ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

応神様

2008年03月22日 | 観察


放射冷却で湧き上がった霧は町へ降りていく。

村は標高220m位の台地に広がる。
裏山は小高い丘で標高340m。
「応神様」と言うありがたい名前が付いていて、山頂には昔お宮があったそうだ。
数年前に石宮を建立してお祭りをした。
頂上のパノラマはすばらしく、守門岳、権現堂、魚沼三山、妙高山、柏崎の黒姫山、米山まで見わたせる。
沢を挟んで増沢の山は「神武天皇」と言う、これまたありがたい名前が付いている。

なぜこんな山奥に古代の天皇の名が付いた山があるのか?
爺さんに聞くと、 「ほら吹きの先祖が適当につけたんだろ」
ちったぁいわれがあったほうが神秘的なのだが。

頂上には「峰っ張り」と呼ばれる雑木があるが、こう見えても樹齢何百年か経っているだろう。

ヒカラビ君が正式な「山彦への声かけ」を教えてくれた。
http://picasaweb.google.co.jp/hikarabidouga/2008_03_22/photo#5180515316156218258
腰に手を添えて、声を山にぶつけるように発するのだそうだ。 ほおって置こう。

峰伝いに行けば標高400mほどの「狗神様」がある。
魚野地の集落の人たちが祀っている。
バックに見えるのは魚沼三山。

昔は桑畑があって、峰伝いにとりに行ったそうだ。
ここまで登ると新潟平野や弥彦山まで見える。
つまり天気がよければ海や佐渡も見える理屈だ。
もっと天気がよければシベリヤも見えるだろう(うそ)

「ひなぎそ」と呼んだ沢は、正式には「舟木沢」と地図に書いてある。


うっすらと妙高山が見える。
この沢を下っていくと、あの 「すず妻」 が住んでいる。

ヒカラビ君命名
崇拝                         ザリガニダンス


目                            黄門様

ここでも楢枯れが深刻だ。
小さな木もたくさん枯れている。

今朝のしんばいはあまり硬くなくて長居は無用。
杉林の中は猫しんばいでした。

最後にしょうもない動画を。ちゃめぇ仕事のお遊びでした。
http://picasaweb.google.co.jp/hikarabidouga/2008_03_22/photo#5180516076365429666
コメント (14)
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