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出戻ってきた自転車 あさひ シェボー

2020年03月27日 10時43分20秒 | 自転車整備

もらわれてった自転車が出戻ってきた。

しばらく放置されてたみたいで、なかなかにボロボロ。

自転車LOVEな私としては悲しいが、事情が事情なので、戻してくれただけでも誠意を感じる.

でも正直・・・・・戻してもらうと悩みが出る。組み立て癖がにょきにょきと頭をもたげる。

 

分解していって、使えるパーツと使えないパーツに分類。

使えないのは金属ゴミへ、使えるパーツは保管箱に。

フレームは塗装のヤレはあるが、まだ使える状態。掃除して、シールをはがして、コンパウンドで磨いて、コーティングすれば再利用できるだろう。

ホイールは全体にダメで、ハブのベアリングはゴリゴリで、分解したところベアリングは錆びて、レール側もひどい状態。手の施しようがない。スポークとニップルも赤い錆が出ており、安全面からこれらの部品は使えない。リムは白い錆が薄く浮いてるぐらいなので、手入れすれば再利用可能なのでばらして保管箱へ。

コンポーネント類のプラスチックが白く劣化した部分はプラスチック保護剤で磨くとまた元の黒色に。透明プラスチックの茶褐色の濁りは表面的なので、紙やすりでその層をはがして、荒れた表面を細かな紙やすりで細かく整えて、コンパウンドで磨くと、だいたいが綺麗になる。車のライトの磨き方もこんな感じだ。研磨剤と錆止めと油脂が入ってるピカールで磨くという人もいる。変速の内部機構もすべての段数に入る。何とか大丈夫そうだ。古い乾燥したグリスを除去して、注油をしとけば問題は無いだろう。保管箱へ。ディレラーも錆が浮いてるが、作動異常はないので、分解して磨いてグリスを付けて組み直す。シャフトの可動部には注油。表面は白い汚れぐらいなので、ピカールで簡単に磨いて保管箱へ。15年ほど前の汎用の変速機なので、チープであるけど、そういうパーツはどんどん消費されて捨てられていくの、実はレア。レアと言っても汎用品なので高値が付くことはない。ブレーキはテクトロのVブレーキで、錆びこそ浮いてるがこれもまだ再利用は可能なので錆びを落としたうえで、メッキ部分は再塗装すれば再利用は可能なので保管箱へ。でもチェーンはだめだ、固着してしまってる。これをきれいにするにはプライスレスだとしても時間がかかりすぎる。新しいの付けたほうがマシなので金属ゴミへ。

再組立てのプランを練る。ネル。寝る。錬る。練る。

手持ちのパーツをフル活用しても、どうしても修理の金額がどうしても1万ほどかかる。

この自転車を直すうえで、新たにお金をかけれる限度は1万円ぐらいか?2万か?そんなところがネック。

金額的なところの大部分はホイールのコスト。調達の金額が大きい。手持ちのロードバイクのホイールをハブ長を130mmからマウンテンバイクの135mmに組み替えるとかすると1万ほどかかる。お店で新品のホイールセットを買うと2.0~2.5万ぐらい。もっと安いのは無いかと通販でいろいろ探ってみたら、前後セットで11000円ほど。ええとメーカーは・・・・・あの関西の会社か。このメーカーのママチャリを買ったことがある。安売りのメーカーなんだが・・・・・ホイールのスポークがが2週間で折れた。品質的にちょっと信用が置けない。なんとか通販品で良さげと思ったものはサイクルデザイン・・・なんか聞いたことある。15000円ぐらい。

 

でもなあ。

予算的に心の折り合いがとれてないので、何となく組立計画をあきらめたほうが良いのかもしれない。組み立てか、フレーム状態にしてコレクション行きにしたほうが良いのか、ちと悩む。

コメント
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