味線に憧れて歩き始めた道で
出会ったり共に歩いたり別れたり
ときには迷路をさ迷うように感じたり
後戻りしたくなったり
いろんなことがあったけど、
その積み重なりがここで一つに繋がったと感じました。
横尾忠則の代表作「Y字路」をモチーフにした作品「迷宮の鼓美術少年」の中の林英哲の言葉。
どの道を選んでも正しい道。
ここに辿り着く道だったんだ。
今日は陸前高田へ。
「河内音頭」で持参した鳴物を取り出し
会場の皆さんに配ろうとしたところ、
これは○○さん出番だよ、みたいな声が起こり
名人登場。
この鉦さばき、明らかに玄人!!
昨日に引き続き、笛で参加してくださった菊池さんとともに
豪華なお囃子での神楽舞アレンジが実現しました。
そして、最後の公演場所へ。
本当にどこへ行っても
皆さんあたたかく迎えてくださって
ただただ感激です。
遠い大阪で
東北の芸能を好きになってくれた人たちがいてうれしい、
と言ってもらえたこと、本当にありがたかった。
すばらしい出会いがいっぱい詰まった4公演でした。
ありがとうございました!!
雪景色の遠野を経て
大槌へ。
どんな人たちが聞きに来てくださるのか
果たして私たちの拙い芸で楽しんでいただけるのか
どきどきしながら迎えた最初の公演。
1曲目の「秋田大黒舞」の前奏を弾き始めた途端に
あ、知ってる知ってる、この唄やろ、とばかりに
早くも何人かが一緒に口ずさみ始めて
うわーーさすが東北!!と
民謡がいかに根づいているかを実感しました。
耳の肥えた皆さんからすれば
笑っちゃうくらい拙い私たちの演奏だったと思うけれど、
終始にこやかに聴いてくださって
ほっとしました。
今回、とにかく一緒に楽しんでもらう時間を作りたい、と
いろいろ鳴物を持参したのですが、
大いに盛り上げてくださいました。
さらに、
移動中の車内での会話から
現地でアテンドしてくださるNPOの菊池さんが
神楽の笛奏者であることがわかり、
実は今回の公演のために岩手の神楽舞をアレンジした曲を
作ってきていたので、ぜひ共演を!とお願いしたところ、
快く引き受けてくださいました。
皆さまのお力添えで
今の私たちに出来る精一杯の演奏、
東北の芸能にあこがれ続けてきた想い、
伝えられたかなと思います。
明日も2公演。
頑張ります。
言うてる間に
東北公演に出発。
例によって
前日に着物選ぶところからって。
個人的に
紫を着ると落ち着く。
というところからの二枚。
荷物の軽量化と着付けの短縮のために作り帯とセットできる組合せ。
出してはみたけど、落選の二枚。
藤色のは昔よく着てたけど、
最近すっかりご無沙汰。
緑のは最近着たくなったんだけど、
帯選びに悩みそうで次回送り。
着物選びは楽しい。
でも、前日にやるべきではない。
東北公演に出発。
例によって
前日に着物選ぶところからって。
個人的に
紫を着ると落ち着く。
というところからの二枚。
荷物の軽量化と着付けの短縮のために作り帯とセットできる組合せ。
出してはみたけど、落選の二枚。
藤色のは昔よく着てたけど、
最近すっかりご無沙汰。
緑のは最近着たくなったんだけど、
帯選びに悩みそうで次回送り。
着物選びは楽しい。
でも、前日にやるべきではない。
リハやら
レッスンやら
その他もろもろ録音したものが整理できないまま
日に日に増えてゆきます。
うん知ってた。
もう何年も前から気づいてたさ。
でも増えすぎて手をつける気になれず
まとまった時間も取れず
がしかし、
それは突然やってくる。
師匠から
前にラジオに出たときの音源、
メールで送って
と。
まず、それが本当にあるかどうかわからない。
というところからの家捜し。
見つけたと思ったら、MD!
懐かしすぎて唖然とするMD。
これ、どうやってパソコンに取り込める?
整理整頓ができない惨状を見て
もし突然の事件に巻き込まれて
杉下右京さんが部屋にやってきたら
何て言うんやろ~とか
ときどき思うんです。笑
レッスンやら
その他もろもろ録音したものが整理できないまま
日に日に増えてゆきます。
うん知ってた。
もう何年も前から気づいてたさ。
でも増えすぎて手をつける気になれず
まとまった時間も取れず
がしかし、
それは突然やってくる。
師匠から
前にラジオに出たときの音源、
メールで送って
と。
まず、それが本当にあるかどうかわからない。
というところからの家捜し。
見つけたと思ったら、MD!
懐かしすぎて唖然とするMD。
これ、どうやってパソコンに取り込める?
整理整頓ができない惨状を見て
もし突然の事件に巻き込まれて
杉下右京さんが部屋にやってきたら
何て言うんやろ~とか
ときどき思うんです。笑
昨年から持ち越しとなった東北公演が
いよいよ今週末となってきて
すでにそわそわどきどきしているのですが。
東北へ行きます
と言ったら
何や。失恋したんか。
と返ってきて意表を突かれました。
成程。
津軽海峡冬景色的な。
でも
私にとっては
東北はいわば聖地。
特別な想いのある場所。
愛する芸能のふるさとであり憧れの地。
むしろ東北に恋をしている。
ところで
いつもの美容師さんは
津軽海峡冬景色と石川さゆりが結びつきすぎて
津軽といえば石川、
ついうっかり石川県だと思い込んでて
毎回訂正するのに苦労します。
いよいよ今週末となってきて
すでにそわそわどきどきしているのですが。
東北へ行きます
と言ったら
何や。失恋したんか。
と返ってきて意表を突かれました。
成程。
津軽海峡冬景色的な。
艶華-Enka- | |
中森明菜 | |
UNIVERSAL SIGMA(P)(M) |
でも
私にとっては
東北はいわば聖地。
特別な想いのある場所。
愛する芸能のふるさとであり憧れの地。
むしろ東北に恋をしている。
ところで
いつもの美容師さんは
津軽海峡冬景色と石川さゆりが結びつきすぎて
津軽といえば石川、
ついうっかり石川県だと思い込んでて
毎回訂正するのに苦労します。
急いでるつもりはまったくないのに
自分の演奏を録音して聴いてみると
結構速くて吃驚します。
突っ込んでるつもりはまったくないのに
ちょっと走って聞こえることに愕然とします。
基本的には
民謡ってそんなに速くない。
唄はゆったり聞こえる方が素敵だと思う。
これで本番になったら
また更に昂って速くなったりしがちだから
意識。意識。
逆に
早弾きが下手くそなので
もっと乗っていきたいところなのに
モタモタして聞こえるというか
キレがないというか
そのわりに雑な感じがするとか
これまた悄然。
自分の演奏を録音して聴いてみると
結構速くて吃驚します。
突っ込んでるつもりはまったくないのに
ちょっと走って聞こえることに愕然とします。
基本的には
民謡ってそんなに速くない。
唄はゆったり聞こえる方が素敵だと思う。
これで本番になったら
また更に昂って速くなったりしがちだから
意識。意識。
逆に
早弾きが下手くそなので
もっと乗っていきたいところなのに
モタモタして聞こえるというか
キレがないというか
そのわりに雑な感じがするとか
これまた悄然。
ラジオで
初詣は神様にお願いするんじゃなく
誓いを立てるのが正しい、と言ってました。
初詣には遅れましたが
それでは新年の誓い。
今年こそ真面目に上方唄。
この二年程は
一年の半分以上休業してましたから!
もうちょっとちゃんとしよう。
三味線が可哀想だから。
というわけで
本日早速のお稽古初め。
行って参りました。
御年賀を頂戴しました。
富士山。
実はこちらの本番も今月なんですが…
今年もバタバタながら頑張ります。
初詣は神様にお願いするんじゃなく
誓いを立てるのが正しい、と言ってました。
初詣には遅れましたが
それでは新年の誓い。
今年こそ真面目に上方唄。
この二年程は
一年の半分以上休業してましたから!
もうちょっとちゃんとしよう。
三味線が可哀想だから。
というわけで
本日早速のお稽古初め。
行って参りました。
御年賀を頂戴しました。
富士山。
実はこちらの本番も今月なんですが…
今年もバタバタながら頑張ります。
といえば
最近はこれしかない、
林英哲新春コンサート。
先月の東京とは違って、今日は本当に太鼓のみ。
これは本当にすごいと思う。
三味線とか笛に頼らない、鉦でさえほとんど使われない、
それで二時間やりきるんですから。
また暴言を吐きますが、
もう他の太鼓チームとか興味なくなるから。ほんとに。
今年も東京まで何回か行かなあかん予感です。
頑張って働かねば(笑)。
というわけで
帰ってから昨日の仕込みの続き。
たくさん出来ました。
100個!
この思い、届きますように。
最近はこれしかない、
林英哲新春コンサート。
先月の東京とは違って、今日は本当に太鼓のみ。
これは本当にすごいと思う。
三味線とか笛に頼らない、鉦でさえほとんど使われない、
それで二時間やりきるんですから。
また暴言を吐きますが、
もう他の太鼓チームとか興味なくなるから。ほんとに。
今年も東京まで何回か行かなあかん予感です。
頑張って働かねば(笑)。
というわけで
帰ってから昨日の仕込みの続き。
たくさん出来ました。
100個!
この思い、届きますように。
初売りの街に買い出し。
年末に用意したものの
ちょっと足りない感じになったので。
仕込み中。
毎度ながら
ぶきっちょな自分に嫌気がさします。
楽器が弾けることと
手先の器用さには
まったく何の関係もありません。
年末に用意したものの
ちょっと足りない感じになったので。
仕込み中。
毎度ながら
ぶきっちょな自分に嫌気がさします。
楽器が弾けることと
手先の器用さには
まったく何の関係もありません。