王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

姫路のこども園 公費不正受給 !!

2017-03-20 07:44:46 | 社会
こども園に公費返還請求へ 姫路市、刑事告訴検討

19日姫路市は私立認定こども園「わんずまざー保育園」に対し運営費の公費負担分を返還するようきめたそうです。
細かいルールは知りませんがこども園とは保育園と幼稚園の複合体で0歳児から6歳児(小学生まえ)を混合して預かれる施設なんでしょうか?
「ワンズマザー」なる日本英語から類推すると預かる対象は「独り者になって子育てするお母さん」なんですかね。

介護施設や老人ホームまたこの報道の様なこども園で公的援助を誤魔化す手口は:
1;定員以上預かる
2:職員の数を規定以下に落とす
3:サービス水準を落とす
などで収入を増やし経費を抑えるという古典的な手法です。

別紙では給食の量が極端に少なく(茶碗に一杯の)ご飯とおかずとか、子供さんのお母さんが育ちの悪いのをいぶかるほどであったとか!!
冬場に暖房が無く20度の想定に対し14度だったとか
保育士の数が不足であった など具体的な問題が挙げられていました。
経営の主体に一切言及が有りませんからどんな人が経営にかかわったか分かりません。
誰にせよ「こどもの教育に関わる人が園の経営を儲け仕事にしてはいけません」

先行き倒産でしょうが2年間の教育で被害をこうむった子供さんが早く並の子供さんに戻って欲しいものです。


写真:「わんまざー保育園」

神戸新聞:
兵庫県姫路市は19日までに、不適切な保育を続けていた私立認定こども園「わんずまざー保育園」(同市飾磨区)に対し、運営費の公費負担分を返還するよう求める方針を固めた。保育士数を実際よりも多く報告して給付金を水増し請求するなど、不正行為が常態化していたと判断した。市は国や兵庫県と協議して請求額を決める一方、水増し請求については刑事告訴も検討している。

 県と市が2月に実施した特別監査で、市に隠して保護者と直接契約を結び、定員の1・5倍の園児を受け入れていたことが判明。県などは近く、こども園の認定を取り消す方針を示している。

 同園は2003年、認可外保育施設として設立、15年3月にこども園の認定を受けた。運営のため、年間約5千万円の公費が給付されている。

 市は、同園が園児数について虚偽の報告をしてきたことを問題視するとともに、保育士数を水増し計上したり、園児の給食を減らして経費を浮かせたりするなどし、公費の一部を不正に受け取ったとみている。今後、請求額を精査する。

 認定こども園は、保護者が支払う保育料や、国や県、市からの給付金で運営。園児の年齢や保護者の就労状況などで1人当たりの給付額が決まり、園児数に応じて毎月支払われる。人件費や給食費なども含まれる。

 19日に会見した姫路市の岡本勝也・監査指導課長らは「保育士の水増しで給与分の給付費を多く受給した点などは詐欺に当たる可能性もあり、刑事告訴するかどうか検討したい」と話した。

 市は、正規定員の園児46人について、別の保育園に転園できるよう準備。希望する保護者には転園手続きを進めている。(金 旻革、木村信行)
(引用終わり)
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