王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

安倍首相の布マスク2枚配布、自民党内からも批判の声続出

2020-04-03 08:44:54 | 新型コロナウイルス
ちと古くなりましたが4月1日に安倍首相が「1住所当たり布製マスク2枚の配布」を
決めた政府方針についての感想です!
この話も小ブログのカテゴリー(表題分類の名称)駄目だ こりゃ! に入れようか?と思いました。 しかーし、この手の話はすぐ反応すると、読み落としたり、聞き違えたりする事がままあるので、続報を見ていました。

ここに挙げている参考記事には「1住所当たり」とあります。
首相の発言を取り上げてTVのニュースショーで有名なMC達の中には「1世帯当たり」と表現していますし、翌日の菅官房長官の会見では「全世帯あたりーー郵便局の把握している住所に投函」と有りました。

細かい話は追って述べるとして、浜爺がすぐ思ったのは「月間7億枚の生産量に成ったマスクが付近のドラッグストアに影も形も見えない時点で、限られた資源(この場合はマスク)を広く薄く撒くのは一国の首相として優先順位を間違えている」と思いました。

安倍首相が或る朝、思いついて実行できる国柄ならともかく、東大はじめ優秀な大学での官僚や補佐官或いはxx専門家に囲まれているのですから、その結論に至る議事録とか要点のメモそして誰がそのアイデアを主導したか書き物で確認できない事は
恐ろしいですね! ある経済官僚が首相に勧めたーーとされています。
2月半ばの小中高校一斉休校も「首相ご乱心?」との事でした。 この時は I(あい)補佐官だったとか?
そして、大方の人が首相のマスク贈呈に「優先順位の間違え」「費用対効果」の悪さを指摘する中で、この参考記事は政治評論家の三浦瑠璃氏の意見「布マスク、うちは有難い云々ーー」と紹介しています。
この方が三浦瑠璃氏です。TVで見たことありますよ! (ネットより)

これは一主婦の声ならあり得ますが、政治評論家と題したのは嫌味ですかね?!

さて、首相の指示で関連部署は配送リストをどの様に作ったのでしょうか?
1:全世帯が正しければ「住民票」の世帯主を抜き出さないといけません。
2:その上でリストを郵便局に渡すのか? 1住所に2世帯は普通に在ります。
3:郵便局の配達住所が主でリストを作る。 郵便局は世帯主か同居人か区別できない。
一度北見市付近で郵便配達網でマスク配布をしてますので、その成功?経験がものを言っているのでしょうかね?

いづれにしても、「マスク配布が必要なら個人全員に行き渡る制度を設計しておく事」が次に現金給付や失業保険の給付に漏れや不正の防止に必要になります。
国民をしっかり個人で管理することは、主権国家として絶対に必要な事なんです。
その時に以前にも書きましたが、ここをクリック⇒この政府なら任せて安心と思うかどうかが成功のカギだとは思いますが。
♪ 国民ちゃん 遅くなってごめんね!
 国民ちゃん 遅くなってごめんね! 君の好きな 君の好きな現金(なま)は 遅かったー ♪ 
どうか早くしてください! お願いします、

写真:安倍首相

女性自身:
4月1日、布製のマスクを、“1住所あたり2枚”ずつ配布することを発表した安倍晋三首相(65)。対象となるのは約5,000万世帯、マスクの枚数は1億枚にのぼるという。新型コロナウイルスによって収入を失った労働者のために、欧米各国が現金給付などを含む巨額の財政政策を次々と打ち出しており、日本政府も現金給付などの施策を行うべきだという声が高まっている。

そんななか、“お金”ではなく、“マスク”を配るという政府の発表に、SNS上では戸惑いと怒りの声が広がっている。これは有名人といえども、例外ではないようだ。

芥川賞作家の平野啓一郎氏はマスク配布を伝えるニュースのリツイートと共に、《本当にこの政府で、この未曾有の危機を乗り越えられますか?》とストレートに政府の対策を批判した。タレントのいとうせいこうは《布マスク二枚は安倍政治の集大成になるかもしれないな》とチクリ。

格闘家の高田延彦氏はツイッターでこんな呆れ声。

《大風呂敷拡げてマスク2枚? 本当? まさかのエイプリルフールジョークじゃないよね? ゼロよりマシだけど2枚ってさ!》

批判は、安倍政権を支えてきた“保守層”からもあがっている。

《一つの家庭に2枚の布マスク?なんやねん、それ。大臣が勢揃いして決めたのがそれかい! アホの集まりか》

ツイッターでそんな怒りを表明したのは作家の百田尚樹氏だ。その直後には《これ、エイプリルフールのつもりか。もしかして全閣僚が集まって考えついたウソか?》とツイート。2月28日に安倍首相と会食をするなど、首相と近しい関係として知られる百田氏だが、この政策には怒りを隠せないようだ。

自由民主党内からも、批判の声があがった。国民に対する「現金の一律給付」を求めている党内の若手議員の1人、小野田紀美参議院議員はマスク配布のニュースが報じられた直後に、地元岡山弁をまじえてこうツイートした。

《なんで今回自民議員の必死の訴えは全然聞き入れんのにこーゆー事急に決めてするん。それ出来るんなら小切手送りゃーえーがん。何なん。与党議員って何なん》

さらに、自民党の後藤田正純衆院議員は自身のFacebookで、マスクの配布が東京都から開始されるというニュースと共にこう書いた。

《いやいや、まずは、医療従事者、保育従事者に優先して配分すべき 首相と都知事は何話してんねん! 東京都は、自粛、stay home家にいて! と言いながら、切迫した医療現場でなく、何故マスクを全戸に??? 家にいたら、マスクいらんやろ??》

一方、マスク配布を擁護する声もあった。政治評論家の三浦瑠麗氏は《布マスクうちはありがたいですよ。自分でマスクを縫う暇はないし、子供にさせたくても市中にはないもんね》としたうえで、《引き続き他の経済対策も頑張って下さいでいいんじゃないの》とツイート。

まったく異次元なツイートをしたのは発明家のドクター・中松氏だ。新発明品である顔すっぽり覆う透明マスク「スーパーメン」を被っている自分の写真とともに《布マスク2枚ですか? スーパーメンなら1枚でOKですが》とつづった。

ちなみに、布マスクは織り目のサイズが大きいのでウイルスを防ぐ効果が低く、洗って使うので衛生面にも不安があるといわれている。WHO(世界保健機関)は、布マスクの使用を、どんな状況でも推奨していない。(引用終わり)

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