王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

4人死刑執行

2006-12-25 14:04:32 | 社会
4人の死刑を執行と法務省が発表 05年9月以来の執行(朝日新聞) - goo ニュース

昨日の昼頃から調子が悪く食欲が無い ディープインパクトが走る頃には寒気がしてきて水っぱなが垂れたり鼻が乾いたり これは感冒だよ 風邪にやられた
世間ではメリークリスマスとかサンタクロースのプレゼントとか言っていたけど駄目
ラジオでは上戸彩ちゃんがニッポン放送で「目の不自由な方に寄付を」なんて24時間だか27時間だか放送をしている
爺は駄目 ご免 付き合っていられない 9時には布団の中で横になってしまった

今朝は寒いけど良い天気 爺の体調もいくらか良い 上戸彩ちゃんも一睡もしないで頑張っているとか マジかよー 若いって凄いねー
爺は体調いまいちだけど風邪の峠は越えたみたい 
昼のニュースを見ていたら法務省が4人の死刑囚を執行した事を報道していた
何もクリスマスイブに死刑執行をとも思ったが必ずしも昨日執行したわけでもないのかもしれない
「なにか最後に食べたいものは?」「Xマスケーキにローストチキン」なんて事も無かろう

10数年も昔、悔悟師の話を聞いた事がある
「これがまあ ついの音色か 除夜の鐘」 文言は怪しい 死刑囚が年末に詠んだ句とか

前法相は信仰上の理由で「死刑執行命令(という書類が有るかどうか知らない)」に署名しないで死刑待ちの死刑囚が溜まってしまった(表現は適切でない)
今度の法相は淡々と職務を果たした

さて過日本間税調会長(今となっては前か?)のスキャンダルに「私は官吏を長く務めていたので民間の感覚で(本間氏の行動が)良いか悪いか分からない」とコメントしていた法務大臣がいた 
あの頃はTMのやらせで新旧の大臣がTVに出ていたのでどちらの大臣か爺には分からない
その前後 イラン人一家の不法滞在で「国外退去が命じられ間もなく執行される事件」が報道された
この件で法相は「最高裁判所判決が下りているから云々」と説明していた 法務大臣の政治判断で出来る事もあるだろうに

今日は普段でも頭が回らないのに特に回らない だから感覚で判断すると何だか脈絡が繋がらない様に思える
死刑執行命令が嫌ならば大臣にならないとかその時点で罷免するとか 死刑の下に「減刑なしの懲役刑60年、50年併合で100年」とか主務大臣として検討すべき課題は有ろうに

イラン人一家の件でもパスポートコントロールなんて概念が無い時代には穏やかに暮らす一家はやがて日本人の中に溶け込んでしまったはずである

朝日新聞:
法務省は25日、4人の死刑を執行したと発表した。長勢法相の就任以来初めて。杉浦前法相が在任中に死刑執行命令書への署名を拒否したまま任期を終えたため、執行は南野法相時代の05年9月以来1年3カ月ぶりとなった。1度に4人に執行されたのは、永山則夫元死刑囚らが執行された97年以来9年ぶり。執行されたのはすべて男性で、70代も2人いた。

 関係者によると、執行されたのは96年に広島県で4人の女性を相次いで殺害した元タクシー運転手日高広明死刑囚(44、広島拘置所在監中)、高知県で78~81年、義姉ら3人を殺すなどした福岡道雄死刑囚(64、大阪拘置所在監中)のほか、千葉県で75年、工場主を殴り殺して現金約1000万円を奪った秋山芳光死刑囚(77、東京拘置所在監中)、栃木県で81年、別れた妻の親類2人を殺害して金品を奪った藤波芳夫死刑囚(75、同)。

 就任3カ月足らずの長勢法相が執行命令書に署名した背景には、執行されていない死刑確定囚が100人近くに上る現状で、「今年の執行数をゼロにすることは絶対に避けたい」という法務官僚の強い意志があった。

 裁判所が死刑判決を「量産」し、死刑確定者は06年は20人を超えた。一方、実際に死刑囚の命を奪うことになる命令書の署名には消極的な法相も多く、その結果、03年までは50人台で推移してきた未執行者は25日現在で98人に。法務省幹部は「100人を超えれば死刑制度の根幹が疑われることになる」と危機感を持っていた(以下略)
コメント
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