goo

2014 7/12の拝観報告2(聞名寺)


写真は、地蔵堂(右)と本堂(正面)

大蓮寺を出て、二条通から東大路通へ。
東山二条の北西のコインパーキングに駐車して向かったのが、聞名寺です。
明眼地蔵(あけめじぞう)で知られています。

ここは他のブログなどを見ていると、お寺の方がおられないので御朱印を貰えないと書いてありました。
また明眼地蔵のご開帳についても、WAN先代が「23日か24日かに開いてませんでしたっけ」と言われた情報ぐらい。
地蔵盆についても不詳でした。

それらの情報が知りたかったのですが、多分誰もおられないだろうから後日電話で聞くとしても、近くまで行くので写真だけでも撮ろうということで行きました。

表門を入ると地蔵堂がありますが、そこでなんとお寺の方が掃除をされているではないですか!
超ラッキー!
疑問を全部お伺いしました(笑)。

御朱印はやはりされておらず、他のブログにもあるように地蔵堂の前に置いてある明眼地蔵の判子を押した紙しかないです。
そして明眼地蔵のご開帳は毎月24日の終日。
今年の地蔵盆は8/24(日)で、夜の燈明が見どころだそうです。

よかったです。
1つドキドキして電話をする手間がなくなりました(笑)。

僕は明眼地蔵の判子を押した紙を頂き、一旦墓地にある阿弥陀如来坐像をお参りに行きました。
そしてまた戻ってきたら、お寺の方が紙を持ってこちらへ来られます。
えっ、なんやろう・・・もしかして、それは・・・
「由緒書きをお渡しするのを忘れていました。」

!!!あるんですか、由緒書き!!!
しかし僕もオトナですので、「あっ、ありがとうございます」と普通を装って頂きましたが、飛び跳ねんばかりに喜んでいました。
もちろんあんとんさまは、僕と目を合わせてニヤリとされましたけどね(笑)。

お寺の方にお会いできて詳細すべてをお伺いすることも出来ましたし、当初からないと諦めていた由緒書きまで頂けて本当によかったです。

”朝起きは三文の得”、間違いないです(笑)。

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

次男のキモチ

僕のブログなので本来はどこに何を書いてもいいんですが、ブログタイトルとは乖離したお話なので、ここにコッソリ書きます(笑)。
食いしん坊で有名な!?、4歳10か月の次男のお話です。
興味ない方はスルーで結構です。

毎月のアウトドアクラブのプログラムが先日は家族も参加可能な川遊びだったので、僕と次男の2人で参加しました。
そこでちょっとした事件が・・・。
まずはその事件の概要を述べます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昼食後、クラブ側が夏野菜を子供達のグループ毎に振る舞って下さいました。
すると食いしん坊の次男は案の定、他の子を押しのけんばかりの勢いで食べ始めました。
あまりに1人でどんどん食べるので、さすがに「1人で食べたらダメ。ちゃんと譲ってあげて」と真剣に注意しました。

すると次男は激怒り!
すべてを放り投げて怒りました。
その後の川遊びもゴネて断固行こうとしません。
他のグループは、もう川遊びに行っていても関係なし。
僕はもちろん、担当のリーダーさん、さらには他のご父兄まで、みんなで「川に行こうよ」と促します。
あまりに頑固だったので、リーダーに「先に行ってください」と言いましたが、
「みんなで揃って行きます!」と言い切られたので、他の子供たちも揃って促してくれました。
しかし拒否!
困りましたし、焦りました。

しかしよく次男を見てみると、何か言いたそうなのに気づきました。
そこで次男に近寄りそっと耳を寄せると消え入るような小声で一言、
「ギュッてして」
と言いました。
そこで彼をギュッと抱きしめてあげると、あれだけ嫌がっていたのがウソのように、次男はすぐにサンダルを自分で履いて川遊びに行ってくれました。

もちろんすぐに周囲の皆さんにご迷惑をおかけしたことを謝りまくりましたが、皆さん快く許して下さいました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてこのお話の分析です。
多分子供の教育上、非常に深い意味があるのではないかと思いました。

結論から言うと、親と子供の思考の”前提の相違”から双方が理解できなくなり、心の動きがズレてしまったのだと思いました。

まずは親としての僕の心の動きです。
家でガンガン食べるのはいいんですが、外で他のお友達を無視してみんなに出されてものをガンガン食べるのは注意せざるを得ません。
そしてその上、みんなで川遊びに行くのも拒否してさらにご迷惑を・・・。益々周囲へ気を使う訳です。
普通の親ならそのような心理になるでしょう。

一方僕が後に推察した次男の心の動きです。
いつもはガンガン食べても「食べ過ぎやで」と笑っているだけの父が、”いつもように”ガンガン食べたらマジ注意をしてきたので驚いたのでしょう。
要するに今回は家とは違い”みんなのもの”であるという状況理解が、彼には十分に出来ていなかったのだと思われます。
そしてさらに「川遊びに行こう」と促す僕の言葉が、”彼のためではなく周囲への気遣いのために言っていた”のを直観的に見透かされていたのではないかと思いました。

僕は食べるのを咎められてスネてすべてを拒否していると思い込んでいたのが実は、驚いて浮遊した彼の心はお父さんが自分をみてくれている、大事に思ってくれているという確信を欲していたんでしょうね。

我が家ではいつも出勤前の玄関や寝る前のベッドなどで、恥ずかしながら長男と次男を”好き好き”ってギュッと抱きしめています。
通称”ギュうする”と呼んでいます(笑)。
さらに恥ずかしついでですが、実際の発音は”しゅきしゅき~~”です(笑うなら笑え~~!(笑))。
それをして貰いたかったんですね。

その時は「なんや、そんなことで機嫌が直るんかいな」と思いましたが(笑)、後でよくよく考えれば恐らくそういう背景があったんでしょう。

親の立場上、あの場面では注意をせざるを得なかったと今でも思っていますし、片や彼の心の動きも4歳ですので責めようがないものでしょう。
途中までの経過は不可避であったと思います。

しかし最後は彼からのサインを見落とさずに上手く解決できて本当によかったです。

今回の一件でいろいろなものを得ました。
改めて子供はちゃんと見てやらなくてはいけないという教訓と、
「ギュッてして」って・・・カワイイやつです(笑)。
多分この言葉は一生忘れないと思います。

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 11 ) | Trackback ( )

粟嶋堂 宗徳寺


写真は、康申堂(左)と本堂(右)

粟嶋堂 宗徳寺(あわしまどう そうとくじ)は堀川塩小路の少し奥にある寺院で、粟嶋大明神を祀る女人守護のお寺として知られています。

アクセス
堀川塩小路の交差点を、リーガロイヤルホテルのある西側(もっとも細い道)へ進みます。
道は徐々に細くなり、約120m先の2つ目の交差点の角に粟嶋堂 宗徳寺があります。

交差点角にも門がありますが、正門はもう少し右にあります。

正面に粟嶋堂、左手は稲荷社を挟んで康申堂があります。
右手には納経所があり、御朱印はここで頂きます。

康申堂には弘法大師像などがお祀りされています。
人形供養をされているので、境内にはかなりの数の人形があります。

また本堂の向かい側には与謝蕪村の句碑があります。
蕪村が娘の病気平癒のために参詣した際に、お百度をする島原の娘を見て詠んだ句で、
“粟嶋へ はだしまゐりや 春の雨”
と書かれています。

マイナー散策の索引 

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 0 ) | Trackback ( )