WATERCOLORS ~非哲学的断章~

ジャズ・ロック・時評・追憶

今日もかつおが美味い

2021年06月12日 | 今日の一枚(K-L)
◎今日の一枚 512◎
Leon Russell
Leon Russell & The Shelter people
 先日も記した通り(→こちら)、今年はかつおが豊漁で価格も安く、味もいい。最近は、大葉とミョウガを刻んだものを上にのせ、ショウガ醤油で食べている。港町気仙沼生まれの私は、一週間毎日刺身でも全然構わないが、内陸部の登米出身の妻は頻繁にかつおを買ってくる私に辟易気味である。気仙沼と登米、「おかえりモネ」である。先週は妻に気を遣ってほとんどかつおは食べなかったが、それもそろそろ限界とばかりに、今日は帰りにかつおを買ってきた。妻も快く食べてくれた。
 今日の一枚は、レオン・ラッセルの1971年作品『レオン・ラッセル・アンド・シェルター・ピープル』である。レオン・ラッセルのセカンドアルバムだ。本当にいい作品だ。
 レオン・ラッセルは大好きだ。聴くたびに、ああ、やっぱり、私はレオン・ラッセルが好きだと思ってしまう。泥臭くて、人間的で、ずっと奥の、細胞の深いところまで届くブルージーなサウンドがいい。しかも、美しい。かつて「洋楽」という言い方があった。一番好きな洋楽は、と問われれば、迷うにきまっているし、一つになんか選べないに決まっている。けれども、レオン・ラッセルは間違いなくその候補にあがるだろう。おそらくは、一番最初に名前があがるかも知れない。私にとって、レオン・ラッセルはそういう存在だ。
 もういつの事か忘れてしまったが、だいぶ前に、ちょっと年老いたレオン・ラッセルのライブを見たことがある。おそらく、ブルーノート東京でのライブだったように思う。レオン・ラッセルは杖をついていたが、そのフィーリングは、往年の彼を彷彿させるのに十分だった。
 ①Stranger In A Strange Land 、一曲目からレオン・ラッセルの魅力全開である。


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