今日はJA直売所 魚沼百菜花ん の2周年祭。 目玉商品を並べての大バーゲンセール。
山古志からアルパカが助っ人に来てくれたので子供たちに大人気。
こんなにおとなしくて人懐っこい動物がいるのかねぇ。
でも主役は地元野菜。今が旬の秋野菜。
安くて出来の良い野菜が山ほど、特にカブ菜(野沢菜)は飛ぶように売れていた。
雰囲気につられて、いつもは入ったところにあるユリたちを表に出してみたら、、、、
結果はあまり売れなかった、ユリはやっぱり固定客が買っていくだけなのか?いつもの場所でなきゃダメなのかねぇ?
みかんの詰め放題(熊本産)小粒で甘くて、、、ほとんどのお客さんが買ってくれたのでは、、、
役員たちによる餅つきと豚汁サービス。
長蛇の列になるほどの盛況ぶりで餅が品切れになった。
2年目の直売所は好調だ。前年比で150%近い成績を毎日あげている。
特に10月は絶好調でユリも2ヶ月分くらい売れた。要因は品数。だいぶ固定客がついてきた感じだ。
全国的にもてはやされている直売所。、、、でもねぇ。
直売所って、、、農業者が最後に行きつく場所なんじゃないのかなぁ。
農産物流通の王道は、やっぱり共撰共販、系統、市場流通。大きな枠で国中の需要をまかなう農業が本来日本に必要な農業なんじゃないのかなぁ。
ところが花農業で言えばだんだん共撰出荷に対応できる農家が少なくなってきている。
産地も減っている。新潟県でもユリ産地は多少気を吐いてはいるが他の品目では県の協会を脱会する産地が相次いで、ついに解散の議論が始まっている。
原因はおおかたが高齢化だ。
切り花販売はまだ農協販売が主流だが鉢花や花苗の分野では多くが法人経営だったり農家対市場だったりで農協の立ち位置も控えめなのが実情だ。
直売所の誕生は農業者(組合員)を減らさないことには大変効果がある。この年代の後継者は多分減らないだろうし。
観光地扱いされたり、地域に明るい材料を提供することにも貢献している。、、、でもねぇ。
農産物が売れて農家がいきいきしていることは確かなのだが、、、
なんとなく、、行き詰まり感、、、を あるバカ は感じながらみかん売りをしてました。