ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

まんさく

2009年03月17日 | 観察
今年初めての自然の花。

夕べから今朝にかけての雷まじりの大雨でいきなり植物は反応しだしたらしくて、マンサクが一斉に咲きだした。
この時期にこれだけの雨が降ると、例年の雪の量だと雪崩の心配があるのだが今年は雪崩になるような雪はもう無い。

午後からは一転して晴れたが、今度は黄砂。

今日は彼岸の入り。
例年はこの頃から畑に融雪剤を撒くのだが今年はまったく必要が無い。
この時期の黄砂は自然に降ってくる融雪材みたいなものだったと思うが、今になってはお隣の国の大気汚染のほうが気になる。

この後さらにスギ花粉が舞うようになるわけだ。
我が家は爺さんと奥方が、マスクをする。
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さくら

2009年03月16日 | 発信

久々にたっぷり花を見た。

新潟に春を告げる花のイベント 「フラワーウエーブ新潟2009
桜を使った大掛かりなアレンジが春らしくてすごく良かった。


チューリップ切花コンテスト。
農林水産大臣賞はやっぱり 「ピンクダイヤモンド」だったが、一番気に入ったのはこれ。
オレンジと緑のコントラストが絶妙。

このあと、県が育種したアルビレックスと言うオレンジのチューリップも発売されるとか。

昨日はホームでの鹿島戦、勝ちましたね。

フラワーアレンジコンテスト。
例年よりプロ思考になっていたような気がするが、、、

一番目を引いたのはこれ。さすがプロ。

こういったイベントも、同じ日に「新潟酒の陣」をやっているのだから一緒にやれば相乗効果があると思うのだが、役人は縦割りだから、、、、

まずは花のきれいさを見てもらって、花に親しむ機会を増やす。
そこからなんだがなぁ。
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有機センター完成

2009年03月14日 | 発信

今年の小雪は工事には幸いした。

夜なべ、徹夜で進められていた有機センターの工事がほぼ完成して、まずは地元での完成見学会。

思いがけず、主婦から子供、孫までたくさんの人が参加した。

この冬、村の人たちはここを散歩コースにしていた。
いつも誰かがここを覘いては自分の家が出来るかのようにたのしみに見守っていたのだ。

大型の攪拌装置。
密閉型の畜糞輸送車。
国のバイオマスタウン構想に乗って、沢山の同様の施設が全国に出来た。
その後、酪農、畜産農家の減少から構想そのものが疑問視された。
しかし昨今はエコリサイクルが重要視される時代になって、、、
生ゴミを燃やすことの燃料コストが問題になって、、、
肥料が輸入されずらい状況になって値上がりして、、、、
減農薬、減肥料が当たり前のように叫ばれるようになって、、、
農業を日本全体が応援しようと言う雰囲気になってきて、、、
などなど、、、

この施設の稼働状況を見ながら十日町市も建設に向かうそうだ。
先般の山形の視察では(行けなかったが)市民運動的な取り組みをしているそうな。
出来た堆肥を使う側は大変盛り上がってはいるが、行政と農業者だけで盛り上がっていては尻すぼみになる恐れもある。
もっと情報公開して、市民ぐるみのエコ活動にする必要があるのでは?
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パパラッチ

2009年03月13日 | 観察

やっぱりこんな景色の中が落ち着くのだろうか?

ここに集まる人もマニアっぽい人が多くなった。

やっぱりここが一番餌が多かったようで、朱鷺がまた戻ってきた。
本土に渡った朱鷺はもう4羽。
全部無線を付けていない、身軽なメスばかり。

カメラマンたちが 「田植えが始まったら餌が取れなくなる、どうするのだろう」 と心配していたが、、、
その頃にはオタマジャクシやカエルがうじゃうじゃいるはずなので心配後無用。
なんたって、魚沼はど田舎ですから。
どうぞ秋までいてください。
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黒柴が欲しい

2009年03月12日 | 家族
今日は大安、新しい車が来た。

こんな重装備のやつではなくて、軽トラが新しくなった。

左の軽トラは15年働いてくれた。
15年で48000キロ。
畑にしか通わないので距離は乗っていないが、ボディーには穴が開き、アオリがもげ落ちた。
どこかが壊れたらしく、去年急にハンドルが重たくなった。
長年ご苦労さんでした。

右のは3年落ちの中古でまだ8000キロしか乗っていない。
内装など新品同様だ。
ネットで県内のディーラーを探して地元ディーラーに取り寄せてもらった。
なんと片手で買えた。まあ、それから車検とって、諸費用合わせてなのでそこそこの値段にはなったが。
今はネットでポイントを絞って捜せるので欲しいものが手軽に見つかる時代になった。

最近、犬を飼いたいと強く思うようになった。
きっかけはクロスカントリーを始めてからだ。
犬に引かせるスキージョリングというスポーツがある。
そこまで行かないにしても、雪原を犬と一緒に走り回れたらどれほど爽快だろうか。

農家の仕事では、親父は一人仕事のことが多い。
畑でお供が欲しいこともある。きのこ取りのときにも。

自分の中で犬のイメージはやっぱり柴だ。
手ごろな大きさ、耳ピン、シッポクルン。
毛も短くて清潔そうだ。 寒さにも強い。
忠誠心、うるさくない。
もちろん、座敷犬やバター犬を飼う気など毛頭無い。

隣のトラジー君はよく一服に遊びに来る。
誰にでも良くなつくが玄関先ではしっかり吠える。

だが、できれば黒柴がいいのだ。
黒い犬はさらに賢そうだし、平安時代の美人画のようなマユがたまらない。

十日町のホームセンターに一匹いたのだが、売ってるのを買う事になにやら抵抗がある。

ネットで調べてみると、里親探しのサイトやNPOが世の中にはたくさんある。
どうせなら犬助けもまた結びつきが強くなるように思う。
これを見だすとまたきりがないのだ。

犬を飼った経験は無い。
しっかりしつける自信もない。
ある程度トレーニングを済ませて、性格も分かった成犬を譲り受けることのほうが良いのかもしれない。
しかし子犬のかわいさには魔力がある。
犬の寿命と自分の寿命も考えなくてはいけない。


ネットで好きな時間に山ほどの写真を見るようになって、さらに思いは募り悩みは深くなる。

あぁ、こんなやつに会いたい。

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跡隠しの雪

2009年03月11日 | 発信

今日は久々の 「なごり雪」
昔見た 「まんが 日本昔話」 で、飢えに苦しんだ野菜泥棒の足跡を雪が隠したなんてストーリーをふと思い出した。

やっぱり春には今一歩と言うところだろうか。
出始めた畑や田んぼがまた隠れた。

入院中もかなりのアクセスがありました。
ありがとうございます。

今日は中断していたハウスの球根植えをした。
準備期間が1週間延びた分、良い土の状態だった。

品種はグルーワイン。
冷蔵庫で加温していたのでちょうど良い芽の伸び加減だった。
ほんとはハウス全部グルーワインのつもりだったのだが、大量欠品が出て、なんと3分の2はロビーナに変更になった。

オランダの球根農家も不作で大変苦しんでいるようだ。
不作の一番の原因は、不況による販売不振で生産意欲がしぼんでしまったことによるらしい。
ほんの2年ほど前まではバブル景気に沸いていたオランダなのだが、、、

バブル景気発祥も実はオランダだ。
17世紀にチューリップバブルがおきている。
花産業がバブルの起源ってのもなんだか皮肉なものだ。

跡隠しどころか20cmも積もった。
除雪車も来ないし、、、
最近のむちゃくちゃなニュースも隠してもらいたいね。
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世話になった

2009年03月09日 | ぼやき
ドォっと熱が出て1週間入院してました。

症状は一日で治まったのだがなにやら雑菌が体内に入ったようで、一昨年のノロウイルスのときと同じ様に体が過剰な反応をしてしまったようだ。

ここの病院は昔から食事がおいしいことと、看護婦 ( 最近では看護師と言うらしい ) さんが美人ぞろいで有名なのである。
今回も 「 患者さんの中で最年少よ 」 などと言われて、
「 そうか、俺が一番若い男か、ムフフフ 」 とふざけては見たものの、喜べない深刻な現状をたっぷり見せられてきた。

病院の窓から見える丘の上には、数年前まで我が家のハウスがずらっと並んで見えたのだが、地震の後の豪雪でつぶれて、今はもうない。

同室の老人が良く話し相手になってくれたが、かなり経ってから、
「 やっと思い出した、俺は昔お宅のハウスの解体を手伝った。あの時は世話になった。」

世話になったのはこちらのはうだった。
地震で傷だらけになった後の、豪雪。
冬中、雪との格闘でヘトヘトだった。
4m50cm ハウスをスッポリと覆いつくす雪で我が家の12棟を含め193棟のハウスが倒壊した。
雪が消えるにしたがって曲がったパイプが顔を出す。
カッターで切り落とすのが精一杯だった。

市役所を始め県知事室まで復旧支援のお願いに行った。
国の各省庁の災害担当の集まりの席で被害状況の説明やお願いもした。

なんとか解体費用だけは支援してもらえるようになったが、どうして良いかさえわからなかった。

見るに見かねた地元の 「 何でも屋 」 的業者が人手を集めて片付けてくれたのだった。
その中に老人は居たそうだ。
あのままだったらきっと秋までハウスは片付かなかっただろう。

それにしても、たった数日仕事をした ( させてもらった ) だけで、「あの時は世話になった」 とすんなり言葉に出るとは、、、

いやはや、こちらはまだまだ修行が足りません。

病院は川を眺める最高の場所に立ってます。
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大別当 2

2009年03月01日 | 家族
先月に引き続き、これが最後かなぁ~と また上国に来ました。
今日の当間頂上からのパノラマはGood
遠くの見える十日町の田原はもう雪がない。


たどり着くのに時間が掛かるが頂上のゲレンデはまるで北向き。
ザラメながらも締りの良いバーンだ。
1550mのクワット1本。ちょうど良い距離。
斜度もそこそこある林間コースが2本。この時期になるとここだけで1日いてもいいかな~と。

2週続きのスキー教室で、ヒカラビ君たちのクラスはインストラクターのレッスンを受けている。
後傾が見事に直って、かなり飛ばしても付いてくるようになった。

思い切って大別当に挑戦。
苦戦しながらも何とかいけました。

大別当のハーフパイプでは、フリースタイルスキーの世界大会をやっていた。
音響、MC、演出、テレビ中継付きの本格的な大会だった。

男子の部を見そびれてしまったが女子でもかなりのジャンプと回転をする。

こんなのをただで見れるのも大きなスキー場の魅力かな?


スポンサーの新製品、カップヌードルライト、ごっつぉになりました。
お姉ちゃんもかわいかったし。

今日も無料駐車場満杯。たいしたもんだね。
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