京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2014 7/12の拝観報告3(角屋もてなしの文化美術館)
写真は、中庭
聞名寺を後にして、冷泉通→川端通→御池通→堀川通→五条通→壬生川通→花屋通→島原大門と来ました。
そして輪違屋の前を通過した奥の左手にあるコインパーキングが幸い空いていたので、そこに駐車しました。
輪違屋の前を通過した際に誰もいなかったので、駐車後すぐに戻って外観の撮影をしました。
当初は内部撮影が可能なんて夢にも思わなかったので・・・。
そしてまず向かったのが、角屋もてなしの文化美術館です。
京の夏の旅の分析にも書いたように、京の夏の旅期間になると角屋の2階は見られないので、当初から7/12の10:15~の2階参観を申し込んでしました。
僕も久々の角屋ですので折角なら2階も見たいですし、何より同行者は”初島原”ですので、万全のお膳立てをさせて頂きました笑)。
10:00前から1階の撮影をして、10:15から30分ほど説明付きで2階の参観。
その後1階の説明を聞いて11:00前に角屋を出ました。
しかしやはり角屋の2階は、各お部屋が実に見事ですね。
あんとんさまも2階に行けてよかったとおっしゃられていました。
夏の旅で1階だけは、やはりもったいないですね。
次のチャンスは、9/15~9/30です。
この間なら、角屋の1階と2階、さらに輪違屋も1度に観ることが出来ます。
しかもこの期間は祝日も多くて、9/15(祝)、9/20(土)、9/21(日)、9/23(祝)、9/27(土)、9/28(日)と土日祝が6日もあります。
遠方の方は是非チェックしてください。
そうそう、本編の写真をすべて今回のものに変えました。
・角屋 もてなしの文化美術館1 通常参観
・角屋 もてなしの文化美術館2 特別公開1
・角屋 もてなしの文化美術館3 特別公開2、総評
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 4 ) | Trackback ( )
聞名寺
写真は、地蔵堂
聞名寺(もんみょうじ)は東山二条を下がった妙傳寺の南側にある寺院で、明眼地蔵(あけめじぞう)は洛陽第17番地蔵尊です。
東山二条の交差点を南下します。
大きな妙傳寺の前を通過した先の左手に、聞名寺の表門があります。
最寄りのバス停は、北から来ると東山二条、南から来ると東山仁王門です。
由緒
平安時代初期の仁明天皇の第3皇子が眼病になり、地蔵菩薩に彫り守護仏とせよとのお告げがありました。
そこで慈覚大師に造仏させたところ眼病が平癒したそうです。
その皇子は後に光孝天皇となり、その住まい小松殿は没後に小松寺となったそうです。
鎌倉時代に一遍上人が当寺を“小松院聞名寺”として中興されたそうです。
表門をくぐります。
表門の右手には地蔵菩薩像がたくさんお祀りされています。
そして右手正面に地蔵堂があり、ここに明眼地蔵がお祀りされています。
通常お厨子は閉まっていますが、毎月24日は開帳しておられます。
境内に通常は人が常駐されていないようで、御朱印は貰えません。
代わりに地蔵堂の左手の棚に明眼地蔵の判子を押した紙が置いてあります。
また地蔵堂の右隣には大日如来像がお祀りされています。
境内奥の正面に本堂があります。
こちらの阿弥陀如来像は2019年の調査で行快の作と判明し、その年の春の特別展「一遍聖絵と時宗の名宝」にて、阿弥陀如来像が国立京都博物館で展示されました。
2020年10月から京都時宗道場御朱印めぐりが始まり、御朱印を頂く際に本堂にお参り出来ました。
本堂左手の玄関から入り、右手に進むと本堂です。
内陣中央には本尊の阿弥陀如来像と脇侍の観音・勢至菩薩像がお祀りされています。
しかしお厨子に入っており垂れ幕もあるので、外陣からは見にくいです。
右の脇壇にも阿弥陀三尊像が、左の脇壇には阿弥陀如来坐像がお祀りされていました。
また本堂の右手から墓地へと進みます。
墓地に入ったすぐ右手に阿弥陀石仏があります。
これは釘抜地蔵(石像寺)の石仏の写しとも云われています。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )