先日、ボーズ社より上(左)のような文書とCDが送られてきた。Wave Music System のプログラムに不具合があるので、そのCDによって修正プログラムをインストールしてほしいとのことだった。まあいい、それで不具合が直るならいいではないか。
ところで、数年前に購入したWest Borough SYSTEM ONE EX-Ⅲ (WBS-1EXⅢ)である。雑誌の宣伝に反して低音が足りないとかいくつかの不満がありつつも、スピーカー125はボーカルについてはなかなかよく鳴らし、サブスピーカーとして結構気に入っていた。ところが、レシーバーのPLS-1510が、ときどき再生中に止まってしまったり、CDによって再生不能に陥ったり、また異常な機械的な音がしたりで、これは不良品に違いないと思っていた。
上記の手紙が送られてきて、もしかしたらこれもプログラムの不具合かも知れないと思い、しばらくぶりにBOSE社のホームページを見てみたら、何と、件のWest Borough SYSTEM ONE EX-Ⅲが生産中止になっているではないか。嘘だろう、つい最近まで盛んに宣伝していたではないか。事実、手元にあるSwing Journal (2006-6月号) までは裏表紙一面に広告がある。突然の生産中止、なぜ……。
不安になり、ウェブで同製品の不具合について検索してみると、何と私と同じような不具合を指摘している人がいるではないか。これは製品自体の設計ミスだったのではないか。もしそうであるなら、何の改善措置も救済措置もなく、人知れず生産中止とはひどいではないか。BOSE程の大きなメーカーが経済倫理に反するではないか。
大した高価な製品ではないが、私はこのまま引き下がれない。
↓Wave Music System に関する送られてきた文書↓
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