王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

アスカ 覚醒剤使用容疑 不起訴で釈放 !!

2016-12-20 10:54:29 | 社会
田中喜代重弁護士「初動捜査ミスでは」ASKA釈放、尿検査に不備か

昨日19日東京地検は歌手のアスカさん(58)を不起訴処分にしたそうで夕刻のTVニュースは湾岸署前には釈放を待ち構えるマスコミのカメラ陣を追ってました。

未だに報道の内容がよくわかりません。
先月28日でしたか盗聴と盗撮をされているとか自ら警察に電話した事がきっかけで前回の覚醒剤使用で保釈中の身なのに「またやった!!」と言うことでマスコミは大騒ぎ!!
その前後のアスカのツイッターだかで「自分で検査してもらったが反応なし」とか書き込みがあったとか報じました。桝添某氏のように「自分の側で調べても証明にならないではないか?!」なんて記事を読んだ覚えがあります。またマスコミは「なぜ再び嵌まったのか?!」ななんて特集を組んで「故郷の九州で覚醒剤の関係者と接触が?」なんて流していました。

発表のどこかに「嘘か説明不足がありそうです」

アスカさんは「採尿は自宅トイレで容器にお茶を入れた」と言っていると報じられています。
そもそも覚醒剤使用容疑の人間を逮捕するのに「自宅で採尿するのか?」「採尿の場でアスカさんのちんxこから容器に尿が入ったかどうかを係員が見ていない?としたら随分ウブな話です」WADAの採尿現場はもっと厳しいと聞いています。その上トイレ内に容器に入れるお茶を用意していたのに気づかない???」何だかよく分かりません。
一方警察・検察側は「容器から微量の覚醒剤成分が発見された!」「しかしその容器が警察署なりその他関係機関での場所で採尿されなかった?ため、アスカさんが提出した?容器の中身がアスカさんのそれか証明できない」そうです。
これは手続き上お粗末ですね!

結果として「疑わしきは罰せず」で限りなくグレーですが身柄釈放となったものです。
まあ覚醒剤依存が終わっていなければ「しっかり見守りを続ければ又々やりそうです」
本当は次のマスコミのネタになるよりしっかり更生してほしいものです。


写真:湾岸署を出るアスカさん

スポーツ報知:
東京地検は19日、覚醒剤を使用したとして、覚醒剤取締法違反(使用)容疑で逮捕された歌手のASKA(58)を不起訴処分にした。警視庁は、逮捕前にASKAから自身の尿として任意提出を受け、覚醒剤成分が検出された液体について、本人の尿と立証できなかったと明らかにした。このため使用容疑について嫌疑不十分となり、午後7時9分に警視庁湾岸警察署から釈放された。

 覚醒剤取締法違反(使用)容疑で逮捕されたにもかかわらず、なぜASKAは不起訴となり、釈放されたのか。元検事の田中喜代重弁護士は「初動捜査のミスではないか。尿検査の際、必要な手続きが取られていない」と指摘する。

 通常、捜査当局は違法薬物の使用が疑われる人物の尿検査を行う場合、排尿の場面を捜査員が確認し、採取する。容器を封印した上で、記名させるなどして本人ものと確定させて検査機関で鑑定する。検査を拒否した場合でも令状を取り、カテーテルなどを使って尿を入手する。

 だが、ASKAは任意で尿を提出している。そのため、警視庁は採取した尿を証拠とするための必要な手続きを取らなかった可能性がある。田中弁護士は「逮捕後にも尿検査をしていなかったかもしれない。また、検査をしても時間が経過すれば陰性になる可能性もあるので初動捜査が重要になる」と話した。

 逮捕後、ASKAは一貫して覚醒剤使用を否認しており、家宅捜索でも覚醒剤は発見されていない。供述も物証もない中、任意提出の尿を証拠としても、裁判になった場合、被告側の「本人の尿と同一かどうかは分からない」とする主張が成り立つことにもなる。
(引用終わり)
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