王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「河野−石破連合」を韓国“歓迎”の危うさ「安倍路線」と遠ければよいと夢想…高市氏は「極右…

2021-09-18 11:33:00 | 政治
18日朝のTVニュースは新しいものとしては台風14号の東進で東海地方から関東南部にも午後にかけ豪雨の影響が出そうな事が主題で、週間のレビューとしては総裁選に「岸田、河野、高市氏に加え野田氏が加わった」事を種に合従連衡のあれこれをいろいろな解説者を立て見通しを述べています。目下、河野氏が断然有利と見えたのが野田氏の参入で絵柄が替わり河野氏断トツ1位で1回目の投票で過半数を制し総理の道の絵は描きにくくなったとの見立てが多いようです。
下に引用したのは17日夕刻配信の夕刊フジの記事ですが、焦点は「韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領率いる韓国が、日本の自民党総裁選(17日告示、29日投開票)に強い関心を寄せている」と報じ結果次第で「日韓関係が激変するとみている」とし「保守派の高市氏を警戒する一方、慰安婦問題の「河野談話」(1993年)を発表した河野洋平元衆院議長を父に持つ河野氏に期待している」との見方をジャーナリストの室谷克実氏の見解を紹介する方で報道しています。
面白いのは浜爺が、ここをクリック⇒14日そっと書いた河野氏の父親洋平氏は慰安婦問題の「河野談話」(1993年)を発表した当時の官房長官だった点を捉え河野氏に期待しているとの見立てです。
総裁選は自民党国会議員と党友により選出されますが、近頃は町行く人にマスコミが候補種の印象にインタビューしてそれぞれが良く見て的確なコメントを述べています。それはそれで大いに結構ですが、日本に保守本流なる人物とその影響下にあるしっかりした国会議員と党友が居てくれることを願っています。河野氏の父親 洋平氏 とその父親(太郎氏の祖父)は国益に酷い害を与えた人物ですからそのことをしっかり踏まえた人物がいてくれないと国策を誤る可能性があります。その意味で、日本国自民党の一部に「正しい日本に対する認識ーという低音重奏がしっかり流れている事を願って総裁選を見ています」
写真:青瓦台。韓国では、自民党総裁選で河野氏と石破氏の連携に期待している

夕刊フジ:
文在寅(ムン・ジェイン)大統領率いる韓国が、日本の自民党総裁選(17日告示、29日投開票)に強い関心を寄せている。岸田文雄前政調会長と、高市早苗前総務相、河野太郎行革担当相が激しく競い合っているが、誰が新総裁(日本の新首相)になるかで、日韓関係が激変するとみているからだ。韓国メディアの報道からは、保守派の高市氏を警戒する一方、慰安婦問題の「河野談話」(1993年)を発表した河野洋平元衆院議長を父に持つ河野氏に期待しているという。「親韓派」として評価される石破茂元幹事長が河野氏を支援し、「河野−石破連合」が始動すれば、隣国の期待値は最高潮に盛り上がりそうだ。ジャーナリストの室谷克実氏が最新情報を報告する。
 韓国メディアの報道を見れば、「期待される日本の新首相」は、(1)石破氏(2)河野氏(3)岸田氏の順だ。石破氏は出馬しない、いや出馬できずに、15日の石破派総会で「断念」を表明するという。それなのに韓国では、朝日新聞の世論調査などがピックアップ材料にされることで、ギリギリの段階まで「親韓派の石破氏」などと期待値ナンバーワンだった。
 韓国で「日本の次期首相は誰が良いか」といった世論調査が行われたわけではない。ただ、韓国メディアの筆致、個々の記事に対する反応(=ネットへの書き込みコメント)を見ているウオッチャーなら誰でも「石破氏−河野氏−岸田氏の順」と感じ取れただろう。
 では、高市氏は…。「論外の極右」として扱われている。
 韓国メディアは、今回の総裁選を「安倍晋三路線をつなぐか断つかの分岐点」(ハンギョレ9月6日)と捉えている。
 ハンギョレは、文政権にベッタリの左翼新聞だが、日本の政治状況に関する見方では、保守系紙も左翼紙もほとんど変わりはない(=日本への対応となると、まったく違ってくるが)。
 そのハンギョレ(同)に載った4候補への寸評(中見出し)は、こういうものだった。
 ▽岸田氏=自民党リベラルの嫡子、当選のため「安倍路線」近づく。
 ▽石破氏=安倍氏の最大のライバル、当選すれば韓日関係の劇的改善が期待。
 ▽河野氏=日本国内最高の「知韓派」だが、過去の対立で韓日対決を総指揮。
 ▽高市氏=代表的な極右の女性政治家、当選の可能性は相対的に低い。
 「政治家・安倍晋三」「安倍政権」は、韓国では「絶対の悪」と認識されている。韓国に「期待される日本の新首相」とは、安倍氏との距離が遠い順なのだ。それは韓国が夢想する「コントロールしやすい順」とも言える。
 だから、「女・安倍」(=高市氏に対する韓国紙『マネートゥデー』の表現)は「期待される」の範疇(はんちゅう)に入らないのだ。
 韓国メディアも次第に、「石破氏の出馬はない」との判断せざるを得なくなった。となれば、期待値ナンバーワンは河野氏だ。「石破氏が、河野氏に協力」なら、期待値は最高潮に盛り上がるだろう。
 河野氏は外相当時の2019年、南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使の、いわゆる「元徴用工」問題をめぐる発言を「無礼だ」と指弾したことがある。しかし、韓国メディアの捉え方は「あの河野洋平氏の息子だ」に尽きる。
 遠藤誉・中国問題グローバル研究所所長の論説によると、中国が河野氏に好意的なのは、「慰安婦問題に関する『河野談話』を否定していない」からだという。韓国の論調には、そうした「さかのぼった検証」は見られない。
 「息子は親に従うべきだ」という、韓国でも守られていない儒教道徳を、日本の政治家に期待している滑稽さ。日ごろは日本のことを「儒教の精神がない野蛮な国」と言っているのに、何とも不思議な感覚だ。
 河野氏がかつて、韓国人を秘書として雇っていたことも「知韓派」の証明の1つだ。
 韓国人は、韓国の政治文化を絶対的な基礎として他国の政治を見る。韓国は何事もトップダウンの政治文化だから、首脳会談にこだわる。そして、日本の政治のトップさえ「安倍氏と距離がある人物」に代われば、日韓関係は劇的に変わると思い込んでいる。
 「嫌韓」が日本の「ノーマル」になっている現実に、韓国メディアはまだ気付いていない。(室谷克実)
(引用終わり)














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台風14号、和歌山県有田市付近に再上陸四国を横断

2021-09-18 09:27:50 | 環境
台風14号は17日夜には福岡の福津市付近の上陸、18日未明には松山市付近に再上陸だそうです。そして朝6時過ぎには和歌山県の有田氏付近に再上陸したとこの記事にありますし、佐野TVニュースは同様の情報を伝えています。TVで見た限りでは大雨の所が多く通行人は難渋して見えますが、河川が氾濫したり、堤防の決壊や山崩れなどで甚大な被害が出ている所は無いようです。しかし夜間から未明の事ですから局地的には被害が出ていて追って映像入りで報道があるかも知れません。この記事でも気象庁の入口の写真でお茶を濁していますから、悲惨な大被害は無さそうです。

浜爺の住む横浜でも豪雨予報が出て「不要の外出は取りやめる様」呼びかけの情報がスマホに届いています。
「大きく備えて、何もない事」がベストです。しっかり自宅に籠って籠っています。

写真:気象庁=東京都港区虎ノ門3で、黒川晋史撮影 

台風14号は18日午前6時過ぎ、和歌山県有田市付近に再上陸した。気象庁によると、午前5時現在の中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル(最大瞬間風速35メートル)、中心から330キロ以内は風速15メートル以上の強風域となっている。
 台風は17日夜に福岡県福津市付近へ上陸した後、18日未明には松山市付近に再上陸。その後、四国を横断していた。
(引用終わり)
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17日 NYダウ平均 続落166ドル安 緩和縮小にらみリスク回避

2021-09-18 08:55:46 | 為替 ドル 株式
17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落した。ここをクリック⇒前日比166ドル44セント(0.5%)安の3万4584ドル88セントで終えた。
この日も景気懸念と来週のFOMCの方針を確認するため買いが手控えられ166ドルの下げでした。見方を変えれば中国不動産会社の経営危機などもあり、高値圏で確り利益確保する投資家もいるという事です。

写真:17日 NYダウ平均 株価ボード

 日経新聞:
17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落した。前日比166ドル44セント(0.5%)安の3万4584ドル88セントで終えた。
米景気の減速懸念に加え、米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え、投資家の運用リスクを取る姿勢が後退した。景気敏感株の一角や主力のハイテク株に売りが出た。
米連邦準備理事会(FRB)は21~22日にFOMCを開く。テーパリング(量的緩和の縮小)開始の決定は見送られそうだが、市場では年内開始を強く示唆する中国大手不動産会shじゃの
投資家心理を測る指標である米株の変動性指数(VIX)は前日比11%高の20台後半と、不安心理が高まった状態とされる20を上回って終えた。中国不動産大手、中国恒大集団の資金繰り問題も米市場でくすぶっており、相場の先安懸念がじわりと強まった。
景気敏感株では化学のダウと建機のキャタピラーの下げが目立った。金融のゴールドマン・サックス、クレジットカードのビザも安い。リスク回避の動きはハイテク株にも広がり、スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトがともに2%下げた。
一方、買われたのはバイオ製薬のアムジェン、医療保険のユナイテッドヘルス・グループ、日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などディフェンシブ株が中心だった。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落した。前日比137.956ポイント(0.9%)安の1万5043.968で終えた。
(以下省略)
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