春の叙勲が行われるみたいだけど
殆どの人間は・・
他人事だ
中には
（頑張って来た人に対するお褒めであってええこっちゃないか）
と思われるだろう
僕もそう思う
僕みたいな怠惰な下々のもんが国から貰えるのは
交通違反の反則切符ぐらいだ
でもだよ勲章を貰える方々の仕事って貧乏人とは別世界な人が多いやんか
歌舞伎や人形浄瑠璃、絵画、能、はたまたテニスにゴルフ
普通の貧乏人には一生お目にかかる事も無ければ
テニスやゴルフを興じることも無い人間がほとんどだ
貧乏人には関係ない文化を維持し発展さす人間が国にとって大事な事は重々分かるよ
でも歌舞伎を見に行ってゴルフに興じる人間って特権階級だよ
田舎で田圃を耕しながらたまに歌舞伎を見に行ったりゴルフをしたりする人はあんまりおらんわな
それも普通の生まれが将来叙勲に結び付く家の出の人とも違う
下賤な生まれで頭も悪い芸術の才も全く無い人間に叙勲なんてまったく異次元なんだよ
でも文化功労者にはちゃんと年金が出る
税金もかからない年金が年額３５０万円
ずっと貧乏自営業の僕の貰える年金額は年額８０万円
貯金も無いしこれで老後をどないして暮らすんじゃ
（そりゃ自分のせいだろう・・）
とか思われる人がいるだろうけど
最近は収入が少なすぎてそんなに払ってないけど
トータルたぶん同い年の連中よりずっと税金をようけ払ってる
うちの長年の税理士って税務署あがりで不正にはうるさかったから
一生懸命税金払って
その税金が他人様のそれも元々お金持ちの年金になって
わしなんて倒れて半身不随になっても働かなきゃ生きて行けない
誰がわしの老後の面倒を見てくれるかいな
うっうう～～
今朝のニュースで指の先が切断された配達員の話題をやっていた
昔、勤めていたところが形成外科で有名な病院で
リハビリの患者さんも必然、形成外科術後の方が多かった
昔は印刷会社などの工場機械の安全管理や安全装置が現在ほど進んで無くて
機械に指を挟んで切断される方が多かった
中には2回目３回目、はたまた８本の指を一度に切断された方も数名いた
手の指が足らなくなって足の指を切って手の指に繋いだ方もいた
繋がったからと言って前と同じように関節が動くかと言うと動かないよね
その頃、住んでいたアパートの隣に平屋の借家があって父子家庭の親子が住んでいた
お父さんが僕のリハビリの患者さんだったので仲良くなって
その頃、小学生のキヨシ（仮名）と言う息子とも親しかった
キヨシはかわいい子だったけれど、頭は悪かった中学生の頃からグレだして
一度なんか僕の当直の晩に盗んだオートバイで事故を起こして病院に運ばれてきて
事情聴取に来たおまわりさんに
「またおまえか！昼間万引きで捕まえたばかりじゃないか！」
とか言われていた
キヨシは中学を出てからふらふらしていたけど案の定‘やくざ，の世界に入った
それからしばらく家で見かけなかったけど何年かして病院でみつけた
まだ病院の診療時間内で青い顔をして兄貴分らしい付き添いが付いていた
見かけた僕が
「キヨシどうしたんだ」と聞くと
「指・・詰めたんです」
「ええっ！」
「それで詰めた指・・どうしたんだ？」
「ズボンのポケットに入ってます」
「そらあかん！形成の先生に頼んでやるから早く繋げんと」
キヨシが振り返って兄貴分の顔をみたら兄貴分の付き添いが顔を左右に振った
キヨシが組を抜けたいと言ったら指を詰めさせられたみたい
昔は仕事でも組抜け？でも指を無くす人がけっこういたけど
現在はあんまり聞かないな
指詰めて貰うより看板代払うてもろた方がええもんな
ようやく神社の手水舎に柄杓が戻って来ました。
昨日まではコロナ感染防止の為、流水でしたが何だか風情が無くて・・
毎朝のようにここで手を清めるんです。手は綺麗になるんですが
腐った魂はなかなか清らかになりません
昨日はどうせ暇な店を閉めて久しぶりに三浦半島を訪ねました。
小網代の森 が最高に良いね
静寂の中、鳥のさえずりがうるさいくらい
昨日は初めてリスに出会いました
三崎港でマグロならぬ地物のネタで寿司食って帰って来たけど
やっぱりマグロにすりゃ良かった
