王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

米中会談終了!

2013-06-10 08:14:45 | 中国関連
日中は「海上行動」ではなく、対話を…米大統領(読売新聞) - goo ニュース

猿7,8日両日カリフォルニアのパームスプリングスで米中会談が行われました。
習近平政権下で改めて米中の原則的利権と呼ぶか縄張りの境界を確認する事だったろうと思います。

核心部分は当然まだ聞こえてきませんがそのうち何かの行動でわかる時が来るでしょう。
浜爺からみると習主席の言動は京劇の「覇王別姫」の虞美人の振りに似て見えます。
虞美人は項羽と面するときは笑って見せ、顔をそむけたときは(別れの悲しさに)泣いているのです。
習覇王はオバマに面しているときは穏やかな表現をして日本や領土的紛争のある国には恫喝してみせるわけです。

尖閣の領有権は国際法に照らしても間違いなく日本の物ですが中国は遅れてきた覇権大国として独自の理屈と力で押し込んできています。
日本の領土であるのですから尖閣周辺で中国による違法行為が有れば(現にあるわけですが)国内法に照らして対応する準備と心構えが必要です。しかし暴走族の夏や年末の走りにそのばで抑え込むだけの実力行使もためらう警察力ですから保安庁も似たような物でしょう。
平和憲法の「専守防衛」から一歩踏み込んで国内問題は「先制防衛」せめて穏やかに「止まれ! 止めないと撃つぞ! そして発砲或いは実力行使」位は明快に決めないと現場の困難は増すばかりと思います。

日本が押し込まれてしまうか? 中国経済が弾けるか? ここ数年は日本は確りしないといけない後世につけを回してしまう恐れがあります。
皆でしっかりしましょうね。


読売新聞:
【パームスプリングス(米カリフォルニア州)=白川義和】オバマ米大統領と中国の習近平国家主席は8日、パームスプリングス郊外の保養施設で2日目の会談を行い、首脳会談の日程を終えた。

 会談後に記者会見したトム・ドニロン米大統領補佐官(国家安全保障担当)によると、両首脳は7日に沖縄県・尖閣諸島を巡る日中対立について協議した。オバマ大統領は習主席に対し、日中は緊張緩和に向けて動くべきだとし、「東シナ海での行動」ではなく、外交ルートを通じて対話を進めるべきだとの考えを示した。

 両首脳は、北朝鮮の核問題について、北朝鮮の非核化を目標とし、核保有は受け入れられないことを確認した。さらに、北朝鮮への制裁強化など具体的な措置を取ることで合意した。

 習主席は、米国が主導する環太平洋経済連携協定(TPP)交渉について、中国側への情報提供をオバマ大統領に求めた。
(引用終わり)

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