親殺し

杉並の海洋学者夫妻殺害　焼死体は長男と確認 (朝日新聞) - goo ニュース

３０日東京杉並で３３歳になる男が両親を殺害し自宅に放火、その後自分も自殺を図ると言う事件が起きたばかりなのに３１日朝６時過ぎ習志野市では２８歳男子が両親を殺し自分は凶器の刃物で自殺した

新聞やＴＶニュースを順に見聞きしていないと二つは一つと勘違いするが連日の親殺しが起きてしまった

これからはしばらくＴＶで教育評論家や心理学者のコメント場面の連続であろう

さて哺乳動物には親殺しは無いらしい
何で人間が（というより日本人が１５才過ぎて）親殺しをするのであろうか？
年のせいで忘れやすいが昨年は板橋で高校生の親殺しその少し前と思うが河内長野の結婚を反対されての（これも高校生と思ったが）親殺し　２００４年も秋に茨城？で連続２件親殺しが有ったっけ？？

爺が単純明快に語る
米国の国立衛星研究所は１０都市の乳幼児１３６４人の成長過程を１０年間追跡調査した　生後３ヶ月から４才半の間に保育園等に週３０時間以上預けられた子供の１７％は他の子供に乱暴したり、先生に反抗する傾向が強い　母親の愛情を受けない子供は攻撃的になり、父親の愛情が欠如した子供は無気力になる

難しい話を抜きにすれば今回の２件も両親の愛情不足である
すんだ事に論評を加えても両親は生き返らない
爺が少子化のコラムで何度か書いているように子供特に乳幼児は母親に愛されることが必要である
保育園や幼稚園が公立が良くて民営に反対だとかでなく母親が子育てを出来る環境を作り併せ保育園・幼稚園等が子育てを支持する場でなければならない
父親は昔から日が出れば獲物を探しに、野良仕事に出向くのであるから夕暮れには戻り子供を抱きしめてやり夫婦仲が良ければそれで良いのである　小さい子供さんを持つ夫婦はここが大切である

事件のあった家庭はいずれもその何かが欠けていた　母親にも父親にも救いを求められず自分の人格の拠って立つ所を破壊する事で一切を清算してしまった
本人の心に立てば可哀想な話である
日本中には（金が有っても）家庭に自立できない子女を抱え込んでいる家族が有ると聞く　警察関係者や自衛隊を知る人は合宿訓練に１ヶ月も入れれば性根が座ると豪語する方がいる　その手の強制訓練は発狂したり逃げ出したり、そのプレッシャーが無くなると又元に戻る例が多い　でも自宅からは引き離し広く世間（特に海外)を知る機会が有れば自覚的に立ち直れる若者も出るのでないか
昨日であったか？面白くないからと通りすがりの老人の背中をナイフで刺した若者も捕まったよなー　この手合いには困るよなー