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17日 打ち上げ中止「H3」会見で共同記者の質問に批判相次ぐ ロケットを救った「フェールセーフ」とは

2023-02-18 09:05:26 | 科学
昨日17日朝10時37分打ち上げ予定の、JAXAのH3ロケットが、発射寸前突然打ち上げ中止となった。
午後2時から行われた会見では、JAXAの岡田匡史氏(H3プロジェクトチームプロダクトマネージャ)が登壇し「メインエンジンは点火したが、システムが(何らかの)以上を検知、、補助ブースター(SRB-3)への点火指示をしなかったもので、打ち上げは中止となった。SRB-3側にも問題はなく、制御用機器が検知した異常そのものについては原因究明中」と述べた。
JAXA 岡田匡史氏(H3プロジェクトチームプロダクトマネージャ

この説明に共同の記者が「中止で無く失敗だろう」と岡田マネージャーに発言させるべく誘導の質問をした事が批判の対象になっています。
開発費2000億円(このH3ロケットを作るのに掛かった費用でしょうか?)そして打ち上げ費用を従来の半分50億円にするための新型ロケットの開発ですから、いろいろ不具合は出てくるのが1号機の苦労の有る所でしょうからね。! 


打ち上げ後、異常感知で爆破とは違いますから、このH3を使い再挑戦が可能でしょうから「システムが感じた異常の実態を徹底的に究明して欲しいところです。JAXAは全力を挙げて調べるでしょうから、期待しています。
異常感知の模式図



写真:打ち上げ準備なったH3ロケット

IT mediaTimes:
 2月17日の午前10時37分に打ち上げ予定だった、JAXAの次世代主力ロケット「H3」の試験1号機が、発射直前に突然打ち上げ中止となった。ライブ配信では、補助ブースター「SRB-3」が点火しなかったためとのアナウンスがあったが、その後、異常を検知してシステムがSRB-3への着火信号を送出しなかったことが判明している。 
 午後2時から行われた会見では、JAXAの岡田匡史氏(H3プロジェクトチームプロダクトマネージャ)が登壇し、経緯を説明。同氏によると、ロケットの自動カウントダウンシーケンスは予定通り開始され、メインエンジン「LE-9」が着火し正常に立ち上がったあと、ロケット下部(エンジン上部)に設置された1段制御用機器が異常を検知。SRB-3への着火信号を送らなかったことから、打ち上げ中止となった。なお、SRB-3側にも異常はなく、制御用機器が検知した異常そのものについては原因究明中という。
会見はJAXAの公式チャネルで配信されていたが、話題となったのが共同通信のとある記者の質問だ。「中止と失敗という問題についてもう一度確認したいです。ちょっともやもやするものですから」と切り出し、岡田氏に中止と失敗の違いについて質問した。以下はその一問一答だ。 
〈以下省略)
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