三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

BATI-HOLIC@ホテルニューオータニ

2005年11月30日 | ライヴ日記
先週の悲惨なアイヤのリベンジを果たすべく、
行ってまいりました。

ホテルニューオータニ。
某パーティーのアトラクションです。

なんというか、
最近、また、アイヤ節が壁に突き当たってる感じです。
ゆっくりめに弾くときは全然問題ないのですが、
踊りのテンポを意識すると、引っかかっちゃう。
がんばりたいと思います。

ついでにいうと、
今日は本番で、何回か、
撥でマイク直撃してしまいました。。。
マイクが近すぎると、こういう結果になるのは
分かってはいるのですが、
そうかといって、絶対安心な距離をとってしまうと、
音があまり入らない。
ヤマアラシ的ジレンマを感じます。

公演自体は、なかなか評判も良かったようで。
いつか、アイヤのリベンジさせていただけたらいいなぁ。
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名前。

2005年11月29日 | 三味線のはなし
今は昔。

某カルチャーセンターで三味線を習っておりました。

今から思えば、非常に貴重な体験もした気がしますが、
(家元を巡る女の争い!を目の当たりにしたりとか・・・)
何だかよく分からないままに、名取など頂いたこともございました。
いや、いただいた、というか、ちゃんとお金も払ったんだけど。

しかし、結局、そこの教室で、これ以上得るものはない、と判断して、
うやむやなまま教室を去ってもう5年以上たつわけです。
はっきり、「やめます」といったわけではないけれど、
戻るつもりもさらさらないけれど、

私がもらった名前を、違う人が普通に使ってるって、どうなんでしょう。

やめてった(と思われる)人間なんてそんなもんなんでしょうか。
でも、今年のお正月に先生から年賀状もらったし・・・
これで、もし、明日にでも、私が、
  長い間お休みしててすみませんv
なんつって、復帰宣言をした暁にはどうなるんでしょう。
     修 羅 場 ?

どうでもいいとはいえないぐらい、高い買い物だった。

ついでにいうと、こういうところが、
結局は三味線が普及していかない要因なんだと思うのですよ!
コメント (2)
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雨ニハ負ケテモ 寒サニハ負ケナイ

2005年11月23日 | ライヴ日記
そんな三味線弾きになりたいと思います。


BATI-HOLICと貴船神社で演奏してきました。
紅葉の京都。すごい人です。
夕方の公演だったので、始まる頃にはすっかり日も暮れ。

寒い!

覚悟はしてましたが、やはり寒い。
体の芯から冷えて、手が動きません。

まずは曲弾き。
撥が狙いどおりに来てくれない!
一の糸の連打がしょっぱなから外れました。
なので、テンポはかなり抑えて。
手が動かない分は気持ちでカバー。
左手の指の方が、まだ動いたので、丁寧に丁寧に弾きました。
ある意味では、すごく集中して、気持ちを込めて、
そのときの自分のベストを尽した演奏になってたと思います。

続いて、じょんから節。
急にやることになって、
歌詞とかテンポとか不安もありつつ、
ところが、やってみると意外と速さも出せて、良かった。
じょんからは、年季入ってるので、
手が勝手に動いてくれる感じです。
頭の中で、あれ?次これだっけ?なんて思ってても、
先に手の方が正しいフレーズを弾いてる。スバラシイ。
やっぱり、旧じょんからがいちばん好きだ。
マニアの証し。


太鼓演目を挟んで、アイヤ節。
とっても心配だったのですが、案の定。
撥が動きません~~
やたらと引っ掛かってしまい、惨敗。
アイヤは難しいです。
好きな曲ではあるんだけど、
踊りのテンポに合わせるにはまだ余裕が足りません。
ベストコンディションじゃないと、どうしても焦りが出ます。
今日はなんだか踊りの方も不調?
いや、きっと、私の前奏がすでにコケてたからだな。
頑張ります。

血の巡りが悪いのか、末端冷え症なので、
なんとか改善する努力を始めたいと思いまーす。

でも。
貴船神社。
すごく素敵な舞台で演奏できて良かったです。

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たまには有意義な休日を。

2005年11月07日 | つれづれ
今日は公演の打ち合わせに行ってきました。
…というほど大層なこともなかったのですが。

公演以外にいろんなお話をお聞きして、
考えることがいろいろと。

このまま終わりたくはないと思いながら、
どっかであきらめかけてたのかもしれません。
仕事を言い訳にしてただけ。
実は時間はそんなにないのかもしれません。
やりたいことはいくつかあって、
どれを選ぶべきなのか、まだ見えてないのですが、
とりあえず全部やってみるかー。

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文化の日@老人ホーム公演

2005年11月03日 | ライヴ日記
今日は、WADONAでもBATI-HOLICでも響喜でもなく、
津軽三味線グループで演奏してきました。

文化の日、毎年恒例の公演です。
(といいつつも、私は去年はシマグニビートに出てた記憶が・・・)

三味線合奏は、最近ではこのグループでしかしないので、
曲を覚えなおすのが、けっこう大変です。
ぼーっとしてると間違える。
(本番中にぼーっとしてるのはどうかと)
なんとなく、今日は<弥三郎節>をやるんじゃないか、という
予感がしたので、昨日練習したのは正解でした。
しかし! まさかこの季節に<さくら>をやるとは大穴でしたー!!
決して難しい曲でもないのに、忘れてますね・・・

このところ、曲弾きは好調を維持しています。
このレベルを維持するのは最低条件だとしても、
そろそろ新しい何かを作りたいなと、欲が出てきました。

       ☆☆

終演後のカフェタイムに、お客さんの一人に言われました。
 子ども二人ぐらいは育てなあかんで。
 女の子はお料理も出来なあかんで。
人生の大先輩のお言葉。
耳も痛ければ、胸も痛みます。
それでも。まだ、諦めがつかない若造なのです。
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