今年の連休は田舎に帰ってみようかと思っている
何年ぶりだろうか・・・
人生のいろんな区切りの中に帰省があった
特に先の見えなかった18~9の頃、大阪からの帰省
その頃は神戸から夜、船で帰っていた
神戸港は宝石を散りばめたような夜景が輝き見る者を圧倒した
そんな輝きの中で乗船を待つちっぽけな自分がいた
どす暗い海面と静かな波音
遠くから自分に呼びかけるような汽笛の音
人生のスタートラインでつまづいていた
今年の連休は田舎に帰ってみようかと思っている
何年ぶりだろうか・・・
人生のいろんな区切りの中に帰省があった
特に先の見えなかった18~9の頃、大阪からの帰省
その頃は神戸から夜、船で帰っていた
神戸港は宝石を散りばめたような夜景が輝き見る者を圧倒した
そんな輝きの中で乗船を待つちっぽけな自分がいた
どす暗い海面と静かな波音
遠くから自分に呼びかけるような汽笛の音
人生のスタートラインでつまづいていた
青い海に遠浅の白い砂浜が広がり
太平洋から打ち寄せられた小波は桜貝の絨毯を運んで来る
毎晩、ざわめく波音を子守唄のように聞きながら深い眠りに付いた
緑深い山々は春になるといっせいに白い山桜の花を咲かし
我が家から見上げるとまるで桃源郷の風景を垣間見る事が出来た
風光明媚な自然だけが取柄だ
腹へった・・・
たまには旨い魚の煮付けでも食べてみたい
カサゴとかオコゼの姿煮・・・
悲しいかな我が家のおかずのメニューにはそう言うものは無い
かと言ってお店で食べるにゃ懐が寂しい・・・
疲れた・・・
別に繁盛したわけじゃないけど
疲れた・・・
午前中にどなたかが
うんこ漏らした
誰じゃ!
お昼に愛想いいお気に入りのウエイトレス・・(今何と言う呼び方やろ)さんがいる
ファミレス行ったらえらい混んどった
仕方無いんで近所の中華屋に入ったら
不細工で無愛想なおなごが料理を運んで来た
どうでもええけど
銭貰う時
両手出して
人の顔見ながら銭とれよ
ぶつぶつ・・・
もう帰ろぅっと
今年に入って収入は失業保険給付金並み
生かさず殺さず状態
ここんところ新しいお客様が見えているが
古いお客様に去られている
やはりムリして人を入れてスムーズな仕事の流れを作るべきか・・
この間、採用したうそつき小僧はあれっきり音沙汰なしだし
パートさんと違って技術者を入れるにゃ金がかかる
雇ってお客様が増えりゃええが現状維持だと・・・
うぅむぅうう~~~
しかし難儀な世の中じゃ
現状に甘んじていると遅かれ早かれ必ず破綻する
しかし何をどうすりゃええんやろ
また今日も失敗した・・
僕はお調子者だから少しいい気になって口走った事が知らない内に相手を傷つけたりする
特に大阪からやって来た数年は良くあった
関西では軽く流される事がこちらでは重くのしかかる事がある
関西人の口の軽さに責任転嫁するわけじゃ無いが・・
仕事でも失敗をやらかした・・
勉強不足を痛感した。
勉強しなきゃ
・・・
勉強嫌いなんやけど
今日は初めての認定審査会だった
勉強して行って良かった
なんとか無難に終わらせた
机の名札にひろ造先生と書いてあった・・・
初めて介護保険制度と言うものが創設された時
まだいろんな事が手探り状態で
たびたびディスカッションが開かれた
初めて司会を仰せつかった事があった
演題は医療と福祉の融合とかなんとかだった
聴衆は立派な職業の方ばかりだった・・・
司会の僕は内心大笑いしていた。
(わはは!なんで‘あほんだら,のわしがこんなところにおるんじゃ)
(医療に福祉ぃ~・・・わはは!わしゃアル中でパチンコ依存症なんやけど)
(こんな立派な方々を前に・・・わしゃ大阪で野垂れ死にになるはずやったんやけど)
この街に初めて来た時も・・
わしゃどうせ何やってもあかんのやから、たぶん仕事もすぐクビになるわ
・・・とか思った。
普通の人が送る普通の暮らしの中で
普通の暮らしを送っている僕は
普通の人が不平不満を感じる普通の暮らしが
なんとわしゃ運がええんじゃ
とか思う
もうかれこれ四半世紀前に大阪から東京に出てきた。
学校で紹介されたボロアパートは代官山にあって渋谷の駅まで徒歩10分足らずの好立地だった
僕は陽もささない一階だったが同じ学校の新入生の女の子が入った二階の部屋からはビキニスタイルで日光浴する外人スチュワーデスが見えた
隣の大きな敷地には塀で囲まれた外国航空会社の寮があって
アパートはアメリカンスタイルの芝生が植えられた寮の庭に面していた
風呂なしキッチンなし共同トイレ四畳半の純日本風アパートの隣にリトルアメリカがあった
数分歩くと旧山の手通りで通称大使館通り呼ばれ
おしゃれなブティックや外国の大使館が街路樹の植えられた広い通りに面して建っていた。
少し通りを歩くと西郷山公園と呼ばれる目黒を見下ろす小高い公園があって
トレンディドラマのロケがよく行われていて
夕暮れの公園で僕は習いたてのキーボードを弾き、傍らには大家の飼うゴールデンレトルリバーのキッズがしゃがんでいた
夕焼け色に染まった太陽が眼下のビル群を照らし、ちょっとしたセレブ気分を味わっていた。
うどんの匂い漂う小さな路地がくにゃくにゃ曲がった大阪から
いきなり現在でも東京の住んでみたい街ベスト3に入る代官山での暮らしが始まった
今日は近くの中学校の入学式だった
真新しい学生服とセーラー服に身を包み彼らの新しい生活が始まった
卒業式はよく歌に唄われるが入学式の歌ってそんなに無いような・・・
1年生になったっらぁ~♪1年生になったっらぁ~♪
ともだち100人出来るかぁな~♪
全校生徒3人ぐらいの分校だったらムリやろな・・・
僕はおおぜいの中にいるより孤独が好きだった
いつも自分だけの世界を作っていた。
友達と遊ぶより野山や海で過ごす方が好きだった
町民総出で繰り広げられる運動会なんかも
山の上の木に登ってそっと木陰から見下ろすような少年だった
しかしそれが真の自分の性格かと言うと
そうでも無かったような気がする
内面に秘めた行動的な面もあったはずだ
今思えば
周りの環境が悪すぎた
閉鎖的な環境は精神を萎縮させる
それが証拠に環境が変わるたびに少しずつ軌道修正してきた
自分でも行動力はある方だと思う
しかし用として屈折した精神がその行動力の妨げになる
僕の精神が屈折したのはたぶんこの頃に作られたんじゃ無いだろうか
三つ子の魂なんとかと言うが
一度植えつけられたトラウマはなかなか消し去る事が出来ない
今、新たなスタートを切り無限の可能性を秘めた彼ら
これからいきいきと幹を伸ばし青い枝を広げる
社会はけっして新芽のまま萎縮させるような事があってはならない
昨日、朝起きると何やら耳の奥がガサゴソと音がする。
少し閉塞感もある
飯食っててもガサゴソと音が気にかかる
仕事をしていてお客さんにこの話をしたら・・・
「あっ!そりゃ風邪ひいたんだよ」
・・・って言いよる
(そう言ゃ~2~3日前のお客さんゲホゲホしとったなぁ~)
・・・
そう思った途端・・・
悪寒が走って、なんや体がだるぅなってきた
なんだか微熱もありそうな・・
(あかん、こりゃインフルエンザにかかった、家に子供の残したタミフルあったかいなぁ~)
それからインフルエンザモードで仕事をこなした
ユンケル2本飲んでようやく仕事をやり遂げた
(あかん、明日からきっと熱出る)
昨日は早くに寝て
今朝を迎えた
起きたら体がだるいとか熱が出るとか無かった
なんやインフルエンザちゃうかったんやなぁ~
だけど耳がガサゴソ音すんのは治ってなかった
今朝、職場でお客さんにこの話をしたら・・・
「そりゃめまいを起こす前触れだよ」
・・・って言いよる
それ聞いた途端
なんだか急に体がフラフラして来た
めまいかな・・
こりゃあかん思うて
午前中、仕事を早く切り上げて耳鼻科に行ってきた
今の時期の耳鼻科は混んでる
(うちとえらい違いやな)
1時間ほど待たされて僕の番が近づいてきた
その医院は前の患者さんと先生の会話の内容が聞こえる
前の患者さんはけっこう難しい病気みたい
わしゃいったいなんの病気じゃろうか
僕の順番が来た
「先生、耳ん中がゴソゴソするんですぅ~」
先生が内視鏡で耳の中を覗いた
・・・
「あっ鼓膜に耳アカがひかっかてるからとっときますね」
あっと言う間に耳アカとって貰うたら音が止んだ
・・・
あの悪寒やめまいはどないしたんだろう・・
わしゃ暗示にかかりやすいタイプかも知れん
新規のお客様がまったくと言っていいほど見えない
ほとんどのお客様が過去にお見えになった方ばかりだ
新しい方が見えないと現状を維持する事が困難だ
最近、僕らの仕事の内容がようわからん人が多いみたいだ
自分でもようわからんようになってきた
現状を打破するにはどうしたらいいか・・・
仕事を知って貰って尚且つ・・・
自分の顔を売る
僕は根っからのひきこもり体質で
こう言う事は一番ニガテだ
だけれど
どうのこうの言うてる場合や無い
とりあえず今日は一件行ってきた
新しく出来たグループホームだ
「ボランティアも引き受けますぅ~」
「よろしくお願いいたしますぅ~」
・・・
恥ずかしいけどしょうがない
わけのわからんプライドは捨てた