ラジコン練習。
前回の前後ダンパーを付け替えたというのを、前後のリバウンド量を同じにするセッテングを施してもっていった。
ダンパー全長を短くするために、サスペンションシャフトのシム厚みを1mmほど厚みを減らし、リバウンド長が2mmほど伸びるようにした。前後3mmのリバウンド。ダンパーを分解して、シャフトをぬいてしまったため、オイルは抜いてしまったので、新しくに同じ400番手のオイルを補充。
セッテングの最中に、タイヤの種類やタイヤの新古で変えると、あんまりよくわからんのな。前回走行は5割ほど溝があさくなったタミヤミディアムナローレーシングラジアルタイヤ(SP-1023)を履いていった。今回は10年物のタミヤミディアムナローレーシングスリックタイヤ(SP-1049)をサンディング機械で表面慣らして付けていった。セッティングをしているときは大きく変化をさせるものに交換は厳禁なんだが、このタイヤを早く使いきりたいので付けてったのだが、いったい何をしたいんだろうと、これをかいてる今そう思った。
ラジアルとスリックでは、タイヤ径が2~3mmほど小さいのか腹がする。腹がするから車高をあげるようにしたが、TA02やTT01のように、ダンパーシャフトにシムを入れて調整する方式だと、車高をあげてしまうと、リバウンドが縮み、リバウンド量が変化する。そうなると前回の比較が意味がないので、セッテングの事は一時忘れることにして、練習走行のみに切り替えた。
3パックほどバッテリーを消費して、スリックタイヤを見るとブリスターができている。タイヤブリスターっていうのは表面の荒れで、ラジコンの場合はタイヤの表面に板目が浮かぶ。ブリスターができると食いが不安定になる。ブリスターは路面温度やグリップによる発熱で、タイヤの表面温度が耐温度以上になるとできはじめる。ゴム質が溶けてるから、総じて食う。感覚的にニュルニュルした感じが出てくる。路面に砂が浮いていたりすると、砂が付着するとグリップが失われる。砂が落ちるまで極端に落ちてリアが巻く。差が激しすぎるので安定走行ができなくなる。路面に砂などがない場合は良い状態がつづくので、掃除が行き届いたインドアサーキットの場合ブリスターがあまり気にならなかったりする。屋外でブリスターが出た場合、温度域が高いタイヤに変える。今回着けたスリックもラジアルも同じゴム質でオールマイティに使えるものなんだが、この暑さで路面がカンカンに熱い今では、温度域が少し外れてるようで、約10分×3本の約30分の走行で全面にブリスターが入ってしまった。タイヤの表面にブリスターが出ると次回の走行はじめで不安定なグリップになるが、路面が低温の時にでも、ガマンにして5~10分走行させればまた綺麗な表面に戻る。そんな時間がもったいないと思う時はセッターの機械にホイールつけて、サンディングできれいにしてしまったりもする。
4本目から新品のタミヤミディアムナローレーシングラジアルタイヤ(SP-1023)に変えて、1mmのダンパーシムをぬいてセッティングをもどしたので、セッテングの確認ができる。新品と使い込んだラジアルタイヤはグリップ感がけっこう違う。新品時は食いがいまいち。タイヤ表面が少し削れた状態ぐらいから安定感のあるグリップが得られる。新品のレーシングラジアルタイヤの表面が削れるのを待って、セッティングの確認をした。
ステアリングの時、きり返しが少し俊敏になって、グリップの有効時間が伸びてグリップが少し良くなった感じがする。このフロント側のリバウンドは正解で良い感じ。だが、ストレート直後のコーナーでリアに不安定感でた。ストレートエンドコーナーで、スロットル抜いてるから、フロント荷重が十分載ってるところで、クリッピングポイントを通った後、加速が始まるぐらいでリアのグリップが無く、つるっとケツが巻く。コースへの進入角度が深く鋭角すぎたり、スロットルを油断してクリップに浸けないので、ステアを大目に取ると、シャーシががクルリと後ろを向く。
コーナーのフロントの動きは良い。なのであんまりこのリバウンドはいじりたくない。フロントの挙動がリアにまで影響を及ぼすと考えると、フロントダンパーのオイルが硬いか柔らかいかで、沈んだあと伸びる速度が速いか遅いためにリアに荷重が移ってないのかもしれない。リアに荷重を早く戻したいので、フロントのオイルを少し柔らかいのに変えてみるといいかもしれない。それでもフィーリングが戻ってこない場合は、くりかえし。も一度リバウンドを考えて、またオイルも考えなおしてみよう。
今日の暑さは30度を軽く超えている。ラジアルタイヤにもブリスターがブリブリできはじめたので、4本バッテリーを消費したところで今日は終わり。
たのしかった。
今回の「KAIZEN」はモーターの冷却かな?
最近は気温が高いせいか、モーター温度がさらに高温気味になる。高温でも別に問題は無いのだが、自分のやけど防止とモーターを支えるABS樹脂の変形とかあるので、モーターをある程度冷まさないいけないと思う。バッテリー交換してから、冷めるの待ってると、30分ぐらいかかる。ショップサーキットだと冷却扇を持ち込むのだけど、ここには100V電源は無いので使えない。車のバッテリーが上がると帰れない。充電と違い電気をくいすぎる。
ティッシュにお茶を含ませて、しぼったものをヒートシンクの上において、冷却期間を短くできたが、水を使うと、ESC側に滴った水がかかるかもしれないので、やっぱり何らかの冷却方法がいるだろう。
・・・・・・・・・・ハンディ扇風機使えないだろうか?電源に走行済みのバッテリーをつないで、モーターの回転数をあげれば、冷却も早いだろうし、ティスチャージも兼ねれる。最近は使わなくなったタミヤの0.5Aディスチャージの抵抗を外して、そこにモーター電源繋げれば、LED点滅による、カット時期を知らせてくれても良いし、オートカット機能が付いてるなら、さらに安心できる。どちらも手元にあるから試しにくっ付けてみようか??