ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

進化するブランド

2007年08月19日 | 発信
カサブランカという品種はもう20年も栽培している。
固定品種は劣化こそするが決して進化はしない。
だから品種を更新する。

カサブランカという品種は特殊だ。
「白く咲くのはユリの花」 と歌われたのは鉄砲ユリのことだが、今日ではカサブランカがユリの代名詞のように思われているようだ。

いくら劣化しても劣化が許されないユリの王様なのだ。
種の保全も必死に行われているが、ブランドを進化させて劣化する品種の価値を維持する。

「魚沼三山」 は産地のイメージリーダーたる高級品ブランドだ。
「魚沼三山カサブランカ」 はさらに大きな責任を背負っている。
供給責任、安定出荷、情報販売、品質保証。
今年からの取り組みとして、切前を一日前倒ししての3日目販売をすることになった。
今日はその目合わせ会。
切り前、ボリューム、出荷体制等を協議の上、決定した。
夜の目合わせ会に我家からは、奥方を中心にモモ、ナオミ、アイが参加した。
会議や出張の多い父をフォローするために夜も協力してくれる。
進化するブランドに対応するためにはまず足場固めからだ。

                     

                     
コメント
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