昨日7日のジャンプ混合団体で、日本の高梨沙羅(クラレ)が1回目を飛んだ後、スーツの規定違反で失格となったと報じられました。
一本目は103メートルを飛んで上位に入りましたが競技後のスーツの規定違反で失格となりました。
2003年以降スーツによる飛行距離の影響を少なくするため年々厳しく(ピチピチ)なっているとの事で、高梨選手もこれまでに2021年のW杯で失格になっているそうです。またこの女子の競技で他の強豪3か国の選手も失格となったそうです。しかし、スーツで失格にならなかった参加国も有る上に、高梨選手は5日女子ノーマルヒル第4位の雪辱戦でも有った訳ですから、コーチ陣やスタッフがスーツについては十分気を配らねばいけなかったですよね。
高梨沙羅選手はお気の毒でした。
写真:ジャンプ混合団体、高梨沙羅の1回目。この後、失格となった(7日)=小川純平撮影 【読売新聞社】
読売新聞オンライン:
北京オリンピックで7日に行われた、新種目のスキージャンプ混合団体で、日本の高梨沙羅(クラレ)が1回目を飛んだ後、スーツの規定違反で失格となった。
スーツは飛距離に大きく影響するため、国際スキー連盟(FIS)は毎年のように規則を改定している。2003年に全ての部分で体の数値プラス6センチ以内に制限され、現在は男子がプラス1〜3センチ、女子は2〜4センチとさらにピチピチになった。
専門家によると、規定に抵触することが多いのは股下部分。いかに揚力を得られるかが鍵を握るジャンプ競技では、スーツの股下が1センチ下がっただけで飛距離が伸びる。競技前に全員が厳密に計測するが、着方によって縫い目の位置がずれることもあり、競技後にわずかな差で引っかかることもあるという。
スーツの規定違反自体はそれほど珍しいことではなく、高梨は2021年2月のワールドカップ(W杯)で失格となった。小林陵侑(土屋ホーム)も今季W杯第2戦の予選で失格している。
(引用終わり)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます