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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

プロ野球 統一球 無断で反発係数を変える!!

2013-06-13 07:53:30 | スポーツ
「全く知らなかった」=加藤コミッショナーが会見―辞任の意向は示さず・統一球問題(時事通信) - goo ニュース

昨日12日日本野球機構のコミッショナー加藤氏が「今シーズンの後逸球は反発係数を高める(飛ぶように)していた」と明らかにした。
浜爺はその事を今朝の「朝ズバッ!」でしりました。

アメリカの制度を考えるとプロ野球のコミッショナーなんて最高権威者でその見識と決断力は素晴らしいものとされています。
さて日本の加藤コミッショナーは元か前駐米大使でしたよね。
今回の飛ぶボールの件については「隠ぺいでなく引責辞任はしない」と見事眞官僚答弁をしていました。

統一球と言っても「反発係数」には幅があるそうです。
今シーズンのボールは飛ぶ方にわずか変更されたそうです。
シーズン初めから野球関係者から「ボールが飛ぶようになった」との指摘がったそうですが機構はボールの変更はないと言っていました。
それを昨日の発表で変更を認めたわけです。

プロ野球チームは新シーズンに球団手持ちのボールをすべて前年度のものといれかえるのですかね?
下田事務局長は「メーカーのミズノに変更を抑えさせた」と発言しています。
どうなりますか?
業界通は加藤氏は読売の渡辺氏お気に入りだそうですから日本ではコミッショナーの権威は危ういかもしれません。


写真:加藤コミッショナー

時事通信:
プロ野球で使用されている統一球が今シーズンから公表がないまま変更されていた問題で、日本野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナーは12日、東京都内で記者会見を開き、「選手には申し訳ないと思っている」と謝罪した。

 NPBはボールがより飛ぶように微調整するため、メーカーのミズノに反発係数を高めるよう指示していたが、同コミッショナーは「きのう(11日)まで全く知らなかった。知っていれば当然公表していたし、隠蔽(いんぺい)するつもりは全くなかった」とし、自らは関わっていないことを主張した。

 自らの責任については、「不祥事とは思っていないが、状況を知り得なかったという意味では、最高責任者として責任を感じている。今後はガバナンスの強化に努める」と述べるにとどまり、辞任の意向は示さなかった。

 NPBでは下田邦夫事務局長と他の2人だけが変更に関わり、公式戦開幕前のオープン戦から、完全に微調整を加えた新しいボールへの移行を済ませたとしている。

 下田事務局長は前日、加藤コミッショナーに相談した上でボールを変更したと語っていたが、「あの時は、記憶が混乱していた。ご迷惑をお掛けして、コミッショナーにおわびした」と、この日の会見では発言を撤回。責任を感じ、「心の中で考えていることは当然ある」と、辞任の意向をほのめかした。

 会見に同席したミズノの関係者は、ボールの変更は、芯を覆うゴム材の配分を変えて低反発素材を減らして行ったと説明した。

 統一球は国際大会の基準に近づけることなどを目的に、2011年から導入され、同年、翌12年は本塁打数が激減したが、今季は本塁打が多く出るなどしていたため、選手や監督らから「ボールが変わった」との声が多く出ていた。
(引用終わり) 

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