ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

娘たちの旅立ち

2007年08月09日 | 家族
出掛けにコンビニで
「ととう これも」 かごの中におにぎり、お菓子、お茶を入れた。
女としての「ちゃっかり」をいつの間にか身に着けたようだ。

夜9時半。 駅前にはバスが2台。
大きなバスはディズニーランド行き。
小さなバスはディズニーシー行き。

お姉ちゃんは同級生6人で小さなバスに乗った。

出荷最盛期の真夏に生まれた娘の誕生日は毎年お粗末なものだ。
従業員との暑気払いと一緒だったりすることが常だ。
だがお姉ちゃんは不平不満を言ったことが一度も無い。

プレゼントなどまったく思いつきもしなかったが自分で設定していた。

今日はお盆前の出荷がピークで従業員は6時半から出勤して作業を始めた。
採花はこの夏一番。切り終わって冷蔵庫に入れ終わったのは夜8時を過ぎていた。
誰一人文句も言わず、また明日も早出をしてくれるそうだ。
皆良く働いてくれる。

こういう日、子供たちは決まって親が帰るまで夕飯を食べないで待っている。
いくら「先に食べて早く寝ろ」といっても一緒の夕飯を待っている。
父はまったく古風な人間ではないのだが、子供たちは皆が誰のために働いているのかを怖いほど知っている。

父は何も祝ってやれないが
ディズニーシーは最高の誕生日プレゼントになるはずだ。

コメント (2)
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