今日、息子たちの授業参観に行って来た。こどもをもっている人はご承知のことと思うが、最近の授業参観には驚かされる。私が最初にこどもたちの授業参観に行ったのはもう5年前のことだが、ショックだった。保護者たちが騒がしいのだ。先生はちゃんと授業をやり、こどもたちはしっかり聞いているのだが、後ろにいる保護者たちは、教室内で世間話に花を咲かせ、盛り上がっている。中には、バカ笑いをするものもいた。あるいは子連れでやってきて、こどもがいたずらをしても騒いでも泣いても知らん振りの保護者もいる。遅れてきて、ずうずうしくもこどもたちの机の間を歩いていき、一番前にいる自分のこともに「がんばれよ」などと告げに行った者までいた。
授業参観後の学級保護者会の際、そういう保護者にかぎって担任の先生に批判的な発言をしたり、過大な要求を押し付けたりするのだった。とうとう頭にきた私は、私よりはるかに若いお母さん方をしかりつけてしまった。「お母さん方、そんなことを先生に言うのはおかしい。そもそもさっきの授業中の態度は一体なんですか。こどもたちの授業中に騒がしすぎませんか。そんなことでは、あなたのお子さんはだめになりますよ。いやもうだめになっているかもしれない。……」場が固まってしまった。ところが、ある保護者がひそひそ声で「何も話すなっていうのかしら……」などと言うのをきいて、私は大声で「当たり前だ。授業中静粛にするのは常識じゃないですか。どうかしてますよ。」といってしまった。となりにいた妻は、いたたまれないようで、ずっと下をむいていた。
世代のギャップなのだろうか。私にはその保護者たちの言動がどうしても理解できなかった。それ以来、妻は私が保護者会にでることを嫌がるようになってしまった。
覗かせて頂きました。
私も小学校の参観日に行ったのは10年も前に
なってしましますが、最近の参観日はそのように
ひどい状況が実態としてあるのですね。
あなたの発言は非常に正しいです。私の妻は
とても過激な人で、全面的にあなたの意見に
賛成でしょうが、さすがに普段付き合っている
お母さんがたの前では、同じように少し赤い
顔をして、’少し発言をマイルドに’と後で
言うことでしょう。(付き合いもありますからね)