三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

2度目の東北ツアー終了。

2016年07月31日 | 響喜
今日は大槌町の復興住宅2ヶ所で演奏してきました。



最後の場所ではアンコールで
会場の皆さんも炭坑節を踊ってくださって
とっても盛り上がりました。
久しぶりにこんなに笑ったなー
ってほら、また私たちの方がパワーをいただいてます…


それから
銀河一のソフトクリームを食べて
早地峯神楽を観に行ってからの打ち上げ。


東北、また必ず来ます。
その日のためにがんばります。

ていうか移住しちゃうかもしんない。笑

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2度目の陸前高田。

2016年07月30日 | ライヴ日記
今日は陸前高田の2ヶ所で演奏してきました。

1月にもお世話になった方、来てくださった方との
うれしい再会と、
また新しい出会いと。



1ヶ所めでは
津軽アイヤ節の太鼓を完璧に打ってくれる方も登場。
さすが東北!!



どこへ行っても
本当にあたたかく迎えてくださる皆さんに感謝。


こんな経験ができるのも
あの日、津軽三味線に出会ったからなんだなーと
感慨深い。


本日の衣装

友人が贈ってくれたライオン更紗の浴衣
帯締めも別の着物好きの友人からもらったもの
ハートのブローチは1月に来たときにいただいた陸前高田の方々の手作り品

思い入れたっぷりのコーディネートです。


明日もがんばります!

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出発。

2016年07月29日 | 響喜
ハートのマークのタクシーで出発。
進路は北へ。

京都から新幹線は初めてかも。



キャリーバッグ
ボストンバッグ
リュック
の三点セットで大荷物。

ちなみに、このリュック。
小学生の頃からあります。
超お気に入りで捨てられない。


さて
まずはちょっと睡眠不足の解消を…


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新相棒。

2016年07月28日 | つれづれ
いつものように
荷造りが終わらない深夜です。



去年、キティさんキャリーと
泣く泣くお別れしてから、
やっとこさ見つけた新相棒は
見た目スタイリッシュですが、
もう一回り大きいとベスト。

思えば思うほど
超優秀だったキティさんキャリー。
楽器と着物がジャストで収まる大きさ、
しっかりハードな素材、
電車で勝手にお散歩しない2輪、
この子、どこかに在庫でまだ残ってたりしないのかなーー
ってくらい、完璧な相棒でした。

最近、2輪のキャリーバッグが本当にない。
どこかで良さげなやつを見つけたら情報求ム。



何でこんなことが起きたのか…
悲しい最期。
こうなると、もうさすがに使えなくて…


明日は新相棒と北へ向かいます。

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お前もか…!

2016年07月27日 | 着物
お洋服のブランドには一切合財興味のないこの私が
唯一あこがれのブランドが竺仙の浴衣。

色づかいとか柄の感じが
古典的で粋で
他とは一線を画す美しさ。

お値段もよそとは違うレベルなんですけどね…

めっちゃ素敵で欲しいけど
そうはいっても浴衣にそのお値段はなぁ、、と
毎年躊躇してしまう。

去年の夏も
師匠とその話で盛り上がったんですが、
今年もまたそんな話をしたので
ちょっとサイトを覗いてみたら。



キティさんとコラボしてる!!

かわいい。
めっちゃかわいい。
これ着て外を歩く勇気はないけど
でもかわいい…

普通はコラボ商品が高いはずなのに
さすがの竺仙なのか
他よりはお手頃価格になってるし。
そして売れ残ってる(笑)

今年は浴衣買わないって決めてるんだから!

でも気になるーー



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芸術でなくて十分だ。

2016年07月26日 | 読書
ずっと気になっていたバックナンバー。

アルテス Vol.1 特集【3.11と音楽】
坂本龍一,片山杜秀,吉岡洋,佐々木敦,大石始,石田昌隆,三上敏視,輪島裕介,川崎弘二,毛利嘉孝,谷口文和,山崎春美,長谷川町蔵,三井徹,加藤典洋,岡田暁生,椎名亮輔,高橋悠治,ピーター・バラカン,大友良英,三輪眞弘
アルテスパブリッシング


こういう特集に
学生時代に講義を受けた、かの岡田先生が執筆していることに
何となく驚きつつ
読んでみて共感することにも驚きつつ。

しかし、今日は
吉岡洋「死者のまなざしの中にみずからを置くこと」から。

芸術がたんなる娯楽ではない真剣さを伴っているのは、そのためである。
基本的に娯楽は生者に、芸術は非在の者たちに向けられている。



私は芸術という言葉に抵抗があって、
自分がやっているものが芸術だとも思わないし
目指そうとも思っていない。

だって
今生きている自分のために
そして、今共に生きて聴いてくれる人たちのために
演奏することがすべてだ。

娯楽だって、真剣勝負なのである。



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情熱シアター。

2016年07月25日 | お知らせ
情熱大陸のテーマは
自画自賛のアレンジができていますが、
まだ情熱大陸には出演していない響喜です(笑)

が、このたび、
わたくし三味線弾き万響と踊り子ゆっこのチーム津軽の二人で
「情熱シアター」に登場させていただきました。



お世話になっているカフェ&サロンゆるりをお借りして、
4月にインタビュー&撮影を行ないました。

二人が出会ったきっかけでもある東北の芸能への想い、
今年1月の被災地での公演のことなどをお話ししました。

実際にはもっと大変にとっちらかった話だったのですが、
見事にまとめていただき感謝しております。
ゆるりのお庭もツツジが満開で素敵です。
強力に盛り上げていただいております。



さて
いよいよ今週末は二度目の岩手公演です。


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一日三千。

2016年07月24日 | 三味線のはなし
お稽古終わってのコーヒータイム。
東北公演に向けて現在猛練習中だと話すと、

わかるよ
今日はバチがよく動いてる

と、師匠さすがのお言葉。

日頃いかにサボってるかもバレてますね。\(__)




ある大学野球の選手の話。
小柄な体格をカバーするための打撃練習、1日3000回だそうです。

練習は裏切らない。
知ってるんだ。
今だけじゃなく
頑張ろ。


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教えられ上手。

2016年07月23日 | 三味線のはなし
子どもの頃
プロゴルファーといえば
岡本綾子かジャンボ尾崎、くらいの認識だった、
その岡本綾子さんがゴルフの解説で

強くなる選手は「教えられ上手」

というようなことを言ってたそうです。


成程。

何でもかんでも取り入れようとするんじゃなくて、
ちゃんと自分で取捨選択して磨いていける能力。

ゴルフだけの話じゃないよね。



私は取り入れる努力が足りなさすぎる教えられ下手です。多分…



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シンプルライフ。シンプルミュージック。

2016年07月22日 | 三味線のはなし
シンプルライフだとかミニマリストだとか
最近よく見聞きするし
良いなぁと思う部分もあるけれど、
持たない、ということにこだわりすぎて
何かと物いりになりがちな趣味なども持たない方が良い、
みたいになると、何かちょっと違和感を覚えます。
少なくとも三味線を持たない人生など
私には意味がない。

でも
音楽の表現をシンプルにすることには興味がある。

もちろんシンプル至上主義には絶対になれないけれど
(津軽三味線という派手なジャンルを選んでる時点でアウトだ)

敢えてのシンプルな表現

というのも選択肢の一つとして持っていたい。

技巧はある部分を誤魔化してもくれるが、
シンプルにすると何もかも露になってしまう。
でも。音楽のシンプルにはアクセサリーも不要だ。
素で伝えられることだけが真実。
そんな場面もあるだろう。


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じぶんの唄。

2016年07月21日 | 三味線のはなし
昔やってたバンドのオリジナル曲に
こんなタイトルのがあったな~

なんてのは本題とはまるで関係ないんですが。


唄のキーに迷ってたわけですが、
友人のコメントを読んで、
本当に気になってるのは全然別のことなんだと気づいた。
それは根源的な問題でもあるから
すぐに結果は出せないかもしれないけれど、
それでも今日の練習で少し変化をつかめた気もしている。

じぶんの唄。
自分らしい唄。
自分にしか唄えない唄。
ずっとそれを探し続けているなぁと。


そういえば以前、
某レコード会社の人に
君の津軽民謡はまったく津軽らしさがない、と全否定されたことがある。
その人の視点は私が考えてることとは違いすぎて、
だからその言葉は私にまったく響かなくて、
何の影響も受けることなくスルーしてしまったのですが、
自分が納得できる人の言葉はちゃんと聞く。
もう大人ですから。
つまらないことには振り回されないように。
真摯に受け止めるべきことはきちんと。
選べるようになっておくことも一つ。


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SNS。

2016年07月20日 | 三味線のはなし
唄のキーをどうしたものか
迷える子羊の私は

ゆうべ、Facebookのお友だち限定で練習動画を公開して
ご意見を募ってみました。

真剣なアドバイスをくれた友人たち
ENサロメでもずっと見守ってくれたスタッフさん
そして、まさかの師匠からのコメント

本当にありがとうございます!!

Facebookは全くやる気なかったのに
大人の事情で始めましたが、
いいこともあるものです。



あーー空が青い。



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連休明け。

2016年07月19日 | つれづれ
リア充な皆さんから
各地のお土産をいただく本日。
黒糖ときな粉のコンビは最強だと思う。


何年ぶりかの連休だった私ですが、
ほぼ引きこもり。

もちろん
練習してたんですよ!

しかし
練習すればするほど
出来てない感が募ります…

東北行きは特別なんです。


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楽に唄うか。頑張って唄うか。

2016年07月18日 | 三味線のはなし
今頃になって
唄のキーに迷いが生じる。

本調子にして低めのキーで
楽に声が出るところで唄うか。

二上がりにして高めのキーで
出ないわけではないけど
楽でもない音域で唄うか。

高い方が聞こえやすい、ような気もするのだけど。
聴き慣れてるからなのかもしれない。


楽器が一つしかないので、
なるべく調子は変えたくないのです。
あるいは、三味線がよく鳴る音域だとか、
開放絃を使いやすい調子の選び方だとか、諸々の事情で
唄いやすい調子を選ぶ、ってわけにはなかなかいかない。

これは、いつもジレンマ。



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ドレミファソラシドが難しすぎる。

2016年07月17日 | 三味線のはなし
本当に
ドレミファソラシド、って弾くだけ。

そんなことが
三味線ではむちゃくちゃ難しい。

それも、三の糸だけで弾く、となると
左手の超高速かつ正確な移動が必要。

フレットなんて便利なものはないし、
よく使う音でもないし、
ただもう身体で覚えるしかない。

当たり前ですが、
三味線の基本的な音階は
ドレミファソラシドではありません。
そんな動きをすることは想定されていない楽器です。

三味線は意外と棹が長いので
一音の幅、つまり移動距離が結構あるのです。

嗚呼それなのに。
そんな難易度高すぎる技を
一時間のライブのイントロに持ってきてしまうなんて
何考えてんだ私は。

でも
自分がかっこよく弾けるところを見せたいんじゃなくて、
聴きに来てくれた人たちが楽しんでくれることだけを願って組んだプログラムだから。

私が越えなければならないハードルなんて
本当に大したことない。


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