自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

子らが「火打ち式発火法」でボランティア(3)

2015-04-05 | 日記

4月4日(土)。曇り。ボランティア活動当日を迎えました。

午後0時20分,4人の子どもたちを引率して施設を出発。科学館に到着後,すぐにサイエンスショップの開店準備。そして1時に開店。

子どもやおとながたくさん来場。さっそく,子らはボランティア活動を開始。最初こそ緊張感があったようですが,間もなくリラックス。習熟した手順どおりにていねいに説明し,来場者に体験してもらっていました。

結果,幼稚園の子も成功しました。粘ってやっと成功した6年生もいました。うれしいことに,体験者みんなが発火に成功したのでした。

わたしが「ほほーっ!」と感じたのは,口で説明するだけでなく,手を添えながらわかりやすく伝えようとする気持ちが見えたときでした。すてきな姿です。

下写真は,身を乗り出すようにして説明している様子です。


「こんなふうにして持つんだよ」と,手の向きを意識してきちんと説明していました。


火種ができたときに,危険を避けるために手を添えていました。もちろん,小さなお客さんの傍でしゃがみ込んで。

 
午後4時。あっという間に店じまいの時刻を迎えました。子どもたちは,実社会で人とふれ合う体験をとおして,ボランティア活動をたのしめたのではないでしょうか。反省のことばからは,十分に充実していたことが窺えました。価値のあるひとときを過ごしたように感じます。