WATERCOLORS ~非哲学的断章~

ジャズ・ロック・時評・追憶

アラバマに星落ちて

2006年05月07日 | 音楽

GW中は、仕事が忙しく、じっくり音楽を聴く余裕も、本を読む余裕もなかった。子どもの日だというのに温泉にも、レジャーランドにもつれていってあげられず、わずかに5/4に公共の森林公園に連れて行き、遊ばせたぐらいだった。

GW最後の日の夜(つまり今だ)、やっと音楽を聴いている。何気なく棚からcannonball adderleyのin chicagoを取り出し聞いてみた。かつて何度も聞いた作品だ。2曲目のstar fell on alabama、そういえば、昔この曲がすごく好きだったことを思い出した。ほかにどんなのがあったっけ……、と思い、ella and louis を棚から取り出し聴いてみる。最高だ。何か忘れていた感情を思い出したような気分だった。そういえば、billie holidayのやつもあったなと思い、探してみたがすぐには見つからなかった。

というわけで、今ella and louis を繰り返して聞いている。すばらしい。メロディーが、かけあいが、ハーモニーが……そして、限りなくやさしい歌声だ。年がいもなくなく、胸がきゅんと締めつけられた。

われわれは、しぱしぱ、音楽を通して大切なことを思い出すことがある。

もう寝なくっちゃ……


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