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2日 シルバー人材センターで4500万円不明、出納担当者は意識不明で事務局長は退職…書類も焼失

2024-12-03 13:02:42 | 社会
2日防府市の「シルバー人材センターで3年にわたり約4500万円が使途不明」が判り管理責任を怠ったとして(当時)事務局長だった女性に約4700万円の損害賠償を求めて提訴した。
【今年2月に会員への配分金(報酬)の支払いが一部遅れたため銀行に問い合わせたところ、運営口座の残高がほとんどなかった。当時、出納担当の女性が通帳を、常務理事で事務局長を務める女性が銀行印を管理していた。
 問題発覚後にセンターが調査を始めたが、出納担当は自宅で倒れて意識不明の状態が続いている。事務局長は3月に退職した。センターは9月、管理責任を怠ったとして事務局長だった女性に約4700万円の損害賠償を求めて提訴した】とセンターの阿部裕明理事長による発表です。
別紙の教法と合わせると「経理事務を担当していた出納担当と会計責任者の女性2人はともにおよそ10年間一度も交代していなかったということです。また、昨年度のおよそ半年分の経理書類は、去年11月の事務所火災(この日は年度決算の監査日だった)たによって焼失し被害額を確定できなくなっていた」そうで、「出納担当者は2月に自宅で倒れ意識不明が続いている」とも報じられています。
長年経理担当者が一人か二人で現金の管理をしてして「管理不注意で多額の現金が不明」という典型的な事件の様ですね。  ⤵  ⤵

写真:山口県の模式図

読売新聞:
 山口県の防府市シルバー人材センターは2日、2020~22年度の決算について、通帳残高が計約4500万円少ない不明朗な会計処理が行われていたと発表した。同センターは10月に被疑者不詳のまま防府署に被害届を出し、同署は受理した。
 発表によると、今年2月に会員への配分金(報酬)の支払いが一部遅れたため銀行に問い合わせたところ、運営口座の残高がほとんどなかった。当時、出納担当の女性が通帳を、常務理事で事務局長を務める女性が銀行印を管理していた。
 問題発覚後にセンターが調査を始めたが、出納担当は自宅で倒れて意識不明の状態が続いている。事務局長は3月に退職した。センターは9月、管理責任を怠ったとして事務局長だった女性に約4700万円の損害賠償を求めて提訴した。
 センターでは昨年11月、事務所があった建物の1室が焼ける火災が発生。関係書類が焼失したこともあり、被害額を確定できないとしている。この日は県の監査が行われる予定だったという。センターの阿部裕明理事長は「会員や市民に深くおわびします」と述べた。
(引用終わり)
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