はやくも夏バテや
毎朝ユンケルを飲んでおるが・・おっつかん
他にスッポンと牡蛎エキスにニンニク入りのサプリ・・おっつかん
仕事は暇で毎日、昼寝に来ているみたいなもんだが
これはもう還暦と言う人生の関所なんだろうな
今日は京都の祇園祭の宵宮だな・・
今年こそ行こうと思っていたのに
前に祇園祭に行ったのは40年以上前の18歳の時
あの頃、僕は通っていた芸術系の専門学校を辞めて
改めて大学受験を受けなおすべく予備校に通いだした時だ
一緒に行ったのは専門学校で知り合った友人2人と3人で行った
一つ歳上の小林君ともう一人は忘れた
友人2人とはその日を最後に会ってない
だからあの日の祇園祭はそれぞれの道を歩みだした別れの日だった
蒸し暑い晩に鴨川からそよとした風が土手に吹き付けてきて
四条大橋の上は浴衣を着て団扇で首筋を扇ぐ老若男女が群れて
コンチキチンの鐘の音が響き渡り宵宮の炎が最高潮に達しようとしてた
小林君が言った言葉をはっきりと覚えてる
「大学を受けなおすんやて、止めとけ止めとけ!受験勉強なんてせぇへんて」
その頃、僕はパチンコに嵌っていて勉強なんてほとんどしなかった
小林君の言った通り案の定あくる年の受験は失敗した
小林君どうしてるだろう・・・
京都はほとんど毎年のように行っているけど
四条大橋の上から鴨川の土手を見下ろすと
いつもあの日の光景が浮かんでくる
うちに金曜日にいらっしゃるお客様のカツさんの話
カツさん♂は部類の猫好きでいつも猫を数匹飼っていたんだが
寄る年波に勝てず体も不自由なので半年ほど前に最後の飼い猫が死んでから
もう猫は飼わずにいた。
そうしたところ4~5日前の雨の日、自宅の玄関にノラの親子猫二匹が現れて
子猫を前に親猫がニャーニャーと玄関で泣くんだそうだ
カツさんが玄関に出ると親猫がカツさんにしきりにニャーニャーと呼びかける
カツさんが子猫を見ると何だか体が弱っているみたいで
子猫を家に入れあくる日、動物病院に連れて行ったらもう重体だったそうで
点滴や治療の甲斐も無くあくる日カツさんの家で亡くなったそうだ
親猫はカツさんが猫好きだったのを知っていて
子猫をどうにかしてほしいとカツさんに訴えるためにカツさんちに行ったんだろう
ここ何日か親猫がカツさんちの玄関で子猫をニャーニャーと呼ぶんだそうだ
カツさんは親猫を飼う訳に行けないと言っていた
カツさんはねんごろに子猫を葬ったんだと
カツさんはそのうち猫に恩返しをされるんと違うかな
わしは今、うちの庭の芝生の上にいつも糞をたれる茶虎の猫との闘い
わしの隙を突いては芝生に糞をする
芝生の上にとげとげの猫除けシートを張り巡らし
猫の嫌いな臭いのする粉をまいたり置物を置いたり
変なところで物入りといらん労力じゃ
猫は嫌いじゃ無いけどこれには参った
いつも道端で茶虎と睨みあい
ノラだと思ったらいつの間にやら首輪を着けてる
忌々しい
わしは猫の祟りに合うだろうな
倍賞千恵子さんの歌はよく朝ご飯を作りながら聞いている
倍賞さんは松竹歌劇団(SKD)出身で後、松竹映画にスカウトされて退団
SKD在籍中は先輩後輩の上下関係が厳しくて倍賞さんも随分泣かされたみたい
SKDで花形を演じ映画にもスカウトされた時、件の先輩が
「倍賞はこれからスタアになるんだね」と言ったそうだ
その通り倍賞さんはスター街道まっしぐら
SKDでトップ・・・
SKD・・・AKB・・???
トップ・・花形・・
分け分からんようになった
ただAKBは一人も知らんけど
SKDは倍賞姉妹を知っとる
SKDの勝ち!
我が郷土の直木賞作家坂東眞砂子の郷土を題材にした作品
他に宮尾登美子、山本一力さんなんかも郷土を題材にした作品を多く書いている
短編作品が5作載ってる
第一作「神祭」
高知には「おきゃく」と呼ばれる風習があって
地区の祭りの日に親戚縁者を呼んで酒にお寿司などごちそうを振舞う
僕の実家でも襖を取り払って大宴会を開いた
僕も高校生になると大人の宴会の合間に近隣の同級生を招いた
もちろん酒も飲み放題だ
京都の大学生だった姉など大学の先生やサークル仲間なんかも呼んでいたから
我が家の客間は一日中どんちゃん騒ぎだった
しかし、僕が実家を出た頃から田舎から人が消えた
若者は都会に出て年寄りだけが取り残された
いつの間にか「おきゃく」を開く家が無くなった
この「神祭」の主人公のおばあさんは野良仕事の合間に
線路の枕木を踏みながら「おきゃく」招かれて部落にやって来る
お客さん達のまぼろしをを見る
第5話「祭りの記憶」
よさこい祭りでの出来事
実はよさこい踊りはそんなに古いものじゃない
徳島の「阿波踊り」に対抗して即興的に作ったもの
僕が子供の頃の盆踊り
浴衣を着た女の子たちがカチャカチャと音のなる「鳴子」と呼ばれる
拍子木を持ってよさこい節に合わせて踊りを踊る
土佐のぅ~高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た~♪
ちなみにうちの田舎では阿波踊りも踊った
笹山通れば笹ばかり~♪イノシシ豆食ってほ~いほい♪
踊る阿呆に見る阿呆~♪
僕の脳裏に田舎の盆踊りの音と風景がセピア色に広がる
僕の記憶の盆踊りは「よさこい踊り」も「阿波踊り」よりも鳴り響いていた歌が
森昌子さんの「せんせい」なんだ
何年前やろ
ほんまにわしゃお調子もんだな
おだてられると木にも登りそう
そうするとすぐに梯子を外されるんじゃ
・・・
アベさん・・死んじゃった
レストランでスマホを見ながら若い娘さんも泣いてた
きょうびの世の中
他人を叩きすぎ
恨み言ばかり植え付けてどうするんじゃ
まだ完読していないが昨日から読み始めた
松本清張作 渡された場面
二股交際をした男は同時期に二人共妊娠させてしまい
二人に結婚をせがまれた挙句の果てに一人を殺してしまう
殺された女性は殺した男との結婚を夢見ていた
ひどい奴もおるもんや・・・
まあフェクションの世界やからな・・と思っていたら
今朝のニュースに同じような事件が本当にあったみたい
婚活パーティーで出会ったみたい
既婚者が参加すんなよ!
なんやかんや言っても女性が一人で生きて行くのは大変なんだよ
そこをだまからかして関係を結ぶなんて
昨日からデュークエイセツのフェニックスハネムーンを聴いてる
それこそ適齢期になると結婚をするのが普通な時代
結婚を夢見る時代
こんな時代もあったんだね
今年も桔梗が花を咲かせました。
小さな植木鉢で肥料もあげてないのに生命力の強さにほっこらします。
またコロナが増えて来たそですね
テレビはまた不安感を煽っていますが
もうええだろう・・
風邪並みの扱いでええやんか・・
とか思ってるのは僕だけでしょうか
ほんに今日も暑ぅ~おまんな
今日の仕事は昼までじゃ
ちんたらやっつけ仕事しとったらいつの間にか終わるわい
それにしても暑いな
昔と違ってどこにでもクーラーがあるだけまだマシかな
普通の家庭にクーラーが付いたのはいつ頃からだろう
一挙に広まった感があるんだが
昔々僕が初めて一人暮らしを始めた頃はアパートにクーラーなんて無かった
パチンコ屋とか喫茶店にはあった、だからどちらも繁盛してた
昭和55年頃か聖子ちゃんの最盛期だな
あまりの暑さに
三畳一間の角部屋で向かいに部屋も無かったから
ドアを開けっぱなしにしてパンツ一枚で寝てた
のどが渇くと水道の蛇口に口をつけて生ぬるい水を飲んだ
窓には割れたビニールの庇があって頭を斜めに倒して隙間から外を覗くと
窓の外は古いブロック塀の上に有刺鉄線をめぐらした、雑草が生えた広い空き地で
空地の向こうは阪急電車の鉄橋が見えた
空地を熱風が吹いて渇いた土を舞い上げた
アパートの裏は腐った臭いのするどぶが流れていて
アパートの玄関側は路地の突き当りで
近所の文化住宅の子供らが道路に絵を描いたりして遊んでた
一度、裏階段の手摺に布団を干していたら
風に吹かれて布団がどぶの中に落ちた
布団も無い、お金も無い、
何か食べる物が無いか探したら
流しの下の物入れから干からびた‘ケロッグ,が出て来た
干からびたケロッグを茶碗に入れて水を掛けて食べたっけ
何の話やったっけ?
暑い話か