我が家にとっての冬の使者は来年栽培用の球根。津南高原で1年養成肥大させた球根が入荷した。
生産者がベテランなので今年もぴったりサイズに仕上がっている。
ただ心配なのはまだ地温が高くて熟成具合がどうだったかだ。
未熟な球根は鱗片腐敗の原因になる。
昨日の雨よけハウスの中の地温。16.5℃もあった。(草は気にしないように)
津南はここよりもずっと標高が高いのでもっと低いとは思うが、、、、
津南でもやっぱり人参は太くなりすぎているそうだ。
この後は選別パッキングして冷蔵に入ります。
冷蔵の過程は5年前のブログでうまく書いてあるので。http://blog.goo.ne.jp/hikarabinotiti/d/20071202
白菜もいただきやした。やっぱり巻きがゆるいそうだ。
秋のスミレ、本日撮影。
今年の仕事を終えたハウスのパイプが集まってくる。ご苦労様と時期外れのスミレが花を添える。
この秋、まだ一度も強い霜は降りていない。被覆されたハウスの中ではまだ地温が14度もある。
切り遅れているユリにはいい条件だ。
貴重な晴れの一日だったが夜には雨が降り出した。雨が降ればまた冷えない夜になる
ちょっと困っているの雪下用にんじん。ちょっと肥大が進みすぎていないかぃ?
試し掘りしてみるともう十分な大きさになっている。
去年は親指位のものが春にちょうどいい太さになっていたっけ。こりゃあ太りすぎるなぁ。
今にんじんは旬で、価格も安い。掘っている暇もない時期だし、、、
裏山では晩秋のごちそうも始まっていた。
うちでとれたサトイモ、にんじん、もらった大根、ねぎ。裏山で採れたナメコ、ヒラタケ、クリタケ、、、
これ以上のごちそうはないですねぇ。でもね、、
今日はついに家から数十メートルのところでクマ騒ぎ。暖かいのも考え物かな?
今日はJA直売所 魚沼百菜花ん の2周年祭。 目玉商品を並べての大バーゲンセール。
山古志からアルパカが助っ人に来てくれたので子供たちに大人気。
こんなにおとなしくて人懐っこい動物がいるのかねぇ。
でも主役は地元野菜。今が旬の秋野菜。
安くて出来の良い野菜が山ほど、特にカブ菜(野沢菜)は飛ぶように売れていた。
雰囲気につられて、いつもは入ったところにあるユリたちを表に出してみたら、、、、
結果はあまり売れなかった、ユリはやっぱり固定客が買っていくだけなのか?いつもの場所でなきゃダメなのかねぇ?
みかんの詰め放題(熊本産)小粒で甘くて、、、ほとんどのお客さんが買ってくれたのでは、、、
役員たちによる餅つきと豚汁サービス。
長蛇の列になるほどの盛況ぶりで餅が品切れになった。
2年目の直売所は好調だ。前年比で150%近い成績を毎日あげている。
特に10月は絶好調でユリも2ヶ月分くらい売れた。要因は品数。だいぶ固定客がついてきた感じだ。
全国的にもてはやされている直売所。、、、でもねぇ。
直売所って、、、農業者が最後に行きつく場所なんじゃないのかなぁ。
農産物流通の王道は、やっぱり共撰共販、系統、市場流通。大きな枠で国中の需要をまかなう農業が本来日本に必要な農業なんじゃないのかなぁ。
ところが花農業で言えばだんだん共撰出荷に対応できる農家が少なくなってきている。
産地も減っている。新潟県でもユリ産地は多少気を吐いてはいるが他の品目では県の協会を脱会する産地が相次いで、ついに解散の議論が始まっている。
原因はおおかたが高齢化だ。
切り花販売はまだ農協販売が主流だが鉢花や花苗の分野では多くが法人経営だったり農家対市場だったりで農協の立ち位置も控えめなのが実情だ。
直売所の誕生は農業者(組合員)を減らさないことには大変効果がある。この年代の後継者は多分減らないだろうし。
観光地扱いされたり、地域に明るい材料を提供することにも貢献している。、、、でもねぇ。
農産物が売れて農家がいきいきしていることは確かなのだが、、、
なんとなく、、行き詰まり感、、、を あるバカ は感じながらみかん売りをしてました。
とてもとても冷たい雨の降る一日だったが、今日は誕生日でした。
四捨五入してはいけない年になった。11月2日の誕生花はセイタカアワダチソウ。
最後のカサブランカが切れているが、、、、なかなか進んではくれない。クモの巣が張ってるよ。
しっかり保温しているのでアントシアンも出てないし、葉も枯れあがらずにボリュームは十分出てます。
何年振りかで芍薬の温湯消毒に、、、今年は切り花用に白雪姫を植える。
2年株でネマは付いていないのだが安全のために殺線虫消毒をしてから植える。
株を長く使うには欠かせない消毒です。
施設は日本で2番目にできたもので昭和45年から使っている。わが身同様まだしばらくは、だましだまし使える。
消毒が完了するまでの時間に山喜さんの展示ハウスへ。
11月、寒くなって行く作型ではどのコンデションのものが適しているかを見るには最高の環境が提供されている。
ごく暑い時期に植えて花芽文化。奇形の発生状況。寒くなっていく中での根の劣化、活性状況。
9月から10月前半に切るものとは明らかに違うコンディションを選ぶ必要がある。
写真はいっぱい撮ったけど、、、、寒いので暖色系が印象に残った。
最後のが話題のテーブルダンスだ。
新しいカテゴリーには輝く活路があるように感じる。
だましだましの経験値と新しいカテゴリーと、、、さぁ来年はどうしようかと、、考えつつ、、冷たい雨の誕生日でした。