東山いこいの森の仙人朝倉、足羽山紀行。
つかの間の晴れ間。
先ず、一乗滝へ行きました。一週間前は雪で行けなかっただけに、今年最後のチャンスでした。
小次郎がツバメ返しを編み出した季節はツバメが飛ぶ初夏の頃だと思いますが、今の季節此処まで来ると路面も凍ってなかなかいいものです。
次ぎに朝倉氏遺跡まで戻って、唐門だけでなく、少し上まで登って撮りました。
武家屋敷跡の屋根からは、太陽の熱で雪が解け、蒸気霧が立ち上がっていました。
観光客も何組か来ていましたが、12月28日から1月4日までは休みと張り紙がしてありました。
年末、年始のこの時期にしか帰省出来ない人にとっては、残念な事ですが、お役所の決まりですから
仕方有りません。
元日は雪模様なので、足羽山へ登れなくなるのではと思い、行って来ました。
足羽神社には、大きな枝垂れ桜があって有名ですが、初詣前の神社はとても静かで心落ち着く所でした。
鳥居を入って左の小高い丘のところに、回転式に参拝できる六地蔵様があるのを初めて知って、参拝させて頂きました。
そうこうしているうちに、登って来る時には見えていた、雪の白山に雲がかかって終いました。
白山は見えませんでしたが、取立山を確認する事が出来ました。
写真の中央の少し三角に見える部分です、右に烏、大長と加越国境の連山も確認出来ます。
芭蕉の句碑に「名月や北国日和定なき」とありました。今朝6時半ごろ月が出ていました。
十五夜では有りませんが、北国では珍しい景色でした。
大晦日、元日はこういう訳には行かないと思います。正に北国日和定なきです。