朝、散歩をしていたら何処からか金木犀の臭いがして来た
金木犀の臭いって何故か郷愁を誘うね
遠い昔を思い出す。
高校を卒業して大阪に出た時
母と二人でアパートを探して阪急沿線のいくつかの駅に降りた
最終的に宝塚線の庄内か京都線の総持寺のどちらもボロだったけどアパートにするか
結局総持寺のアパートを選んだ
19歳の時、その総持寺での出会いから現在の職業に就きこの土地で暮らしている訳だけど
あの時、庄内に住んでいたら今頃どんな暮らしをしていただろう?
現状より良いとも悪いとも分からないけど
やはり東京に上京していただろうか?
あのままずっと大阪に暮らしていただろうか
それとも他所の土地に移っただろうか?
そんな事をあれこれ考えながら今朝散歩を続けた
いつも最終的な答えが
どこかのお金持ちのお婿さんに収まっていたら良かった
と思うんだ
雨上がりの朝、お宮の裏の茂みの中に真っ白でけっこう大きなきのこを見つけました
今日は久しぶりのお天気なのに用事で自宅から動けないんです。
・・・と言う訳で
坂東眞砂子の本を一日読んでいました
ほんまに坂東眞砂子って天才だな
癌を患って50代半ばで死んでしまったけれど
坂東の作品で東京の話って珍しいんだけど
まるで坂東自体が長年住んでいたがごとく巣鴨や池袋周辺を克明に描いている
(住んでたのかな?)
物語の終盤になって・・
ああこう言う事かと話は終わってしまう
だけど現在進行形の話と過去の話のやりとりは絶妙で一気に読んでしまいたくなる
ワクワク感が満載なんだ
僕としては映画化された死国なんかより坂東の他の作品で数段おもしろく
且つ怖い作品がいっぱいあるような気がする
この作品で恋愛小説を対象にした文学賞を貰っている
同じ年には直木賞も貰っている
ホラーと子猫殺しだけで有名じゃなく立派な文学作品を書いておられる
マスコミの記事を読んだら
アベさんの国葬に賛成38%反対が56%と出ていたけど
絶対に嘘だね!
ほとんどの人はそんな明確な意思表示なんて持っていない
ほとんどの人はどっちでもいい人達で
どちらかと言っても賛成反対なんて考えていないんだよ
ただ反対の意見を持ってる人達のアピール度が強くて反対意見が目立ってる
人間感情として被害者意識が強くって加害者意識が弱いと言う状況なんだよ
プンプン!
わしもどっちでもええ
それにしてもアベさん赤の他人に殺されたのに
死んでも叩かれて
かわいそう
今朝も4時頃からウォーキングに出かけました。
この道は24歳の頃から歩いています。
その頃は軽やかに走っていましたが、今はとても走れません
昔、この散歩道の途中に栗畑があって
腰の曲がった高齢のお婆さんが一生懸命に下草を刈っていました。
お婆さんは栗が落ちるのを楽しみにしていたんですが
いつも夜中に栗泥棒に奇麗に盗まれるんです。
お婆さんはとっくの昔に死んじゃって
今では道端にまで転がってきた栗の実を誰も見向きもしません
また理不尽な理由で請求書が返された
この仕事も変わりたいんだけど
20歳の時からこの業界しか知らない
これでも僕が高校生の頃なんて憧れの仕事だったんだよ
今じゃ狸の泥船だな
ふぅ~~
他の仕事に就いていたら今頃どんな暮らしをしていただろう
ダンボール集めか缶拾い
釜ヶ崎のドヤでゴホゴホと咳をしながらナマポ暮らしか
たぶんロクなもんにはなって無いな
まあまだ今の方がマシかな
どっちにしろ
独立した商売に一度は手を出してるな
何屋は知らんけど
でも九分九厘は潰してる
根が怠け者だから
玉岡かおるさん作の三部作
播州播磨の大地主の家で生まれた長女柚喜、妹、それに従妹の娘
同じおんな紋を引き継ぐ女たちの明治大正昭和の波乱万丈の人生
三者三様もう・・これでもかっ!・・
てなぐらい不幸な出来事が続く
それにしても、もうちょっとハッピーエンドがほしいんだけど
正反対な結末なんだな
話は違うけど
きょうび田舎の二束三文の土地持ちはなんともならんけど
都会や都市の立地条件の良い土地持ちはやっぱり最強だな
うちのお客さんは何人もファミレスやスーパーのオーナーだけど
(いわゆる建てて貸す)
税金だけ心配しとったらええんやもんな
羨ましい
高知県出身だからかどうか分からないがミョウガ好きだ
ほぼ冷蔵庫に欠かした事が無い
自宅でも庭に幾らか植えてあるがとてもそれぐらいじゃ賄いきれない
必然スーパーで買うようになるんだけど、だいたいパックに3本入っている
いつも1パックで98円から128円くらい
128円の日は
(やめとこかな・・)と思うんだけど
昨日、スーパーに寄ったら1パック200円!
誰が3本200円のミョウガを買うんだろう
ミョウガ好きのわしが買わないんだから
金に糸目を付けないお大臣ぐらいしか買えへんだろう
ほんま最近、物が高いわ
さんまなんか一尾200円だけどめざし位の大きさやで
ちっちゃい、ちっちゃい
肉は高いし
もう貧乏人は食うもんあらへんやんか
栗を貰って帰ったら女房が
「こんな邪魔くさいもん貰ってくんな!」
と怒りよるし
ぶつぶつ・・
この間、お客さんに地元の有名な寿司屋を紹介した
えらい高い寿司屋なんで僕自身はもう何年も行っていない
このお客さんは食通なんだけど東京の店しか知らないそうだ
親子3人でその寿司屋に行って来たそうだ
どうでした?
と聞いたら
「旨かったよ」
幾らかかりました?・・
「11万だったかな」
わし最近寿司って言ったら、くら寿司かはま寿司なんだけど
それも3皿食べて素うどん込みで500円ほどなんだけど
今、日本はだんだん2極化して来てるな
地主と小作の時代に戻るんとちゃうか
これは今朝の明け方にスマホで撮ったお月さんですが
おとといの晩にベッドで寝ていてふと今晩が十五夜なのを思い出して
枕もとの窓を開けると頭の上にお月さんが輝いていた
微睡ながら考えてみると月を愛でるなんて事はここ最近無かったなと
昔々小さい頃、母が十五夜には縁側に団子を作ってススキを飾ったのを思い出した
浜辺に近い田舎の静かな秋の晩、虫の音と潮騒の音がしていた
自宅から職場まで徒歩で2~3分
たまに夜中の2時3時に来て事務仕事なんかをやったりする
今朝も夜中の2時に来た、丑三つ時だ
さすがにちょっと薄気味悪い
そうしたらプルルル~♪プルルル
おお!びっくりした
(電話や・・何の電話やろ)
(人もおらんようなこんな夜中の仕事場に)
おそるおそる受話器を取って見ると
「〇〇ちゃん」
「ああ、お母ちゃん」
(あの世から電話や)
「元気にしちょるかい?」
「まあなんとかやりよる」
「お前も、もう商売も左前なんやからもうこっちに来い」
「ちょっと未練があってまだそっちに行かれへんわ」
「ふふふ・・・」
(急に電話の向こうが低音の薄気味悪い声に変わった)
「ふふ・・お前が死んで行くところはお母ちゃんのところや無い」
「お前の行くところは地獄じゃ!」
「ええっ!」
・・・
ここで目が覚めた