王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

NY円 一時75.78円 戦後最高値

2011-10-22 08:41:53 | 為替 ドル 株式
円、一時最高値75円78銭(産経新聞) - goo ニュース

昨日21日NYの外為市場で円相場が一時1ドル=75円78戦をつけ8月19日に付けた75円95銭を更新したそうです。

幸い日本は土曜日で市場は閉じていましたが週明けはどうなるでしょうね?
心配です。
8月以降はギリシャの経済危機に関連しユーロが弱含みになり円が見る見る強くなり一時一ユーロ=105円前後をつけてましたがこのところ買戻しの動きが有り106円台とか。

何度も書いていますがドルに始まりユーロも印刷のしすぎなのですが円のみは貿易黒字で稼いだドルを国内で投資する方法を考えず「ただひたすら米国債をかって米国の消費を助ける事を数十年も続けています」
2000年台だけ見てもざっと10兆円の貿易黒字ですから100兆円を越えるお金が米国に持ち出されているのですから慢性的デフレで「税収も国民の財布も困窮の極みです」

昨日あたりの新聞情報では日本の「国債発行残高」は年末には1000兆円を突破が確実だそうです。
ギリシャの財政危機はけっして他人事では無いのですよ。
もし日本がIMF管理になれば「年金の大幅カット、公務員の数と給与30%カット」等大鉈を振るわれる事になります。

日本国債の「利払停止3年」でも野田首相が宣言すれば
戦後最高の円高なんてすぐ収まり1ドル=100円位まで戻ると思うのですがね。

どうも年金の支払い時期先延ばし問題も含め野田首相と民主党では国民は幸せになれないような気がします。


産経新聞:
21日のニューヨーク外国為替市場で、円相場が一時1ドル=75円78銭に急騰し、8月19日につけた戦後最高値(75円95銭)を更新した。欧州危機をめぐるユーロ圏各国の協議が難航する一方で、徐々に収束に向かっているとの市場の見方から、ユーロを買い戻しドルを売る動きにつられ、円が買われた。米国が追加緩和に踏み切るとの観測も対ドルで円を上昇させた。

 円は最高値をつけた後、日銀による為替介入の警戒感などから、ドルを買い戻す動きも出た。午前10時現在は前日比73銭円高ドル安の1ドル=76円03~13銭。ユーロは1ユーロ=105円58~68銭。同日のニューヨーク株式市場も欧州の危機打開を期待し、前日比で一時220ドルを超えて値上がりした。
(引用終わり)
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