王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「尖閣映像」流出

2010-11-06 06:31:13 | 政治
海保「石垣以外は10月消去」=職員派遣し調査―尖閣ビデオ流出(時事通信) - goo ニュース

今になると昨日5日の未明には「sengoku38」さんがyoutubeで「尖閣で巡視船に中国漁船が体当たりする映像」が全国的に流がれていたのですね。
朝にはwebニュースで「映像流出か」と報道されました。
爺はばたばたしていてTVを見る時間が有りませんでしたが午後になるとブログ諸賢が衝突映像をコピペしてくれた画面を見ました。

政府は「犯人探し」に躍起なようです。
まあ公務員であろうから「公務員法違反だー」とかの声も有ります。
また与野党問わず「機密が流出する。危機管理がなっていない」との合唱です。
まあ一般的にはそうですよね。

でも、そもそも論に返れば「あの映像が真実だとして何であの程度の事を国家機密にして国会議員の一部にも編集済の7分しか見せなかったのでしょう?」

問題は衝突の後、巡視船が中国漁船を追いかけ臨検のため係官が移乗する際、海に転落。その係官を銛で突こうとしたり船で乗りかけたりした行為があったのか?無いのか?」
国民は真実を知る権利が有ります。
その権利と「何が機密だか判らない事案を国家機密にした菅政権の政策」との衝突ですね。

民主党は仙石官房長官によれば「柳腰」だそうですが嘗てTVタックルで評論家屋山氏が「民主党はクラゲかなまこの様な物で骨がどこにも無い」とコメントしていたのを思い出しました。

昨日TVに写った菅首相の顔は精細が無かったですね。
こんな状態で明日からAPECに臨みますがホスト国の顔足り得ないでしょうね。
今朝も白いボデーに水色の窓枠をしてカーテンを閉め切った警察警備車が市内を走っていました。
菅政権は支持率の点では政権維持危険水域に向かいそうです。
補正予算を上げても来年度予算は難しいかも知れません。
景気対策は一層遅れ国民の難儀は続きそうです。
目が離せません。


時事通信:
「おい、止まれ」「来るぞ来るぞ」-。インターネットの動画サイトに投稿された尖閣諸島沖衝突事件の映像は、中国漁船が2度にわたって海上保安庁の巡視船に迫り、衝突する光景を鮮明に記録していた。
 流出した動画は6本あり、各2分29秒~11分24秒で合計44分26秒。投稿者は「sengoku(せんごく)38」を名乗り、4日午後9時前から1時間ほどの間に公開されていた。映像には漁船名の「ミンシンリョウ5179」のタイトルが付けられ、「進路規制から揚網途中まで」「揚網中から衝突・逃走」「『みずき』と衝突」の3場面に分類。撮影者の名前が記されたものもあった。
 「日本領海内だ」。映像は、最初に衝突された巡視船「よなくに」の乗組員が、中国語で漁船に警告する場面から始まる。撮影者が漁船の動きを逐一説明する声も収録されている。「またエンジンの回転が上がりました」「本船の方に船首を向けてきます。挑発的です」。撮影者の説明直後、よなくにの船尾に漁船が激突。「グシャ」。はっきりとした衝突音が響くと、「あー、本船に当てました」。淡々と説明していた撮影者の声も、この時は上ずっていた。
 別の職員が「はい、今の位置確認」と張り上げる声や、「連絡する。中国漁船が本船に衝突した。相手船がぶつけてきた」という船内放送も聞き取れる。警笛が響く中、漁船は紺ぺきの海に白い波を立てて逃げ続けた。続いて衝突された巡視船「みずき」から撮影した映像にも、並走した漁船が船首をみずきの右舷に向け、迫ってくる様子が鮮明に写っていた。「おい、止まれ」「来る、来る」。怒声が飛んだ直後に船体が横に揺れ、こすれるような「ガシャガシャ」という接触音も聞こえた。ほかにも、巡視船「はてるま」から衝突場面を撮影したとみられる映像があった。(2010/11/05-07:27)
(引用終わり)

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