免許証の更新

五年ぶりに　免許証の更新に行って来ました。勝山市は大野の免許センターに行けばいいのですが、福井と違って人が少ないので駐車場もガラガラで　のんびりしていて田舎だなーと思いました。ゴールド免許なので講習は、十時で終わりました。思えば昭和四十年高校三年生の夏休みに、トヨペットクラウンの丸いボディーの車で教習を受けました。授業料は二万円でした。ちょうど自動二輪免許が普通免許を取れば勝手について来る最後の月だったと思います。自動二輪どころか５０ccのバイクにも乗った事が有りませんが、いつか皮ジャンを着てツーリングに出かけてみたいと思っています。東山いこいの森にもよく、一人で大きなバイクに乗って、一人用のテントを持った若者がやって来ます。その中の一人に富士重工の設計の若者がいました。はるばる、群馬県から来られたのですが、私も車は、富士重工のスバルにこだわっています。今のレガシーも１０年をはるかに超え１６万キロ以上走っていますが、調子はいいです。たぶん作る人も、乗る人もスバルを大事に思っている人が多いからだと思います。初めて会ったのに、意気投合し、二人とも、口べたなのに、とつとつと、しゃべってとても楽しかった、事がありました。これもキャンプ場ならではの出会いの場のお陰と感謝しています。

通夜

　小中学で１年後輩の通夜が有りました。東山には、夏の礼服など持って来ていなかったので、妹に頼んで妹の家まで持って来てもらい、今日の昼に妹の旦那に山まで持って来てもらって、なんとか通夜に着て行くことが出来ました。中学の時はガキ大将的な彼でした。体も大きく殺しても死なない様なタイプだっただけにちょっとショックでした。私が中学３年の時、掃除の部屋が一緒になって半年やった事があります。見た目は、やんちゃ坊主なのですが、掃除の時はとても丁寧にやってくれ大変助かっていました。中学を卒業してからは、ほとんど喋った事も無かったのですが、お互い６０を過ぎて　これから村の為にも頑張って欲しいと思っていただけに大変残念です。その分残された者がしっかりやって行かなければと思います。　通夜を終えて山に帰って来て、横浜に居る同級生に電話をしました。　　　　　この前、東京行った時に　逢えるかなと思って電話をした時には、仕事でダメだと言うことだったのですが、写真は見に行くと言ってくれていたので、どうでしたと聞いてみました。６月２８日に行って見て来てくれたそうで、携帯にも撮って来たと言っていました。わざわざ横浜から　上野まで見に行ってくれてと、思うと、本当に嬉しく有り難いと思いました。私の同級生は、３人亡くなっています。これからは、年々その数が増えて来るだけですが、前にも書きましたが、北は北海道から南は沖縄まで、散らばった同級生の心のより所をこの東山いこいの森にして、何かあったら連絡して来る様に、其の事を皆に伝えて、より良い方向へと持って行ける様にして行きたいと思っています。ここは、海抜７４０メートル全国を見渡すには少しばかり低いですが、根性で頑張りましょう。
　

恐竜の化石発掘現場

恐竜の化石発掘現場のある北谷町杉山の杉山鉱泉は、同級生です。入院をして手術をして退院して来たと、久し振りに　東山いこいの森に来てくれました。見舞いにも行かず申し訳ないのに、わざわざ　ジャガイモ、ナス、さや豆迄　持って来てくれました。一人暮らしの仙人にとっては、本当に有り難い差し入れで、早速焼きナスにして頂きました。ジャガイモは、明日朝の味噌汁に使わせてもらいます。　　色々話をしているうちに、恐竜の発掘現場を　知らないのなら、今から案内してあげようと　言ってくれ、連れて行ってもらいました。ちょうど杉山鉱泉の真下あたりにあって、重機が三台も　置いてありました。ただの谷間の岩壁なのに、どうして、そこから恐竜の化石が出て来るのか、最初に発見した人は、凄い人だなーと改めて感心しました。いろいろハイキングコースも整備されつつあり、何年か先には一般の人も出入り出来る様になるものと思われます。東山いこいの森の川からでも葉っぱの化石ぐらいは、出て来るので真剣に探せば、大物が出てくるかも分りません。現場からの帰り道、未だ午後６時で明るいのに　猪クンが堂々と舗装した道を歩いています。そんなに驚いて、一目散に逃げて行くのではなく、ゆっくりゆっくり藪の中に入って行きました。私たちは、北谷地元の者ですから、何も危害は加えませんでしたが、たぶん化石をこっそりしっけいしに来るやからには、それこそ牙をむいて、突進してくるものと思われます。警察や、係りの人の監視取締りよりずっと強い恐竜化石の護衛官の猪クンに感謝です。　

ヒグラシの鳴くころ

　未だ　梅雨も明けていないのに　カナカナカナと少しもの悲しく　聞こえて来ました。ヒグラシは　夏の終わり頃に出て来るものとばかり　思っていました。　こうして　ブログを書く様になって　色々周りを観察する様になって　今まで気付かないで　見過ごしていたものにも、気付く様になった事は、いい事だと　思っています。今日は　大変疲れました、この辺で御機嫌よう。
　　　　

ホタル

　大雨も止んで　日が暮れると池の周りに　ホタルが４、５匹飛び始めました。　気温は、１９度　東山いこいの森のホタルにとっては、快適な温度なのでしょうかゆっくり、ゆらゆら　上に舞い上がったり、スゥーと斜めに降りて来たりと、のびのびとても楽しそうです。私一人を　慰めてくれているのでしょうか　じっと目を凝らしていると　真っ暗と思っていた池が薄ぼんやりと　見えてきて、柘植やドウダンツツジの丸く刈り込んだ輪郭も微かに感じ取れます。大勢の人がいる時には、
全く気づかない自然の中に　自分も　溶け込んでいる様な不思議な気持ちです。心が洗われるとは　こう云う事を言うのでしょう。　　株式会社　宏報堂企画部マネージャー　桑名さんと言う人から　電話で　７月２６日の産経新聞の朝刊にあなたの撮った写真を載せたいから、３０万円のところ２４万円でいいから、出して欲しいと言われました。「それって　よく話に聞く　振り込め詐欺の新種じゃ無いですか。」と聞いてみると、そんな事は　決して無いとの答えが返って来ました。もし本物の振り込め詐欺でも、私が振り込め詐欺ですとは言う訳は無いでしょうが、そんなに大金ある訳も無いのに、少しでも、東山いこいの森の宣伝になればと　思い　受ける事にしました。源野家の家訓は、騙されていると分かっても人を騙すな、と小さい時から言われて来たので、迷った時には、騙されていてもいいという気になってしまいます。おそらくこういう人間が振り込め詐欺を世にはびこらせる要因になっているのかも知れません。自然の中で心洗われる分、清濁合わせ飲む事もまた必要か。

町へ買い物に

　西日本放送へ　資料を送るのに、Ａ４の用紙を折らずに入れる封筒が欲しくて町へ降りて行きました。東山では、２２度だったのが２６度になっていて、車から出ると、気圧の変化で耳が聞こえにくくなるのと、蒸し暑さで、よくこんな所で人間が生きているなと　感心するやら　だからストレスがたまって　へんな事件を起こす者も出て来るのかなと　変に納得したりしました。　散髪をして７時を少しまわったので、封筒を買おうと思って、スーパーといろんな店も入っている、サンプラザと言う　勝山では有名な店に入ると、掃除のおばさん達が道具を用意して、スタンバイＯＫの感じでした。「店何時まで　やっているの」と聞くと８時までと言うので奥に進んでいくと、確かにスーパーの方は　未だやっていますが、普通の店の方は、ビニールのカーテンで仕切られてしまっていて入る事が出来ません。　慌てて外に出て、今度は、本町通り商店街、勝山一番のメーンストリートへ出ました、ここには、昔からの文房具屋さんもあるのでと　安心して行ったのですが二つともシャッターはもちろん、ネオンも付いていません。人間どころかネコ一匹いない　まるでゴーストタウンでした。とけいを見れば７時半、頼みの綱は　ホームセンター　ここも８時までしか　やっていないので、車を飛ばして間に合うか、心配でした　なんとか、１０分前について、無事封筒を買う事が出来ましたが、せめてメーンストリーぐらい、８時迄　空けておいて欲しいと　思いました。皆さん困らないのだろうか、それとも　かくいう私が常識外れなのでしょうか、どなたか教えて下さい。東山に帰って来ると、気温は、２２度に戻って、蒸し暑くもなく、池にはホタルが今日は５匹も飛んでいて、お帰りなさいと言ってくれている様で、ほっとしました。明日も　いい一日が巡って来る事でしょう。

草刈機

昨日雨の中　乗用車になんとか草刈り機を　押し込んで福井に帰る。今朝は朝から小雨模様でしたが、一人暮らしのお婆さんの家の隣の空き地の草刈りに出かけました。空き地の広さは、昔借家が三軒有った所ですから、１２０坪程あります。雑草もススキの仲間は、オレゴンナイロンコードでもなかなか手ごわいものがありましたが、国産のナイロンコードに比べれば、切れ味抜群で、２時間半で刈り終える事が出来ました。草が伸びていたのが気になっていたのですが、先週の水曜日は雨降りで出来ず、今日は、本来なら７，８月は休み無という事で　東山いこいの森から下界に降りる事はご法度なのですがお婆さんも、御心配なさっておられたので行って来ました。刈り終えた後、きれいになった空き地を見ると、ほっとした気持ちときれいになったと、喜んで頂き私も嬉しくなりました。明日未明からは、梅雨前線が停滞して、大雨になるとラジオでは言っています。現在午後１０時の時点では，嵐の前の静けさでしょうか気温は１８度、福井を出る時は、２８度有りましたから
本当に別世界です。

NN-放送からファックス

海を越えたNN放送から　日本の旅テーマは全国のアスレチック施設について７月某日生中継を　したいとファックスが届きました。残念ながら１０個あったのが雪でつぶれてしまい修復不可能となり現在は５施設のみとなってアスレチックとしては
お粗末なものですが　それだけ雪が多いという事は、東山いこいの森ならではの自然の恵みが一杯あります。たとえば５月のゴールデンウイークには、水芭蕉が池一面に花をさかせ、その横のテントサイトからは、テントにいながらにして水芭蕉を真近に眺める事が出来る事や、コシアブラ、タラの芽、コゴミなど山菜を自分で採って、テンプラ、お浸しにしたりと、またイワナのつかみどりも人気で、子供たちにとっては、食する事命の尊さをも　体験してもらう事が出来る事など、また今の季節ですと、モリアオガエルが高い木の枝の先に卵を産みつける事など、自分の目で確かめてもらいたい。自然体験をしてもらいたい事などお伝えすると、それでもいいと言って頂く事が出来ました。地元の放送局には見向きもされない東山いこいの森NN放送　西から太陽が出たみたいにうれしく感謝です。親がつけてくれた名前
正弘の弘は弘法大師の弘でありNN放送の方にいわれ御縁の尊さに改めて感無量感謝するものです。

福井県朝日写真展

第３７回福井県朝日写真展に応募したところ　７月５日ユーアイ福井に於いて公開審査があり、結果準特選１枚、入選２枚あったと、日写連福井本部顧問で今個人的に指導をして頂いている三上先生より電話がありました。三上先生は８５歳今年一年の目標を、福井新聞の写真の広場でグランプリをとる事として、教えて頂いています。しかし３月から１１月いっぱい迄は、この東山いこいの森での仕事、暮しがメインですから、撮影に出かける訳にはいかず、日写連の場所や日時が指定された所への撮影会には参加出来ず、悔しい思いをしています。今回応募した作品も、実は福井新聞の写真の広場に応募して、入選どころか佳作にも入らなかったものばかり１０点出して、そのうち３点が入ったという事は、今まで自信を失いかけていたものが、取り戻せた様で嬉しく思っています。作品づくりと構えて撮るのではなく日々の暮らしの中での出来事をデジカメでは無くフイルムに焼き付けて行く写真を撮って行きたいと思っています。外は七夕を明日に控えて星がきれいに見えています。海抜７４０メートルの所で天気が良ければ毎日星を眺めることが出来るのは、本当に　心洗われる思いです。大自然の懐の中に生かされているわが身に感謝です。

13夜

昨日の夜は、人がいっぱいでとても賑やかで、空を仰いでいる間などなかったのに
今晩は　みんな帰って誰もいません。ただモリアオガエルが力なく寂しそうに鳴いているだけです。月の光で杉木立がいっそう高く見え自然の中に　唯ひとりでいる贅沢を　味わっています。よく里の方では、クマが出たとか言ってますが、クマでもいいから、一緒に　月を眺めたい気分です。

今年初めてのキャンプファイヤー

　７月４日未だ夏休みでは　有りません。しかし今日東山いこいの森ではキャンプファイヤーを行いました。某大学の寮生のグループで北は秋田から南は鹿児島までと言っていました。ちなみに　私の中学(北谷中学)の同級生は　北は北海道から南は沖縄までいますから　そういう意味では、勝った事になります。でも自慢する程のものでも有りませんが、それだけ　散り散りになってしまった　この勝山市北谷町の東山いこいの森で、故郷を守ろうと必死で頑張っている仙人ですが、それも意義のある事かどうか　ただの独りよがりの様な気もします。しかしそれでは自分自身みじめになるだけなので　キャンプファイヤーを盛大に盛り上げて寮生諸君に楽しんでもらう事にしました。今日誕生日の人が　３人いるという事で　その人たちが女神様から聖火をもらうというので、そのトーチ代は、サービスしてあげる事にしました。キャンプファイヤーの最後の火の始末もしてあげる事にしました。おかげでこのブログは１２時をまわってしまいました。明日というより、今日６時に出発される釣り仲間のグループの方に迷惑にならないようしなくては　これにて終了します。

今日は、早目に東山に帰って来ました。

梅雨前線が停滞して、福井も大雨になると天気予報は，言っていましたが予想していた程ではなかったものの、午後から少し強くなって来たので、午後５時半頃に福井を出て、雨の中を帰って来ました。いこいの森の雨はそんなに降っていなく、いま(午後８時)傘をさして外に出てみると、ホタルが一匹光っていました。人が沢山来て街頭をつけると、ホタルの光は見ることが出来なくなってしまいます。誰もいない今だけの自然との触れあいに感謝。