東山いこいの森の仙人

福井県勝山市にあるキャンプ場「勝山市東山いこいの森」の日々の暮らしを発信します。

カマラサウルス特別展示。

2012年12月18日 16時33分13秒 | 日記























      カマラサウルスの特別展示を見学に恐竜博物館へ行って来ました。
今まで 職員の人は、監視をされている様な感じで、でしたが 先日の新聞に、見学者に説明する研修を受けたと書かれていましたが、大変親切にいろいろ教えて 下さいました。




























                         



       
複製品を製作するには石膏で型をとって 作る事などことなども説明していただきましたが、
石膏からメス型を作るのは、そんなに簡単な事では有りません。
以前勤めていた会社では
小松製作所の建設機械の部品の鋳物を流す砂型の原型を製作していました。
昔は木型だったものが、今では、アルミや樹脂型が主流となっています。
樹脂型を作るのに、先ず木型を作って、それに石膏を流して、メス型を作り、木型を取り除いて出来た石膏の表面に
特殊な樹脂を塗ったり、ガラス繊維を貼ったりして補強してオス型を作っていきます。
石膏と水を混ぜてカクハンする時にも、気泡が入らない様に真空カクハンしたり、石膏は時間が経つと熱が出て固まってしまうので、すばやく流さないといけないし、
固まった石膏を原型から外す時にも、うまく抜かないと 、原型が割れたり、石膏が割れたりします。
そういう 苦労は、説明する係りの人は 知らないと 思うので、質問するのはやめましたが、
貴重な化石を使って、石膏で型を作るのは、本当に大変な事だと思います。
カマラサウルスの頭の骨の複製品を見て気がついたことは、頭骸骨が正面から見て左右の幅が狭いのです。
その事を質問すると、カマラサウルスは草食種なので顎は余り発達していなかったので、顎も頑丈でなかったとの事でした。肉食の恐竜になると、顎や歯も発達していると 言われました。
自分ひとりで見ているだけでは、分からないところが、傍について 説明して頂くといろいろ分かって興味がわいて来ると 思いました。
北六呂師へも行ってきましたが、勝山の町の中とは違って雪があります。



     
用水路には、昔ながらのイモ洗いの水車が回っていました。