◎今日の一枚 566◎
Jeff Beck Group
バスケットボールの話である。女子バスケットボール富士通レッドウェーヴの町田瑠偉選手がWNBAに挑戦するらしい。ワシントン・ミスティクスと契約したというのだ。頑張ってほしい。
町田選手はいいガードだ。ビジョンが広く、パスセンスがいい。最近では積極的に自ら得点を取るようにもなった。東京オリンピックで歴代最多の18アシストを記録したのは記憶に新しいところだ。
ただちょっと心配している。身長162cm。サイズがないのが気にかかる。日本代表では、スリーポイントやバックカットを多用し、積極的に速攻を仕掛けるチームのシステムの中で機能していた。パワー勝負のWNBAで、町田選手の長所が輝き、同じように機能するかどうかは未知数だ。
心配が杞憂に終わればいいと思う。
今聴いているのは、第二期ジェフ・ベック・グループの1972年作品、通称『(オレンジ)』である。ブルース・ロック路線だった第一期ジェフ・ベック・グループから、ファンク・ミュージックの影響を受けたサウンドにシフトしたところがすごい。多くのロック・グループがブルース・ロック一色だった時代、ジェフ・ベックの選択した道は、特筆すべきものだ。今考えると、この延長線上に後のクロスオーバー作品が生まれることが理解できる。
高校生の頃、かっこいいなと思って聴いていた。
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