年寄るとグチが多くて

今日は暑かったな

この時間になってもまだ暑いけど

うちの仕事場って西日がもろに入るもんで

もぅ～～～～！

暑いがな！ってな感じだな

おかげでお客様も少ないし

暑さで頭がヒートアップされた方もチラホラ

昔の夏ってこんなに暑かったっけ？

クーラーが一般家庭に普及し始めたのはわしが高校を出たあたりだな

それまではせいぜい扇風機ぐらい

そのかわり‘涼，をとる工夫をしてたな

夕暮れになると

年寄りは表に縁台を出して夕涼み

テレビでは怪談物をやっていたし

夜なんか窓も玄関も開けっ放しで寝てた

現代の夕涼みは怪しげな若者がコンビニにたむろしてるし

オバケなんぞより‘生身，の人間の方が怖いもんだから

窓も玄関もしっかり閉めて

オートロックたらホームセキュリティたら

なんでこんな世の中になったんだろう

文明の発達は

生活を便利にするし

入って来る情報も増えるが

人間の精神は豊かにはしないんだな

わしなんでこんな事考えるんだろう

ふっ

わしも老けたな

おっさんの日帰り旅

日曜、月曜と久しぶりに連休にしました。

二日とも天気が良いそうなので充実した日にしようと

日曜は大洗に向かいました。

大洗に着いた時点で缶チューハイを５本ほど開けていたので

酔っ払って町を観光する気が失せていました。




それにしてもぼろっちぃ電車やな（失礼）

（行く先の字が読めんがな）

　　　　　　　　　

大洗の駅です。

タクシーの運転手さんに旨い地魚料理の店に連れて行って貰ったんですが

すっごい混雑なのでお店で食べるのはあきらめ

市場で煮魚を買ってベンチで食べました。

　　　　

大洗のヨットハーバーです。大洗で駅以外で撮った写真はこれ一枚です。

浜辺にも行ったんですが海水浴客が一杯で

そんな所でおっさんがデジカメで写真なんか撮っていると

覗きと疑われるがな

浜辺は５分で切り上げ

大洗滞在１時間ちょっとでとっとと家路に着きました。

（何しに行ったんだか）

大雨の気配

雨・・・じゃ

これから大雨の予感

またまた床上浸水はかなわんな

過去に職場の床上浸水は３度

その３度がいつも土曜の５時過ぎなんだよな？

これがまた

そやけど

毎年、床上浸水に怯えにゃならん職場ちゅーのも

・・・

夏なんだな

遠雷って言うのか

遠くの山で雷さんがゴロゴロと鳴った

真っ黒く焼けた肌とすその伸びたランニングシャツ

少年は無我夢中の川遊びの手を止めた

水中メガネ越しに空を見上げると

真っ白な入道雲にもくもくと黒い雲が挑みだした

急に台地が暗くなって

ポツポツと雨が頬にあたり出して来る

やがてざわざわとカヤの葉や梨の枝を雨が揺らしだしたら

少年は大きな蓮の葉を傘に

脱兎のごとく

家路につく

「ただいまぁ～」

「はよう頭ふきい、ほいでスイカが冷えちょるから食べぇ～」

「今日なこんなおっきょいアユ突いたんでぇ～」

「そらおっきょいね、じぃちゃんとばぁちゃんに見せてきい」

「じぃちゃんこれ」

「たまるかそりゃおっきょいなあ」

「雨が止んだら川に蛍、見に行かんか」

「それと夕涼みするきに表にボンボンベッド出さんか」

「隣のなおクンとちいちゃんも呼んで花火もやらんとな」

「うん、それとまた河童に子供がさらわれた話してよ」

「よっしゃ、よっしゃ」

・・・

昔の夏はほのぼのとしとったな

あれからぅん十年

こんな緑も川も無い場所で

床上浸水に怯えるとは

そうや！

対策しとかにゃ

かなわん

ふぅ～～～

今日の労働が終わったな

事務仕事もメドが着いたし

明日の介護認定の資料も整理した

は～～～

しんど

わしってバイトにばかり忙しいな

今日は昼にお気に入りのラーメン屋に行ったが

行く道に近くの同業者の店の前を通るんだが

そしたらまぁ～～

昼過ぎっちゅーのに

お客が外まで溢れてるやんか

わしんとこと、どこが違うんだろ？

まっ！

システムの違いだな

器もでかい

はなから業種用に作った注文店舗

スタッフは大勢で皆、若い

経営者も若い

勢いがあるわな

お客さんは皆あっちゃへ行くわな

うちは

テナントは築３０年

助手は暇つぶしに来てる

パートさん

それに経営者はやる気の出ないおっさん

お互い商売敵ってなもんや無いな

別もんでっせ

わし、やっぱバイトに精を出そっと

一杯飲んで帰るか

仕事を終えて

いつもの如く一杯飲んでおるが

一日が長いな

この歳で肉体労働はこたえるしな

耳鳴りの件をお客様のカツさんに話したら

「あっ！それ誰にでもあるよ初老期の特徴だからすぐに慣れるよ」

これって初老期かい！

そう言や

そう言われてみると・・

２～３年前から老眼の傾向があるし

わしは肉体にだけは自信があったんやが

ただ単に体を鍛えてるだけでは

防ぎきれない

老いと言う現実からは

逃れられないのか

信長の頃は人生５０年だったしな

何だか酔うて来たぞ

仕事疲れか

一杯飲みに行って帰るか

（元気やんか！）

あの頃は若かった

今日はうちの開業記念日

２１年目だ

ようやって来れたな

まっ！

その間、同業者で潰れたとこなんて無かったし

これからどんどん潰れるんだろうが

２○歳の青年が

4○歳のおっさんになった事だけは事実だな

初々しさが失せて

ケッ！とか思う

ヒガミ根性が多くなったな

しかし

なんやかんや言うても

生きて行かにゃならん

もうひと花咲かしちゃる！

どうやってじゃ！