王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

量的緩和解除 2

2006-03-12 09:24:14 | 政治と経済
今朝は7時半からTV報道2001を見てしまった なにしろ午後から名古屋国際女子マラソンを見なければいけないのであるから

冒頭 日銀の量的緩和政策についての論評があった 与野党及び榊原先生も総じて好意的であった 一口にバブル崩壊に端を発した金融機関に対する信用不安 これを安定させ或いは(不安解消の)安全弁としてお金ジャブジャブ政策はやむを得なかったと しかし銀行からお金が外に出たかとの問いに単に(銀行の)不良債権償却とあまった金は国債の購入に使われたと 又金の一部はIT(ホリエモン)関連やファンドに流れ地区により土地に向かい部分的バブルが無きにしもあらず 消費者物価指数も安定的に0以上になったのだから解除は妥当でなかろうかとも

それでは次が金利による景気調整になるが当面金利は0%を続けるので余り問題なかろうと 既に来月から住宅ローン金利が1%位あがる動きがあるのだけど しかも当面とはこの9月或いは10月自民党総裁選後になろうと 従ってもう半年ほどで金利は上がる方向になる そうなれば株安・円高の方向となる 

低金利政策による(91年から04年の)14年間で304兆円程になる庶民金利が奪われたと このため(才覚ある人は)株式や外貨に資産を振り替え儲けた人もいるでないかと言っていたが爺をはじめ平均的日本人には関係なかった
ともかく低金利と税制と円安で大手企業(一部上場)は空前の利益を上げているのだと これにより大手の採用人数は増えているようだ ぜひ景気とそれに伴う雇用の拡大が中小企業に広がって欲しい 

政府では竹中・中川両氏は緩和に不満らしいと 彼らは緩和すればやがて長期金利も上がるので 名目成長>長期金利 によりインフレ期待で借金(国債)を返そうとの企図に悪影響があるから考える(次期)総理を担ぐグループに属しているからでないであろうかと それでも日銀は政府から独立した機関なのであるからここは日銀の判断を尊重して緩和による問題が生じたとき速やかに政策対応するのが筋ともっともな意見
榊原先生は金利が多少上がっても政府はやっていけると断定したが1%上がり500兆円の国債残として年間5兆円の金利増 一段と税金の無駄使いを削減してもらわないとね
総じて爺の素人判断と余り変わらなかった

写真は庭のヒアシンス 春だよー  

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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ご訪問有難うございました。 (正ちゃん)
2006-03-12 14:43:04
始めまして、読ませて頂き、           量的緩和に関する詳しい内容

がよくわかりました。

有難うございました。
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TBありがとう (miken_001)
2006-03-12 15:23:42
TBありがとうございました

量的緩和・・デフレから緩やかなインフレに・・

1部上場企業経営者は、先行の経営、景気に強気が?

今、春闘ベア等・・

経営者に自信回復がなによりと思いますが・・



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Unknown (反村上)
2006-03-12 17:59:45
TBありがとうございます。。。

なかなか経済にお詳しい人とお見受けしました!

また寄らせていただきます!!
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TBありがとうございます (kazutoshi)
2006-03-12 21:04:14
TBありがとうございます。

経済が順調によくなるといいですね。
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