農道を歩いていると,モンシロチョウが一つ土手・田の地表近くを飛んでいました。無造作に飛ぶというのではなく,草を探している様子。時折,前足を草に付けていたので,それらしい行動かと思われました。
立ち止まって観察していると,斜面に生えたイヌガラシの葉にとまりました。アブラナ科植物です。「これは産卵行動かな」と一瞬思いました。ほんのしばらくしてチョウは去っていきました。さて,卵が残されているでしょうか。
気になって,直後,株を確認してみると,卵がポツンと一つ。ただ,チョウがこの葉にとまっていたのかどうか,定かではありません。したがって,モンシロチョウの卵かどうかも不明です。
卵は純白で,紡錘形をしています。
このままでは卵の変化を見届けることができないので,株ごと持ち帰って経過を見ていくことにしました。株を植木鉢に植えて,翌日撮ったのが下写真です。
卵の形が歪になっているので,すこし心配しています。なにか芳しくない事態を招いたのかもしれません。
それはともかく,卵の産みの親の正体をつきとめたくて,しばらく観察を続けようと思います。