王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

国債2008年問題

2006-02-06 08:51:28 | 政治と経済
国債08年度償還問題は解消 特会活用し大量消却 (共同通信) - goo ニュース
野にある諸賢が指摘していた2008年問題 多額の国債償還が平準化(それでも110兆円規模だが)される見通しになったそうな まづはめでたしめでたし
 
故小渕総理により景気浮揚と株価対策で乱発された10年物の国債の償還期限が2008年に集中する それが特会の余剰金を使って買入消却したり新規の国債発行額を圧縮して特別の出っ張りを削り平らにしたということで平らになった水準が110兆円という途方もない高い山である これは小渕に続く森総理のばら撒きの付けである

見えにくい写真は昨年秋における国債償還見通し 左のペンの先が120兆円の残高を示す 一難さってまだまだ 又一難なのだよ
 
国債発行残高を減らすためには 1:新規発行を減らす2:償還を増やす(市場で国債を買う)3:インフレを起こす、という3つの方法がある ここでは 1と3はすぐ無理なので 景気を良くして税収を増やし小さな政府にして無駄な支出を減らすという地道な方法しかない 

そのためには国民に広く支持された政府が必要だがここに来て小泉内閣は問題が多い 力がないとブラックマネーとかアングラマネーとかを抑えて課税するどころか
税がほにゃらら団に食われてしまう懸念さえある しっかりして欲しい

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6 コメント

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国家破産 (なっとく)
2006-02-06 19:22:24
借金が加速的に増大し、恐怖を感じます。公的借金1000兆円を中核勤労者2000万人で割ると5000万円/人の負担になります。負担年数を考慮すると新入社員の負担は、1億円/人になります。どうするつもりでしょう?もし国家破産し、円が紙くずになったら食料自給率から判断して7000万人が餓死します。少子化対策よりこの壮大な借金問題に取り組むのが緊急課題だと思います。私は、いざという時のために煉炭を常備しておくつもりです。日本は、2011年まで保つのであろうか?

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景気を良くしてはならない (なっとく)
2006-02-06 19:30:30
景気を良くすると、国債金利が急上昇します。そうなると日本銀行が一瞬で破産、そして都銀を含めた全ての金融機関、証券会社、保険会社が連鎖倒産します。いまの半病人の日本経済をいかに維持するかが、日本が長く生き残る道です。後は、公務員を半減、公務員給与半減、医療保険制度の廃止、年金制度の廃止、公共事業の廃止など死ぬ覚悟の改革が必要です。
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景気と金利 (浜の偏屈爺)
2006-02-07 10:22:05
なっとく 様 お早う御座います お立ち寄りとコメント有り難う御座いました 景気と金利は直接結びついている訳ではありません景気が良くなれば資金需要が増え金利が上がる環境になりますが通貨の供給が十分(と言うか過剰な)現在ではその心配はなさそうです 又金利を上げると国債の金利にも影響ありますがその金利を上げるか否かを決めるのが政府と日銀ですから日銀が瞬時に破産することはないでしょう ところで年金制度の廃止 良い考えと思います 40歳を切り目に従来型と掛け金を返して自分の才覚でやるか新方式を考えるか大いに議論あってしかるべきです

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金利 (なっとく)
2006-02-07 14:44:29
政府が金利を決めるのではなく、あくまで金利は、市場が決めます。日銀が湯水のように国債を購入しているので金利を抑えていますが、購入できなくなったとき市場の大津波が反動でおきます。この大津波の前に日銀は無力です。日本の官僚が世界の投資家に日本国債を売りにいきましたが、まったく相手にされませんでした。日本国債を買うのは、経済音痴の日本国民と政府の息のかかった会社だけです。ただ、一気に日本が壊れずに10~20年かけて壊れる可能性も大きいと思っています。

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小異を残す (浜の偏屈爺)
2006-02-07 15:13:21
なっとく様 しばしばお立ち寄りとコメント有り難う御座います 初めのお立ち寄りの際にも指摘しましたが当方の発言の一言を捉えられコメントいただくのはつらいことです それを防ぐ為には貴殿のブログを拝見しその視点と感性を知ることであろうと思っております 残念ながら貴殿のブログはご自身の発言がありません さて6日17時30分の貴コメントは景気を良くすると金利が上がり日銀が一瞬で破産が主題ですからそこを外して他人にコメントはいただけません 指摘の金利も公定歩合を言うのか何の金利をいうのかお互いに定かでありませんし経済学の金利論争をしている場では無いのですから元本の事を言っているので無ければそれで良いのです 大筋が大切です そこを踏まえてください

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トラックバック御礼 (yohsshi)
2006-02-08 23:01:12
場末にある小生サイトへのトラックバックを頂戴しありがとうございます。まずは御礼申し上げます。



小生が考える所、経済学(学問)と実態経済(市場)は同一視できる場合もあるものの、乖離することも少なくないと思います。



『景気回復で金利が上昇するというものは経済学においては正しい。しかし、2004年6月以降の米国経済においては必ずしも当て嵌まらない』とする市場関係者は多いのではないでしょうか。先日退任したグリーンスパン前FRB議長もその一人で、これを指摘した発言はグリーンスパンの謎として良く知られています。



経済学と異なり、市場においてはあらゆる可能性が考えられます。例え、可能性が限りなくゼロに近い日銀の破綻も可能性がゼロと言い切ることはできないと思います。明日、日本列島が海底に沈む可能性が全くのゼロ%ではありませんので。



前提条件が違うというべきか、次元が違う位置から見ているというか、議論が噛み合わないことも多いと思います。小生は、仕事上はそういう人にも合わせてコメントするように心掛けています。



まあ、日本列島を海底に沈めるかのような馬鹿げた行動を日銀や政府が行わないようにもう少し国民が利口になる必要はあると思っています。



以上の生意気な意見をご寛容の上で読んで頂けたならば幸甚と存じます。
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