小沢氏「4億円?私のお金。詳しくは検察に」(読売新聞) - goo ニュース
昨日6日は小沢氏の東京地裁での初公判を巡り朝の傍聴席の申請の騒ぎから始まって入廷の様子そしてその後小沢氏が午前の冒頭陳述で「直ちに裁判を打ち切るべきだ」と語った話とか夕刻にはご本人が記者会見する様子を終始TVニュースが追っていました。
これまでも書いてきた様に市井の爺である浜爺は小沢一郎元民主党代表に格別の思い入れもありませんし秘書を含む裁判も格別「小沢つぶしの国策とか検察の謀略」とも思っていません。
今回も「4億円が自分の金」ならその元となったタネを明らかにすれば済む事です。
例えば「父君の遺産で現金1億円と不動産を得た。当時郵貯定期の金利が8%の時代だから倍々で4億円になっていた」とか「1億円で土地の売買を繰り返し4億円になった」
この通帳を見ろ!とか売買契約書を見ろ!と言えば説明は十分。検察官役の指定弁護士の指摘を覆す事になったのですがね。
さて記者会見では「国会の場で説明するべく出席について問われると」君は三権分立を知らないか!?と小沢氏得意の発言封じの反問をしました。
それを聞いた途端09年12月14日中国の次期主席習近平を今上陛下に拝謁する手続きで「豪腕を遣った時も」君は憲法の規定を知らないか?!と吼えた事をおもいだしました。
浜爺に言わせれば小沢氏の法律解釈は「彼独自の世界」でありそれを言われたら国民の大方がなるほどー!と納得できる解釈でありません。
序ながら「三権分立」があるなら「三権を統合する機関(か人)」が居なければ三権が機能しません。近代国家でそれを欠くのが昭和20年以降の日本なのです。国会議員によるお手盛りの歳費値上げ、定数増などを下向修正が出来ない根っこがここにあります。
小沢氏はそれを知っているでしょうか?
今回は特に「何故国会(立法府)で説明責任をはたさないか?!」を彼の口で丁寧に説明する良い機会でしたのにね。
小沢氏の「土地取得を巡る事件」で立法府(国会)で説明責任を尽くすより司法で解決する方法を選びそれ故岡田幹事長の斡旋?で国会で説明責任を果たす機会があったのを拒み党員資格停止そして今度は司法府(東京地裁特捜部)を非難しました。
小沢氏には「全てを司法府の判断に委ねる」考えは無く彼の主張を受け入れる良い裁判と彼の考えを受け入れ無い悪い裁判が有るようです。
本来一国の首領となる可能性の有った人が「自分を巡る金銭の出入りで裁判沙汰になる事自体脇が甘いのですがね」
自民党を割って出て以来、新党結成を重ね数を増やす事に腐心してきた様に思います。
残念ながら「数の追求は革新性を薄めたように見えます」
さてさて裁判の行方はどうなりますか?
しばらく見守るしかありませんが又「国会での説明」をめぐりその事が政局となり「三次補正」が遅れ「来年度予算の成立」にも遅れが気になります。
さて深夜には「腰痛を訴え緊急搬送」だそうです。心臓の発作で当分出てこないなんて無い事を願っています。
追記:小沢氏の腰痛になった原因は左尿管結石だそうです。さぞ痛かったろうと思います。
写真:時事通信 入廷する小沢氏
読売新聞:
小沢一郎民主党元代表(69)の資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡る事件で、東京第5検察審査会の起訴議決に基づき政治資金規正法違反(虚偽記入)で起訴された小沢被告の初公判が6日午前、東京地裁(大善文男裁判長)で始まった。
「被告人、前へ」――。6日午前10時、東京地裁104号法廷。小沢一郎民主党元代表(69)は、大善裁判長に促されると、険しい表情を浮かべて証言台の前に立った。人定質問に対し、「小沢一郎です」「衆議院議員です」と、一言一言を確かめるように答えた。本籍地や現住所を尋ねられると、細かな番地を言い間違え、裁判長から指摘された。罪状認否では「指定弁護士が話したような事実はありません」と、はっきりした口調で無罪を訴えた。
「剛腕」の異名をとった政治家の、半年間にわたる法廷での闘いが始まった。
「意見を申し上げてよろしいですか」。元代表は封筒から意見陳述の原稿を取り出し、両手で強く握りしめて読み上げた。
2009年3月に始まった検察の捜査を批判する時は語気を強め、「延々と捜査を続けたのは常軌を逸している」「(自分の)政治的な抹殺が目的だ」と激しい言葉を連ねた。「野党第1党の代表だった私を狙い、政権交代が予想される総選挙の前に強制捜査をした」。検察が政治目的で事件を摘発したと決めつける言葉も飛び出した。「裁判長、裁判官には見識ある判断をお願いします」。10分弱の陳述をこう締めくくり、深々と頭を下げた。
この意見陳述は、2週間以上かけて自ら原稿を書き上げたものだ。 推敲 ( すいこう ) は前日の5日まで続いた。打ち合わせで元代表は、30年以上前に足しげく傍聴に訪れた田中角栄元首相の公判を思い出しながら、「オヤジの時はどうだったかなぁ」とつぶやいたという。(引用終わり)
昨日6日は小沢氏の東京地裁での初公判を巡り朝の傍聴席の申請の騒ぎから始まって入廷の様子そしてその後小沢氏が午前の冒頭陳述で「直ちに裁判を打ち切るべきだ」と語った話とか夕刻にはご本人が記者会見する様子を終始TVニュースが追っていました。
これまでも書いてきた様に市井の爺である浜爺は小沢一郎元民主党代表に格別の思い入れもありませんし秘書を含む裁判も格別「小沢つぶしの国策とか検察の謀略」とも思っていません。
今回も「4億円が自分の金」ならその元となったタネを明らかにすれば済む事です。
例えば「父君の遺産で現金1億円と不動産を得た。当時郵貯定期の金利が8%の時代だから倍々で4億円になっていた」とか「1億円で土地の売買を繰り返し4億円になった」
この通帳を見ろ!とか売買契約書を見ろ!と言えば説明は十分。検察官役の指定弁護士の指摘を覆す事になったのですがね。
さて記者会見では「国会の場で説明するべく出席について問われると」君は三権分立を知らないか!?と小沢氏得意の発言封じの反問をしました。
それを聞いた途端09年12月14日中国の次期主席習近平を今上陛下に拝謁する手続きで「豪腕を遣った時も」君は憲法の規定を知らないか?!と吼えた事をおもいだしました。
浜爺に言わせれば小沢氏の法律解釈は「彼独自の世界」でありそれを言われたら国民の大方がなるほどー!と納得できる解釈でありません。
序ながら「三権分立」があるなら「三権を統合する機関(か人)」が居なければ三権が機能しません。近代国家でそれを欠くのが昭和20年以降の日本なのです。国会議員によるお手盛りの歳費値上げ、定数増などを下向修正が出来ない根っこがここにあります。
小沢氏はそれを知っているでしょうか?
今回は特に「何故国会(立法府)で説明責任をはたさないか?!」を彼の口で丁寧に説明する良い機会でしたのにね。
小沢氏の「土地取得を巡る事件」で立法府(国会)で説明責任を尽くすより司法で解決する方法を選びそれ故岡田幹事長の斡旋?で国会で説明責任を果たす機会があったのを拒み党員資格停止そして今度は司法府(東京地裁特捜部)を非難しました。
小沢氏には「全てを司法府の判断に委ねる」考えは無く彼の主張を受け入れる良い裁判と彼の考えを受け入れ無い悪い裁判が有るようです。
本来一国の首領となる可能性の有った人が「自分を巡る金銭の出入りで裁判沙汰になる事自体脇が甘いのですがね」
自民党を割って出て以来、新党結成を重ね数を増やす事に腐心してきた様に思います。
残念ながら「数の追求は革新性を薄めたように見えます」
さてさて裁判の行方はどうなりますか?
しばらく見守るしかありませんが又「国会での説明」をめぐりその事が政局となり「三次補正」が遅れ「来年度予算の成立」にも遅れが気になります。
さて深夜には「腰痛を訴え緊急搬送」だそうです。心臓の発作で当分出てこないなんて無い事を願っています。
追記:小沢氏の腰痛になった原因は左尿管結石だそうです。さぞ痛かったろうと思います。
写真:時事通信 入廷する小沢氏
読売新聞:
小沢一郎民主党元代表(69)の資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡る事件で、東京第5検察審査会の起訴議決に基づき政治資金規正法違反(虚偽記入)で起訴された小沢被告の初公判が6日午前、東京地裁(大善文男裁判長)で始まった。
「被告人、前へ」――。6日午前10時、東京地裁104号法廷。小沢一郎民主党元代表(69)は、大善裁判長に促されると、険しい表情を浮かべて証言台の前に立った。人定質問に対し、「小沢一郎です」「衆議院議員です」と、一言一言を確かめるように答えた。本籍地や現住所を尋ねられると、細かな番地を言い間違え、裁判長から指摘された。罪状認否では「指定弁護士が話したような事実はありません」と、はっきりした口調で無罪を訴えた。
「剛腕」の異名をとった政治家の、半年間にわたる法廷での闘いが始まった。
「意見を申し上げてよろしいですか」。元代表は封筒から意見陳述の原稿を取り出し、両手で強く握りしめて読み上げた。
2009年3月に始まった検察の捜査を批判する時は語気を強め、「延々と捜査を続けたのは常軌を逸している」「(自分の)政治的な抹殺が目的だ」と激しい言葉を連ねた。「野党第1党の代表だった私を狙い、政権交代が予想される総選挙の前に強制捜査をした」。検察が政治目的で事件を摘発したと決めつける言葉も飛び出した。「裁判長、裁判官には見識ある判断をお願いします」。10分弱の陳述をこう締めくくり、深々と頭を下げた。
この意見陳述は、2週間以上かけて自ら原稿を書き上げたものだ。 推敲 ( すいこう ) は前日の5日まで続いた。打ち合わせで元代表は、30年以上前に足しげく傍聴に訪れた田中角栄元首相の公判を思い出しながら、「オヤジの時はどうだったかなぁ」とつぶやいたという。(引用終わり)