三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

バロック・トゥ・ザ・フューチャー

2005年03月26日 | 鑑賞
古楽アンサンブル トリーヌのライブに行きました。
カザルスという、小さなバーでのライブ。

本当に、すぐ近くで演奏してくれるので、
ヴィオラ・ダ・ガンバの低音が心地よく身体に響いてきました。
とても親密な雰囲気のコンサートでした。
完全アコースティック。これに勝るもの無し。

で、やはり昔のヨーロッパの宮廷音楽の上品さ(?)もありました。
しばらく、触れていなかった種類の音楽で、
なんだか学生時代を思い起こさせて、不思議に懐かしく感じました。

そう。数年前まで音楽を専攻する学生だったはずなのに、
いわゆるクラシック音楽を知らない私。
古楽の生演奏なんて、はじめて。
ヴィオラ・ダ・ガンバとか、チェンバロとか、
音楽史の授業で名前を聞いたような記憶はあれど、
実物は全然知らなかったので、興味津々でした。
チェロに似た楽器のヴィオラ・ダ・ガンバが7弦で、
弓の持ち方が違って、二胡なんかと一緒だったりすることとか、
はじめて知った! ということが色々。

こちらのバーでは、隔月でライブイベントを開催されているとのこと。
マスターが、和楽器の企画もやってみたかったんですよ、と
おっしゃってたので、もしかしたら
いつか、響喜も呼んでいただけるかも!?
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みやこメッセ 2日め。

2005年03月20日 | ライヴ日記
昨日に続いて、BATI-HOLICと公演@みやこメッセ。
今日は、男の子の太鼓メインで。
私の出番は、アイヤ節1曲って聞いてたのですが、
ステージが野外から屋内へ変更されたのに伴い、
演目変更になって、じょんから&小原。

うーーん。じょんからは心配だ。
昨日やってないし。本番で歌詞が飛んだ前科のある曲だし。。。

と、思いながらでしたが、何事もなく弾き終え。
(あ、マイクのスイッチを入れ忘れてましたが・・)
小原は、最近、ちょくちょくやってるので、
まさか間違えることないだろうと思ったのが、間違いの元。
最初の太鼓で、いきなり じょんからに戻ってしまいましたー
普通、しないでしょ、そんなミス。
私だって、今の今まで、したことない。
めっちゃ焦りました・・・むりやり、唄に入ったら、
踊りとずれました。ごめんなさいっっ

いや~大変でした。
ミスしたときに、どう対応するか。
そういうことも、考えとかなきゃいけませんね。
その前に、間違えないように練習に励みましょう
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みやこメッセでライブ。

2005年03月19日 | ライヴ日記
今日は、BATI-HOLICと一緒に、
伝統産業の日のイベントで、みやこメッセにて公演。

たまたま公演が重なって、今日は、女の子5人での公演です。
こういうのは初めてだけど、これはこれで、面白そう。

そんなわけで、今日は、ヨサレ、オハラ、アイヤの手踊り+曲弾き、
という、津軽モノ目白押しのプログラムでした。

でも、まだまだ野外ステージは寒かった。
5時半からの1回目の公演の時に、すでに相当寒くて、
だんだん指が冷えてきてしまい、
私の出番の最後になったアイヤ節では、撥すら思うように動かず・・・
6時半からの2回目は、もう真っ暗で、照明つけてのステージでしたが、
寒いのなんの。
着物だったんですが、アームウォーマーつけちゃいました

でも、寒さを別にすれば、
女の子オンリーの舞台、なかなか新鮮で楽しかったです。

明日もやります
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中学生に日本の伝統芸能を見せること。

2005年03月03日 | 三味線のはなし
BATI-HOLICの学校公演に参加してきました。
はじめて埼玉へ行きました。

中学校の芸術鑑賞会での公演です。

予想外に大歓迎で、すごく盛り上がってくれました。

やっぱり、できるだけ早いうちに、
日本の伝統芸能に生で触れることが大切だと思うのです。
どんなにいいものでも、録画とか録音では良さって伝わりにくい。
ちょっとぐらいレベル低くても、生で触れたほうが、
ダイレクトに伝わると思うのです。
とくに、和太鼓は生でなきゃダメでしょう。
太鼓が生み出す震動を身体で感じること、これに尽きます。

日本の伝統芸能を音楽教育に取り込もう、という動きは
少しずつ出てきてはいるけれど、
なかなかその面白さを伝えるところまではいってないんじゃないかな。
現場の先生が、本当に、その芸能を好きで、すばらしいと思っていなければ、
絶対に伝わらないと思う。
大事なのは、いろんなことを教えることじゃなくて、
きっかけを与えることだと思うのです。
今まで知らなかったけど、これって面白いかも、と思ってくれたら、
そう思うきっかけを創ることが出来たら、
その先は、きっと自分で探すと思うから。

だから、今日の公演はすごく良かったと思います。
今日、聴いてくれた子どもたちが、その一部であっても、
日本の伝統芸能も面白いな、って興味を持ってくれたら
すてきだなと思うのです。

私も、もっと早く津軽三味線に出会える機会があればよかったと思う。
きっかけをたくさん用意することが大事。
だから、私は、単に、津軽の唄だけをやればいいとは思えないのです。
普通は三味線と出会うような場所じゃないところで、あえてやっていきたい。
そこで、今まで三味線知らなかった人たちに聴いてもらって、
その中で1人でも2人でも、いいな、と思ってくれる人がいたら、
うれしいのです。

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腰痛を携えつつ埼玉。

2005年03月01日 | 三味線のはなし
なんだかしらないが腰が痛い

そんな一週間の始まり。

明日から埼玉へ向かいます。
毎度お世話になってるBATI-HOLICと一緒に、
木曜日に中学校で公演します。

中学生の頃・・・
もしも。その頃に三味線と出会っていたなら、
今とは違う生き方をしていたかもしれない、と思ったりします。
三味線との出会いが遅すぎたとは思わないけれど、
もっと早く出会っていたかったと思うこともしばしば。

私の三味線聴いて、
三味線ってカッコイイかも! なんて
思ってくれる子が一人でもいたら、すごく素敵なことじゃないでしょうか。

その前に、明日の夜は、
高校の友だちと東京でゴハン食べに行く予定。
会うのはすごく久しぶりなので、楽しみです

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